魅せられし品々

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     旅に出ればなにかしら買いたくなるもんだ。それは友人へのおみやげってことも
    あるし、単に欲しいだけってモノもある。今回の訪欧で一番の衝動買いはRONSONの
    ライター。

     であることは記事にした。そんな私はすでにDUNHILLを持っている。
    made in switzerland。

     これは昔ながらの石を擦って着火するタイプ、対するロンソンは電子着火。
    石着火はきわめてスムーズ、電子着火式は強く押さなければならないし、着火音も
    大きいし、押し始めにガスが噴出する音が聞こえる。なにごとも比較してこそ、
    そのものの特性や真価がわかる。石着火はスムーズで洗練されているけど石を
    交換する手間がかかるし構造も複雑にならざるを得ない。一方の電子着火、
    メンテナンスフリーではあるけど無骨な感は否めない。どちらがいいかは人それぞれ
    だけど、とにかく両方を試してみなければ違いはわからない。

     そして色の違い。ロンソンはシルバー、ダンヒルはゴールド。漆着色仕上げの
    ものもあるけど金銀は金属仕上げの代表格。時々の服装や気分や状況によって
    使い分けることができる。そこで、今や全盛の100円ライター。ダンヒルは
    オークションで3000円で入手し、その後一万円弱でメンテナンスしたから
    合計13,000円。対するロンソンはオマケしてもらって140€、円に換算すると
    18,760円。で、100円ライターもあるってわけだ。

     価値を理解し欲しいと思うモノ、こだわりは人によって様々、ライターなんて
    100円で充分という考えを否定はしない。洋服にこだわる食事にこだわる音楽に
    こだわる、こだわりの対象や程度は色々あるもんだ。要は、自分のスタイルって
    ことだ。自分が生きてゆくために必要なモノやコトである、という意思というか
    なんというか、とにかくなんでもイイってことじゃなく、これでなけりゃダメ、
    そこまで言わなくても出来ればコレがイイっていう考えの持ち主に私は惹かれる。
    対象がなんであれ、だ。


     そんなアタイは、こんなものも買うた。二回しか会ってないけど友人となった
    AKUMA嬢のアクセサリー。フランスかどっかで入手したとかいう貝に穴をあけて
    革ひもを付けてあるだけ。いたってシンプルで繊細。これならアタイだって使えそう。

     作者のAKUMA嬢はウガンダ生まれ、洋服のセンスはきわめてケッコウ、今回
    会ったときに生まれて初めて頬チューされてしまった。友人と小体な店を営む彼女、
    AKUMAって言葉は日本じゃ悪魔(デーモン)だと言ったら大受けで、予想に反する
    好反応にこっちも思わず楽しくなってしまった。

     その店でコレも。アフリカ産の石(溶岩かなんかだろ)をザックリ削って、入浴の
    際かなんかに踵(かかと)でも磨いてくれということだろう。この程度なら身振りで
    充分。

     ベルリンの店主Lindaがくれた。百円ライター毛糸編みあみ。ブタかな?


     吸盤付きクリップ。クリップ部分を90度に動かすと吸盤内が真空に。吸着力は
    極めて強くガラス以外のところでもOK。かさばらず、安価(1.3€)だし、こんなの
    あまりないし、どこでも使えるし。このおみやげ、差し上げた方々はみな喜んで
    くれた。

     そしてコレ。見ての通りネズミ取り。しかも古典だ。しかも小さい。今どきこんな
    ものに引っ掛かるネズミなんているんだろうか?

     レバーを持ち上げて

     入口のレバーに掛けてグィ〜と後ろに

     餌を付ける板の凹みに引っ掛ければOK

     それにしてもこの小ささは如何なもんだろう。去年目にした金物屋で発見して、
    入手せずまま。ふと思い立って訪れて、ショーウィンドーにあるマウストラップが
    欲しいと言ったら、引き出しから新品を出してくれたんだ。てっきり、古いものを
    買おうと思ってたアタイはいささかビックリ。現役なんだ、現役なんですね、と
    ツッコミを入れたくなったけど肝心の言葉が通じそうになく、あえなく降参。
     この逸品、東京じゃムリだろ。なんたって小さい。入口の巾は4㎝しかない。
    これじゃ子供しか捕らえられないだろ。それともあっちじゃこれで充分なのか?
    聞きたい事は山ほどあれど聞きただすこと叶わず・・・持ち帰った次第。

    ガラクタに囲まれてご満悦・・・・・・・・・・・・な、店主でした。
     

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