テーブル物件のゆくえ

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     午前11時に訪れしアイ嬢とY氏。嬢は常連氏は初対面だったけど

    そんなこたぁ関係ない。話の接ぎ穂は途切れることなく続き長丁場に

    なる予感は充分。およそ8時間の長談義は久々の快事ではあった。

    腹が減り弁当を買いに行ったのと入れ替わりさらに卒業生O君が参入。

    アイ嬢が去り、Y氏が去ったのち、残ったO君が帰ったのが午後10時、

    まるで辞めた専門学校での作品指導のようだなと思ったんだわさ。

     

     過日の作品展が終わり、コロナ禍で来店ならずの方々にテーブルの

    詳細をば誌上?報告してみようかなと・・・・・・・・・・。

     まずはデカイほう。周囲は6枚の板を継ぎ合せ、真ん中にベニヤの

    蓋が収まり、中央に小さな埋め込み取っ手。

     この場合中央のベニヤと周囲の板との段差が真っ先な問題だ。

    ベニヤは反るし周囲のドーナツ型の板だって真っ平らではないから。

    ドーナツ型の歪みはどうしようもないが、せめてベニヤだけでも

    反りを調整できるようにしたい

     埋め込み取っ手で持ち上げて

     裏はこうなっとるんだ。中央にオッパイ型の突起、両側にネジが、

    グイ〜と曲げた棒で反りどめにしようって魂胆

     果たしてこれがうまく役立つかどうか、今後に待たなければならぬ

     蓋を開ければこんな感じ。最初は元祖ソーイングテーブルを模して

    糸や紐なんかを小籠に入れてみたが、来店されたH氏に「裁縫の適否」

    を指摘され、同感満載の私はすばやく入れ替えたワケだ。

     

     籠に何を入れるか?は当初から大きな問題だった。入れるものに

    よって中の仕切り、棚、フック、宙づり、置き、重ねる、放り込む、

    畳む、などの選択肢が考えられる。枠となる籠に従うことは当然と

    しても中の様子は入れるものによって異なるのも当たり前だ。結局、

    そこが曖昧だったから籠の中も曖昧になり、一応完成とはいうものの

    なんだかモヤモヤした感じが残るテーブルとなってしまった。

     中に何を入れるかはともかくも棚板を支える構造はこれに間違い

    はない

     

     竹を反らせる構造も妥当、上に木片を挟むのも無理はない。

    問題は下部、支える竹と籠を固定する針金だ。私のアイデアと

    技術では今のところこれが限界点だ。

     テーブル上面から落としこまれる竹籠、籠ふちの厚さと板の厚さには

    違いがあり、テーブル下面からさらに1僂曚符討鮗ける支えを下げ

    なければならない。1僂龍眤葦濺部品はネジの永井で購入。

     脚とテーブル天板は8丱椒襯箸世韻埜把蠅垢襦5咾坊蠅魍け片方が

    木ネジ片方が8丱椒襯箸鬚佑弦んで、天板下面に8佶笋畊みナット

     脚端は真鍮キャスター。多少揺れるけど強度に問題はない、だろう?

     

     ちんこいテーブルは、て〜と

     誰もが下の円形ホニャララを聞いてくる。上の籠はおおよその

    使い方の見当はつくけど下はサッパリわからない。それもそのはず

    私だってわからないんだから。家具に使い方が優先されることは

    わかってるけど、たまにゃ使い方がわからない家具があっても面白い

    んじゃないか。ただそれだけの思いで作ってみただけのこと。

     

     当たり前だけど、籠は回転して何かを入れる

     籠を支えるY字部品。以前作ってあったブナ材。取り付けは

    ステン枠に開けられた小穴を利用して小ネジ止め。

     真鍮の部品、元はアジャスター。二個しかないので使い道に迷って

    幾星霜、ここで使うしかない!

     天板と脚は凸凹+ボンドで密着固定、それをさらに固定するために

    4本ネジで締め上げる。真鍮丸はそれを隠すため。狭い場所に三密

    状態で加工をしなければならず、この作業がこの作品の山場だった。

     

     回転軸は真鍮の蝶番

     反対側

     回転した裏はこう。小さな木片に蝶番を埋め込む加工はけっこうな

    厄介ごとでね。脚とはめ合わせるので位置合わせは慎重になる。

    さらに閉じたとき天板とうまく合わなくちゃならない。動きがあると

    むずかしいことはわかってるけど、やっぱり気を使ったときたもんだ。

     疑問難問オブジェクションの奇妙なサークル。天板は円形、地板は

    角形は最初っから決まっていた。天板の下に籠をつけるのも決定済み。

    最後に残ったのがココでね。なんにもなくてもいいんだけど、ちょい

    味気ない。冷蔵庫の残り物で料理するがごとく在庫の棚を探して、

    目についたのが真鍮棒。単なる丸棒ではなく、周囲に溝が切ってある。

     

     長い眠りから覚めて、いよいよ出番! ここで使わなけりゃ今後使う

    チャンスはない。ってことで円形に12本、チョイと斜めに差し込んだ

    ワケ。んでね、棒の先端がそのまんまじゃマズイよな、丸い木を入手、

    穴を開けてグィ。

     

     さてと、一息ついて行く末だ。勝手に思うがままに作ったテーブル

    かなりの好き者じゃなければお買い上げには程遠い。狭い店には

    置いとけない、次の催事もあるしな。ってことで、大は地下へ小は

    私のベッドサイドに仮安置されるだろう。それっきゃないんだわさ。

     

    喫茶店店主ってのも満更ではない・・・・・・な、店主でした。

     

     


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