やはり失敗したのだ!

0
      息子に頼まれたまんまほったらかしになっていた小テーブルを作ったのだ。彼の部屋は
    ごっつ狭いからそんなテーブル何に使うのかいって思って尋ねたら。英検勉強の時に使うん
    だと。なんせ6畳にベッドがドカン、でもってTVやら壁面棚(これもアッシが作った)が
    あってテーブルなんか置けるわけがない。だけど、勉強の時だけの軽くてちっちゃな折り畳
    みができる軽便な(同義語連発じゃんか)テーブルが欲しいってわけなんだ。彼の勤務先で
    は英語検定何級とかいう資格が求められてるんだそうな。いあや、大変ですのう。
     テーブルの広さは40センチ×60センチというミニサイズ。ホームセンターで売ってる折り
    畳み脚なんか使えるわけはない。甲板が小さいから長い脚がはみ出しちゃう。これじゃまる
    で蟹のようでみっともないことこの上もない。かといって既製の脚は高価だし重いし。って
    ことで脚も作ることにしたんだけど、問題は脚と板の接合方法。これがどうにも無理そうな
    ので、これが延び延びになってた大きな理由なんです。金具の取り付けに失敗の予感満載で
    スタート
     ホームセンターで購入したSPFなる建築材。所定のサイズに切断して。ま、ここまでは軽い
    んだ
     センターを出して。ここに金具取り付け用の穴を開けなければならない!
     金具すなわちこんなボルト。これを脚に取り付けようって魂胆。上のが売ってるそのま
    ま、下のはボルトのネジ部分をグリグリ回すためのダブルナット(二個のナットを重ねて取
    り付ければ頭がない単なるボルトネジでもスパナで回す事ができる)を取り付けたところ。
    当たり前だけど、上のボルトだけじゃ回して固定することなんかできないもんね。問題なの
    は、これを取り付けるための穴開け。長い棒の切り口に穴をあける事はきわめての困難事。
    なんせ、日本の卓上ドリルは垂直方向にしか穴は開けられませんから。今回の棒のような長
    い材には切り口に垂直に穴はあきません。水平用の卓上ドリルなら開くんです。どうも、日
    本では水平に穴が開けられる卓上ドリルはないみたいで、こういう場合とても困るわけで
    す。
     しばし考えた店主。こんなような治具(作るための道具)を作ってみました。
     ふつうは台の上で使うバイス(別名、万力:まんりき)を垂直に固定し、それに脚を固定
    してと思ってはいるけど、うまくゆく自信はまったくなく。でも進めなくちゃならない心境
    はかなり心細い。
     最後はハンドドリルで穴開けるんだけど、ハンドドリルでは垂直まっすぐに固定出来ない
    から、少しでも垂直になるようにとこんな治具を作ってみたわけ。左側に開ける穴と同じサ
    イズの穴を開け、これをガイドにすればいいんじゃないかとは浅はかな。わかっちゃいるけ
    ど、これ以上のアイデアが出ないんだからしかたない。
     固定された脚に、さらに治具を固定し、上からドリルで穴開ける。肝心のドリル本体がフ
    ラフラしています。頼りないなぁ。失敗(まっすぐ穴が開かないこと)の予感は膨れ上が
    る。でも進まなければならないのだ。
     こうやってオープンレンチで回しながらネジ込んでゆきます。その際にもボルトが傾いた
    まま捩じ込まれそうになり・・・・・・不安は陰茎のように勃起する。どう考えたって真っ
    すぐに固定できないでしょう。わかっちゃいるけどやめられない。
     まずは、捩じ込み完了。ボルトだけが頭を出しているんだけど、これが果たして脚にまっ
    すぐ埋められ固定されているのかどうかわからない。ボルトの出っ張りが短いので確かめよ
    うもないし、たとえ確かめられたとしても直しようもない。すでに入っちゃってますから
    ね。まるでアルペンスキーの滑降競技のような一発勝負なんですわ。穴がまっすぐ開いてい
    るのか、さらにボルトの捩じ込みがまっすぐなされているのか、二重の関門をくぐり抜けて
    いるかどうかは、板に取り付けてみないとわかりません。
     ボルトが取り付けられる板にはこんなように埋め込みナットが捩じ込まれている。この
    ナットに脚のボルトをクルクル回して固定しようって算段。実は、このナットも、下穴は垂
    直に開けられるけど、ナットそのものを捩じ込んで固定する時に傾きながらグリグリと捩じ
    込んでしまう雰囲気がスパナを伝って私の手が感じるのです。これは怖いですよ。ちっちゃ
    な恐怖だけど、これも一発勝負だから後には引けません。覗き込んで様子をみながら慎重な
    作業に心がけてはいるけどはなはだ心もとないのでアリマス。
     そんな不安をよそに出来ちゃったんです、子供が!。じゃなくてテーブルが。一見ちゃん
    としてるように見える。けど、脚は曲がっています。どうやら、うまくいったのは2本だ
    け。クルクル回している途中で脚の先っぽはあっちゃこっちゃ大きく回りながら捩じ込まれ
    てゆく。悲しいのう、切ないのう。しかし、今となっちゃどうすることもできない。案ずる
    より生むが易し、ではなく、案の定こうなっちまった。
     塗装は油性ウレタン三回塗り。そこそこきれいな仕上がり。でもね、出来上がったものの
    全体が軽いからフワフワして安定感はないし、脚が曲がってるし、なんだかな〜・・で。
    どんな小さな仕事だってうまく行かないってのは気持ちが悪いもんです。こんな店主だって
    いささかの矜持はありますからね。こんな出来でも、果たして息子は気に入ってくれるんだ
    ろうか? 
    まったくもって、気が晴れない・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031     
    << August 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    書いた記事数:621 最後に更新した日:2020/08/09

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM