麻薬犬か、オレは

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     mazdaluce3000の代理店を旗揚げし、問い合わせがあり、レストア依頼が決まった。
    本決まりになるまで十回程度のやり取りがあってね、メールの中継基地みたいな経験を
    しているうちに当地のオーディオをなんとかしたいとなって、フラフラとオークション
    を覗いたれば、ベストなスピーカーが出品されててさ。締め切り30分程前にmazdaluce
    さんに相談、エエ歳こいたふたりのオッサンがパソコン観ながら品定め。ま、これが
    一番いいんじゃないということになって、落札してしまったのだ。
     
     なんてこったい、遠ざかっていたオーディオ熱が再発かい。これじゃまるで麻薬犬
    みたいじゃんか。取り締まりのために麻薬を嗅がされ、あげくの果てに中毒になって
    しまう。まったくもってアタイもおんなじ。安寿悲しやほ〜やれほ、かいな。

     でね、届いたのよ。コレが。梱包を解く手が震える。なんたって天下のJBLだから。
    思い起こせば14年前! これはコント55号のデビュー文句だった。関係ないけど。
    アタイの場合は、45年前だ!。高価すぎて手も足も出なくってさ、雑誌で見るだけ、
    まったくもって仰ぎ見るようなスピーカーだった。それが、今、届いたワケだ。

     きわめてしっかりした梱包、出品者の仕事ぶりがうかがえる

     シルバーのセンターキャップがマブシイぞ。中古なれどきわめて美麗、きっと音も
    イイに違いない。ああ、早く聴きたいなあ。JBL D-123、30㎝口径、周囲のコーン紙
    で低音、真ん中のシルバーで中音〜高音、という具合になっちょる。低音は想像つく、
    問題は高い音がどれくらい出るのか?

     現状のスピーカーはこんな具合。前にある板はベンチの座面、今まさに触れようと
    せんばかりの直近ぶり。ネットを外せるギリギリの隙き間しかない。スピーカーBOXの
    下部はなにもない。大きな口だけだ。バックロードスピーカーと称されるコレ、上部の
    スピーカーから出た音は箱の中でグルグル回り美しい曲面に導かれて出て来るという
    仕掛け。スピーカーユニットの音は前だけに出るもんじゃない。前後に往復するんだから
    当然後ろにも出る。それを中を通って前面にという秀逸なアイデア。
     新旧サイズは同じだけど、旧は低音のみ新は低音から高音までをカバーするんだ。
    いわゆるフルレンジっていうんだけどさ。

     で、古いユニットを外して、JBLを取り付けようと思ったら、アレレ、穴が大きい。
    その差、約1㎝。ムヒ〜、たった1㎝の違いでネジが効かない。穴がデカければ別の板で
    塞いで、そこにちょっぴり小さな穴をば開けましょう。ってことで、作って当ててみた。

     右のチンコ板が邪魔してるゥ〜。しかも、ドーナッツ形の板厚がありすぎてネットに
    触れんばかり。こりゃ、マズイっす。チンコ板を内側から再固定し、ドーナッツ板を薄く
    せねばならぬ。

     薄く加工は、こんな感じになる

     邪魔な周囲を少々カット、ほ〜ら見ろ、出来たやないか。

     箱にネジで固定するんだけど、隙き間がないようにドッサリボンド+コーキング。
    これで文句はあるまい。

     ドーナッツベニヤを12本のネジで固定し、さらに極太のネジ4本でユニットを固定。
    夢にまで見たJBLが鎮座まします、いや〜いいですなぁ。もう、音が出なくってもイイ。
    なんてこたぁないけど、マジでそんな気にもなる。はみ出たコーキングは放置プレイ。

     もうこうなったら昼食抜きだ。一台を取り付けて音出し。鳴るぞ!(当たり前だ)。
    けっこう高音も出るじゃんか。しばらく聴いて、もう片方を組み上げる。もう気持ちが
    先走り、手が追いつかない。はやる気持ちを抑えつつ、慎重に。なんたって紙だからさ、
    ドライバーを落としたら穴が開く。ビスでも落とせない。ほんのちょっした失敗が
    命取り。そんなコトはじぇったいに嫌だかんね。

     ようやく無事に組み終わり、慌ててアンプを繋いで音出しさ。
    で、どうか?って??イイに決まってるじゃあ〜りませんか! いいぞ、コレ。高音用
    のスピーカーが別に必要ってことだけど、そんなもん要るのか? もう、これで充分
    なんだけど。高い音も出てるんだ。あれこれCDを聴いてみて、誰かに自慢したい
    気持ちが溢れ出て止まらない。最適な相手はmazdaluce氏しかおらんだろ。すぐに電話、
    堂々の自慢話。
     
     氏の工房には、これの兄貴分D-130がある。デカイでっせこれは。とてもじゃないけど
    私の箱には入らない。彼はそれで聴いてるからアタイの喜びも十二分に理解してくれる。
    しかもですよ、アタイの真空管アンプは彼がD-130のために設計した逸品なんだ。この
    アンプなら弟分にも合わないわけがない。いま、それで聴いてるの。あぁ、至福の時だぜ、
    まったく。この箱にこのユニット、そして真空管アンプ、まさに鉄壁の構え。これなら
    mazdaluce3000の試聴室に恥じる事はないだろう。アンプは他にも2台ある、よそに
    預けてあるのを集めれば4台になる。これすべてmazdaluce3000の手になるものだ。
    これらを切り替えて聴けるようにすれば小さいながらもショールームになる。
     どーです、そこ行くあなた、一度聴いてみちゃ。そして気に入ったら買うてみなはれ。

    オーディオ変遷のとどめのスピーカーになるや・・・・・・な、店主でした。

     

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