バランチェッタなんだわさ

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     梅雨明けの東京は大田区下丸子、一気に夏の到来。地下は涼しいけど、地上に顔を
    出すと蒸し暑い大気が充満。夏は好きだった。だったけど今じゃカンベンしてくれの
    ココロ。そんな暑さの中、いよいよ中目黒のレストラン「バランチェッタ」外壁工事
    が始まりそう、ってことで準備作業で学校の工房へ馳せ参じる。
     高さ2m間口7mほどの外壁を古材で覆う。一応、図面は描いたものの実際に置いて
    みないと感じがつかめない。こんな広い場所は学校しかないんだ。


     夏休み突入だけど教室は開いている。涼しい地下の工房で図面片手に打ち合わせの
    美嬢ふたり。今回の工事は彼女らがメインスタッフとなる。


     テープで床に原寸を描き図面通りに古材を置いてゆく。最初は大きな部材を置く
    だけだから楽なもん

     さて、いよいよ一枚の部材を切断しなければならない事態に。図面を描いたとは
    いうもののいたってイイカゲン。即断即決、彼女らの適切な判断が欠かせませぬ。

     最後の一面で思案投げ首のR嬢。部材が足りないからね、なんとかしないと壁の
    下地が出てきちゃう。

     こっちは隙き間を古材の棒で埋める。大きな板を置き、次第に小さな板で、最後は
    棒で、という次第。古材がだんだん残り少なくなりアタマを使います。青い看板は
    「米」。古いホーロー看板はチョロっと見え隠れみたいな感じにするの、かも。

     全体はこんな感じ。完成に近づいてくる。いやぁ、いいじゃないっすかと自画自賛。
    これならバランチェッタ店主のO崎さんも悪くは言わんだろう。

     以前記事にした古材、知り合いの木工所の庭に放置してあった逸品。これがなけりゃ
    こんな感じにはなり得なかった。最初の打ち合わせで、店主のO崎さんが見せてくれた
    のは有名ブランドのパッチワークなジーンズだからね。こんな感じの外壁にしてくれ、
    なんだかわかんないように、オモロくしてくれ、と注文はいたって漠としてたんだから。
    古いジーンズのパッチワークならば古材しかない。でもどこに転がってるんだ。買えば
    いいけど、きっと高いに違いない。なんとか予算ゼロで調達したい。そんな無理難題を
    実現出来たのは木工所「サンダンス」さんのおかげ。

     で、古材だけではないのダ。これも知り合いから頂戴した分厚い樹脂板、これを
    散りばめようと考えたのよね。古材板だけじゃなんか物足りないでしょ。オモロさの
    ためには樹脂もいいんじゃないかってね、思ったワケ。

     デカイ厚い重い三拍子揃った樹脂板(というか塊に近いけど)。表は汚いけど割った
    中はキレイ。

     こんなふう。湘南に住む友人の友人、サーフボードを作ってるんだけど表面を覆う
    樹脂液が床にポタポタの結果こんな板が出来上がる。さて、問題はこの板(塊?)を
    どうやって分割するのかということ。端っこはハンマーで叩けば砕け散るけど、
    中央部はどうしようもなし。そこでアシスタントI君がプレス機で割ったらとナイスな
    アイデア。さっそくプレス機でえいや! えいや!! なかなか割れないんだ、これが。
    なんたって厚いからね。真ん中へんは7〜8㎝の暑さだかんね。さらにえいや! と
    満身に力を込めて・・・・・・・・・・壮大な音とともに数片に割れる。それを
    繰り返す事数度、涼しい地下工房でアタイ一人が汗ダク、見てるしかない方々は涼しい
    顔。

     さてと、手持ちできる程度のサイズになったらさらに小さく割ってゆく。

     飛び散らないように布をかぶせて

     おおぶりなハンマーを打ち降ろす、ときたもんだ

     砕けた樹脂塊。これを壁に取り付けるべく穴を開けなければならないんだのし。
    6ミリのドリル刃でひたすら穴を開ける。大きな塊ならば6カ所、小さいものなら
    2〜3カ所の下穴を。さらにさらに、そのままだと長〜〜〜〜いビスが必要に
    なるから途中まで10ミリで穴を開ける。そうすれば取り付け板からの距離が近く
    なるから安定度が増すだろ。むろん、ビスはステンレスだ。

     およそ7時間の作業でおおよその位置が確定した。ただし、これをまたバラして
    移動しなければなりません。裏に番号を書き、写真は撮ったものの果たして元通りに
    なるもんだろうか? 言いたかないけどアタイは自信ありませんぜ。こんな込み入った
    作業を処理出来る能力なんかないんだから。それが証拠に、彼女らが修正してくれた
    図面をちゃんと書き直そうとパソコンに向かったとたんなにがなんだかワカランように
    なってもうた。どないする? 踏ん張らんかい!!

    それにしても暑いのう・・・・・・・・・・・・・・・な、店主でした。

     

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