久々の興奮

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      それは数日前のこと。地下に立てこもっていることの多い店主の気晴らしはネット訪問。
    で、一番訪れることの多い場所は、なんといってもオーディオのオークション。現状の音環
    境にほとんど満足していますが、そこはそれなんとなく。ふらふらとクリックしてしまうの
    が習い性になっていて。それでね、いつものように散歩していたら「おっと、どっこい!」
     私のスピーカーは、
    ビクターのFB-5 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-5.html というものなの
    ですが、上位機種として
    FB-7 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-7.html   があるのでして、これが
    ね、バラバラになって出品されていて。この2機種の主な違いはスピーカー口径が20㎝か
    30㎝かの違いで、当然箱の大きさも異なります。めったに出品されることのない商品ですか
    ら、地下でパソコンに向かい一人で色めき立ったのですわ。
     はてさていくらぐらいで落とせるのか? 箱はごらんのようにボロボロ。

    http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r88576467 

    ですから大したことはないだろう。裏板が壊されているので、直せる人でないと手が出ない

    でしょうから。で、とりあえず一応一万円で入札したわけ。一方のスピーカーユニットは中

    央に凹みがあるけどhttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e121030640   

    こっちは高い。だけど、これも同額でとりあえず入札。

     今持っているFB-5は確か二万円弱で入手したから、まァ三万円で両方入手できればいいな

    なんてあてのない予想で待つ事一日。いよいよ、時間が迫ってきました。箱とスピーカー

    ユニットの終了時間の差は30分。最初に箱が、見事入手でき、それからスピーカーに移動。

    箱は1件だけ別人が手を出したけど7750円で落札できたので、三万円ぐらいだったらスピ

    ーカーを買ってもいいかな。そんな思いでチョロチョロのクリック。

     それがね二万円を越えたあたりから別人28号との決戦の様相を呈したのでありますよ。

    この商品は1975年からの販売開始ですからおよそ37年前の代物。壊れた箱が8000円弱は

    わかるけど、スピーカー単体で二万円を越えるなんてことは?だったり!だったり。段々

    値が上がるのであります。三万円は軽く越え、四万円も飛び越して、気がつけば五万円。

    五万円ですよゴマンエン。古くて凹んでいるたかだか30㎝のスピーカー2個が。

     なぜにこんな高額になるかっていうと、スピーカーユニットのコーン紙が軽くてそれを

    動かす磁石がデカイから。ユニットの性能を表すものとして出力というのがあるんだけど

    このユニットは102db(デシベル)で、FB-5は確か96dbぐらい。その差わずか6。なんだ

    大した違いじゃないじゃんって思われるかもしれないけど、これが大違いでね。詳しいこと

    はわからないけど、とにかく大違いなんですよ。出力が大きけりゃ小さなアンプでいいし、

    大きなアンプだって小音量で大きな音が出るからボリュームを絞ることが出来る。結果と

    して歪みが小さくなる、ということで。アンプってのはボリュームを上げるとどうしたっ

    て歪みは大きくなり、出てくる音も悪くなりますから。

     いくら欲しいからといっても、そりゃないっす。視聴したわけでもないしさ。と、あっけ

    なく熱は冷め、ほっとこうぜこんな奴。早々にパソコンを切って母屋に引き返したのであり

    ます。なんだったんだろうか、あの熱い一時は。私が入札しなけりゃ相手だって二万円

    ちょっとで落札できたのに。なんでこんな奴が出てくるんだ!! と怒っているんでしょう

    ね。でも、そんときは欲しかったんだからしょうがない。ゴメンネ、別人28号。

     ということで箱だけを落札いたしました。地下には入るけど一人で降ろすにはかなりの

    労力。私の腰は耐えられるんでしょうか。ガンバレ、腰骨。さらにスピーカーユニットが

    必要なんだけど、これは学校に置いてあるものを戻せばいい。むろん箱とスピーカーの相性

    はとても重要なことは知ってるけど、いーんです。とにかく鳴らしてみたいんです。20㎝

    と30㎝じゃあ面積はほぼ倍ですからね。低音がどれくらい出るものなのか、それが知りた

    い。ただそれだけのこと。そのことに7750円を支払うのは私にとっては至極当然、なんの

    問題もありゃ〜しません。たとえ、それがぜ〜んぶムダになったとしても、です。

     なぜ箱なのか? と思われるかもしれないけど、かの五味康祐氏はスピーカーはなんと

    いっても箱が重要。ユニットだけを買って箱を作ったってろくな音は出ない! と言い切

    っていましたから。氏を神のようにあがめる私ですから箱だけでも充分なのです。それに

    この箱はバックロードホーンと言いまして、ユニットの後ろから出た音が箱の内部でぐる

    ぐる回って前に出てくる構造なので、ただの箱ではありません。放射状に広がる音の出口

    も中の構造もとっても手が込んでいるのでありますよ。私のような素人には絶対作ること

    は出来ませんて。

     箱はかなり巨大です。もしもこの箱で良い音が出たら今のスピーカーを移動しなくては

    なりません。地下から1階に一人で持ち上げるのが無理なことは以前実証済み。うーむ、

    そのまま地下に置かなくてはならないか・・・・・・・・・・。横置きにしてベンチにし

    ようかしら?・・・・・・・・・・ 。ひょっとすると箱に座りながらパソコンを打つこ

    とになるかも。あーだこーだ、あれやこれや、考えているわけです。

     もしも、ひどい音しか出なかったら? そんときゃ必死こいて分解せねばなりますまい。

    でもね、本来のスピーカーユニットじゃないから音が悪くてもそれだけで判断は出来ない

    のです。本来のユニットを取付けたら素晴らしくなるかもしれませんから。それまで持って

    いないとなりませんか。

     巨大な箱を一旦地下に納めて、別のユニットを取付けて音を出してみて、ひどい音なら

    本来のスピーカーが入手できるまで保管しなけりゃならない。それがいつになるかわから

    ないけど、それまでは地下に置いとくわけにはゆかないから、また地上に持ち上げなくては

    ならず。あ〜ぁ。自ら招いたこととはいえ、気が重い・・・・・んでもって箱も充分重い、

    ナンチッテ。

    買ったはい〜けど・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


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