おやおや・・・渡欧日記

0
      前回、これが最後の最終便なんて書いたけど。カメラに収められている画像を調べたらあ
    るんですよ、これが、ずいぶんとね、残っていたんだ。捨てるわけにもゆかないし、慌てて
    追記となった次第。なんたってすでに随分と忘れてますから。思い出し出しせにゃならん。

     朝食は泊めてもらった家でごちそうになったけど、夕食はほとんどが外食。いろんなとこ
    に行きましたわい。盛りつけや食器は素朴だけど、おしなべて美味。画像に残っているのは
    この一軒のみ。場所は、ザルツブルグ。モーツァルトの聖地です。もうだいぶ暗くなってき
    てからレストラン探索が始まりました。

     広場の照明はこの通り。いかにもって感じで、今にもゲシュタポが出て来てもおかしくあ
    りません。第二次大戦で占領されていた頃もきっとこのようだったのでしょう。ちょっと恐
    し、一人ではとてもじゃないけど歩ける雰囲気ではない。
     歩いて歩いて・・・・・断られてはまた歩き
     出くわす扉もなにやら不気味

     ようやく一軒のレストランに空席発見。入口から見上げれば見事な階段。それにしても広
    い。天井も高い。


    階段の手すりもこのように。滑り台で遊ばぬようにということ? このポッチは

    階段踊り場の手すり。うーむ、見事ですなァ。ヨーロッパの金属加工の伝統ここにあり。

    外は暗いけど中じゃ煌煌と明るく、なんとバンド演奏付き。ウレシイな〜、楽しいなァ。手
    が触れんばかりの間近で演奏する音楽を聴きながらの食事はまったく酒池肉林の趣き

     バンドは三人。ある時は高くある時は低く、ゆるやかだったり早足だったり三人の息も
    ピッタリで食事なんかどーでもいい店主。まさにご満悦でビールを飲みまくる。注意してい
    ただきたいのは手前のギタリストのグラス。名前は忘れたけど、中目黒のバランチェッタで
    も供されるお酒でなかり強い。ワインとかビールじゃないんだ。宛行扶持(あてがいぶち)
    ではなく演奏者にもオーダー取るの?

     やっぱりね。ウェイターがちゃんとオーダーを聞いてます。ウーム、なんと素晴らしい。
    演奏者の飲酒はもちろんのこと、お酒の指定も出来るんかいな。酒を飲んで演奏がまずくな
    るなんてことはない! なんという店と演奏者の信頼関係か。こうでなきゃいけませんよ。
    お客さんもそんなことは当たり前の風景で、時に聴き時に歌い時に写真を撮り。と、音楽を
    聴きながら食事をとることがしっかりと根付いていることがアリアリと理解出来ます。自然
    に楽しむ術をご存知で、文化の厚みが実感できたひとときでした。

     さらに
     秀逸優秀なウェイター発見!!! どーです、この靴下のユルミ具合は。アタシャ感心し
    ましたぞ。まったく。いかにも田舎の素朴な感じが出てるじゃあ〜りませんか。間違いなく
    意図的、ある考えのもとでの衣装であることは疑いようもない。

     しかも太っとる!! しかもエ〜加減なメガネ。なにやら髪型もね。いーじゃありません
    か。一目見たその時からすっかりファンになってしまったアッシはなんでもかんでも良く見える。

     ハイ! これが全身。いーでしょ。お腹の出っ張り具合なんか絶品でっせ。この仕事のた
    めに痩せちゃいけない。必死な体調管理・・・・・・そんなことないか。でも、そう思わせ
    る雰囲気が充満してます。
     あまりにも素晴らしかったんで、支払い後にチップをあげて「アンタはエライ!!」と賛
    辞を述べちまいました。そしたら、喜んでたなァ〜。握手したりして。愛嬌もたっぷりだし
    ユーモアもあるし、きっとモテルんだろうな〜なんてついつい思っちゃったりして。

     さて、お金も払ったし(決して高くはない、大人一人3000円程度だった気がする)帰ん
    べーかと出口に向かったら、なんと隣室があって、そこじゃもっと広くってもっと大人数の
    演奏が今や盛りの大盛況。驚くことに、一つのフロアに大きな二軒のレストランがあり、そ
    れぞれで食べて飲んで音楽も楽しめる。いや〜、参りました。
     デカイっしょ。雰囲気も違うしね。ステージもありますからね。

     いや〜こちらも聴きたかったな〜。管楽器とアコーディオンは総勢6名。朗々と響く音楽
    が耳に残っています。エ〜ナ〜まったく。音楽好きにとっちゃこたえられない!! また行
    きたい場所No.1 友人曰く「ここは元教会だったから、部屋が広いし天井も高いの」。な
    るほどね。建物もホンモノなんだ。

     でもって来た時と同じような不気味な街中を駐車してある場所まで歩いて帰りました。
    とさ

    音楽の愉しみ方を熟知してることに感動・・・・・・・・・の、店主でした。


    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    書いた記事数:618 最後に更新した日:2020/06/30

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM