なにごとによらず終わりは来る

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     時差ボケなし、と思ったのもつかの間、やはり・・・。ここんとこ朝起きられず
    今朝も約束していた友人の奥様にご迷惑をおかけしまった大失態。以前、大量な布を
    いただき、その中の数種を欲しいとのご要請、その確認が今朝、アタイは夢うつつ、
    どこからか声がする・・・・・・・・・二度目でハタと気付き、あわてて起きて
    そこらへんの服を着て表に出れば、ランボー怒りの鉄拳とばかりに妙なる美嬢が。
    平蜘蛛のように平伏低頭で車に積んであった布を確認していただいたのだ。なんて
    こったい。

     さておき、忘れないうちに訪欧記を仕上げなければならない。低温ブタペストの
    最後の仕上げ、小高い山というか丘と言うか、とにかく登ることに。

     ケーブルカーに行くには河を渡らなければならず、そのためには橋を渡らなければ
    ならない。友人夫妻はこんな感じで楽しそう。素手を握り合って、寒くはないのか?
    どこもここも見応え満載の風景なれど、風寒し。

     きっと有名なんだろうなぁ、このケーブルカー。三階建てでいかにもな佇まい。
    終業ギリギリだから往復チケットは買えず、帰りは歩きでってことに。イヤな
    予感が押し寄せて来る。

     ズイ〜と押し出されるための窓の金具。鉄をたわませただけのシンプル構造。
    四角い穴になにかが引っ掛かるんだろう。この窓、最初は開いていたのね。この
    寒いのに開けとくなんてトンデモナイ! 慌ててしまるアタイ。



     高度に伴い寒さ強しの感・・・・・・気のせいだろう、か? 見晴らしは最高。

     昇り切ったところに建物。いやまったくスゴイのです。

     いやまったくスゴいのです。

     河の反対側はこうなっとるんだ。小高い丘に家々がみっちり。左奥の丘は富裕層の家
    だそうだ。それにしても、これだけの建物が残ってるということは爆撃を受けなかった
    のか、この街は。

     あの黄色い家を買って欲しい、テラスかなんか作ってさ、アタイを泊めてくれ。
    なんて冗談を言う。クリスは古い家を改装するのが大好きだから、ひょっとすると
    ひょっとしてなんてことあるかも・・・・・・・ないだろうけどさ。

     いよいよ帰り・・・・・・・? でも。そうでもないらしいだな、これが。なんか
    歩みがノロいのよ。アタイはもう寒くってさ、とにかくどこでもいいからアッタまり
    た〜いとそればっかり。それにしても並木の素晴らしさはどうだ、緑の季節になったら
    見事な風景だろう。爽やかな風に緑の葉がサワサワと奏でるんじゃないか、
    カイトワインも美味しいし食事だってイイ、建物や街並だって抜群だ。ココに来る
    んならやっぱ暖かくなった5月ころ、あるいはそれ以降に限る。

     フラフラとそぞろ歩きのクリス夫妻に従って、こっちはトボトボ。耐えかねて珈琲を
    所望し、道ばたの喫茶店に突入。暖かくてメガネが曇る。う、うれしいなぁ、この
    暖かさはなによりのご馳走おもてなしじゃ。当地での珈琲はミルクたっぷりが主流、
    日本とは大きく異なる。ようやくアメリカンコーヒーなる呼称であれば黒い珈琲が
    供されることを知り、それを頼む。以前、クリスにそのことを言ったら「一番不味い
    珈琲をなんで飲むの?」なんて顔されちまった。彼は日本に来てもアイスコーヒー
    なんか絶対に飲まず、ホットオンリー。ま、それは文化の違いで文句はないけどさ。

     店内は禁煙、外で一服二服、ようよう暖まったところで平地に降りる事になった。
    河とは反対側の階段を降り、ほどなくして地下鉄を発見。

     相変わらずカッコイイ駅、構内にこんなもんがある。

     古い骨格が保存されていてこの通り、グルリと床から床までアーチになっとるんだ。

     見れば工具なんかもあってさ。こういう作りになってるのがよくわかる。

     とにもかくにもこうして寒い一日が終わった。後は、電車に乗ってウィーンに
    帰るだけ。終わらないコトはない、なにごとによらず終わりは必ず来る。こんな、
    当たり前のことを改めて思うアタイ。それにしても、ブタペストの街は良かったな。
    今まで、ウィーン、ベルリン、プラハ、ミュンヘン、ストックホルムといくつかの
    都市の一部を歩いてみたけど、ココが一番だ。もっと他にもイイとこもあることは
    わかるけど、アタイの中ではなんたってブタペストがベスト。

     とはいえ古いものばかりだから新しもの好きには物足りないかもしれないけど。
    と、ふと思い立ってネットで調べてみる。前回の記事のタイトルが間違ってるじゃん。
    正確にはBuda-pest。情けないのう、よう調べんもせずに書くなんて。直そうと
    思ったけど、ま、これもいいかと。知識がない奴がよく書くな! と思われても
    しかたない。事実そうなんだからさ。

     さてと、まだまだ続く訪欧日記だけど・・・・・・・・・な、店主でした。

     

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