ベルリンはまだ良かったんだ

0
     ウィーン到着二日目にしてベルリンに行く。当初の予定通りで、切符はウィーンの
    友人に頼んであった。前回は飛行機で行ったんだけど、電車も良かろうってことで。
    いわゆる寝台列車、10時頃出発で6時到着だから、およそ8時間。気もそぞろに駅に
    着いたわいいけど、番線に不安が残る。いやね、12という数字はわかるんだ、でも
    ホームに行ったら12bとなっとる。このbが不安の種。インフォメーションで聞けば
    そこで間違いなさそう、でもな・・・・・・。しかも、アタイはベルリンに行きたい
    のだが、行く先にBERLINの名前はない。ふ〜む、どうやら、これは同じ列車で別の
    行き先が連結されとるんだろう、と見当をつけて、ホームで待てども電車は来ない。
    もう15分前だというのにですよ。

     ギリギリになって列車は到着、乗車口のスタッフに確認するとベルリン行きは前の
    車輛と指示を受けて急ぎ乗り込む。親切にも客室に案内してくれてホッと一息つく。

     三段ベッドが両脇に、それぞれにハシゴ

     下段の背もたれが持ち上がり、中段のベッドになる

     固定された最上段はこの通り。奥に過分な収納、手前のスイッチ■は明暗2つ。
    左の毛布に隠れそうなチンコイのはドアの鍵(下に回すとロックされる)


     中段のベッドは二つのフックで支えるのみ、片方のフックは掛からず広大な隙き間。
    ってことは、このベッドはフック一個で支えられとるということばい。それとも
    なにかい寝れば重みで両方のフックに掛かるってことかい? このフック定かでは
    ないけど多分アルミの鋳物なんだろう。なんたって古いからさ、まだ樹脂は出回って
    ないのと違うかいな。どうですかM野井さん。

     鉄製のハシゴは無骨な壁掛けフックに。赤いのは非常ブレーキか。さらに上にある
    スイッチは車内放送の音量調整と思われる。どこもかしこも埋め込まれていなくて
    出っ張ってるアナログ様式にウットリしてしまうし、お客さん自身で加減してもらおう
    っていう気持ちがウレシイなぁ。お仕着せでないところがいい、気持ちがいい。

     屑入れと暖房調節。暖房は下の網から

     上段に照明スイッチあれども作動せず

     わからなかったのがコレ。ハシゴを移動せよという指示だが、ハシゴは二個あるから
    移動出来ないんだ。普段は一個のみってこと? そいでもって移し替えて使えってこと??

     上にも鍵はあるけど下にもあるんだ。チェーンに巻かれた布が微笑ましい

     そんなとこにこうやって寝るワケ。浅ましいというかおぞましいというか、
    己の寝姿を見ると冷や汗が出る。まるで四六のガマだなこりゃ。

     でもってこれは帰りの電車なんだな。行きは撮り忘れてもうたんだ。驚いたのは
    往復の車内にペットボトルの水が二種類用意されていたこと。行きは、変なヤツが
    置いて行ったのかと怪しんだが、帰りは二回目なので安心して飲む。炭酸入りと
    そうでないもの。さらにですよ、モーニングサービスがあるんだ。

     これには仰け反った。フツーのパンだけど、フツーのコーヒーだけど。日本じゃ
    こんなサービスじぇったいにありませんもんね。なんかヨーロッパの真心っちゅうか
    風習っちゅうか文化っちゅうか(しつこいな相変わらず)、そんなことを感じて
    しまったじゃーないか。こんな老人を涙ぐませてどうしようっていうんだ、
    まったくもって。


     深夜の見知らぬ駅でパチリ。いいんだこれが、雰囲気抜群で。でもな、往時には
    こんな駅から大量のユダヤ人が収容所に行ったんだろうな、なんてことを思ったり
    して・・・・・・・・・・・いろいろあっての今があるんだろう。

     それにしても感心したのは、深夜にもかかわらずどこにも街路灯が灯ってること。
    もう誰も通らないような真っ暗な田舎道(と、おぼしき道)にも途切れることなく
    続いている。それとね、線路の継ぎ目がまったくといっていいほどないので、滑る
    ように疾走するんだ。一体どういうこと? ウィーン〜ベルリンのみならず、
    ブタペストに行ったときでもまったく継ぎ目の音がしない。こりゃ凄いことですよ。
    違いまっか。幹線だからなのかも知れないけどさ。ちなみに料金はお一人様175€。
     
    ってなこと言いつつ、いざベルリンへ・・・・・・・・・な、店主でした。

     

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    書いた記事数:618 最後に更新した日:2020/06/30

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM