モーツァルト丸噛り

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     毎夜、寝付く前のほんのひととき何かを読むのがこのところの儀式でね。

    面白い本はあるにはあるけど次々っていうワケにもゆかないのが世の常。

    はて読むものがない・・・・となると困るんだ。全集を3〜4回読んだ

    藤沢周平はほとんど物語を知ってるけど、再読してもそれなりに楽しめる。

    が、なんたって新鮮味はない。文章のはしばしにみずみずしいまるでそこに

    居るような感覚は充分味わえる。とはいえ、なんですわ。

     

     そこで思いついたのがモーツァルト事典。けっこう前に神田・古賀書店で

    購って、買ったはいいがどうしたもんやら、で放置プレイ。事典ですからね、

    楽曲がズラリと並びそれぞれの解説や詳細な資料たっぷりで読む部分ほんの

    ちょっぴり。まるで煮込んだブリのアラのようで読むとこ少ない。でも、

    少ない文章をほじくり返して読んでみるとナルホドと興趣をそそられること

    多くてさ。とはいえ元々が少ない分量だからすぐ読み終わっちゃったんだ。

     

     この興趣をなんとか持続させたい、日々の暮らしの中、仕事の合間に

    チョイと楽しみたい、とか思ってるアタイ。事典の中でモーツァルトが生涯

    作曲した全ての曲(現時点でだけれども)がこの一冊にまとめられている。

    括られているジャンルは9つ

    1 教会音楽

    2 劇音楽

    3 歌曲

    4 交響曲

    5 セレナード、ディベルティメント、行進曲、舞曲

    6 協奏曲

    7 室内楽曲

    8 クラヴィーア曲

    9 編曲、その他

     

     『「モーツァルトの交響曲の数」が決めがたい理由は、新発見や、

    偽作の除外ということの他にもある。「交響曲の範囲」、すなわち

    「交響曲というジャンルの概念をどう捉えるか」によっても、その数が

    変わってくるのである。1980年代初めに登場したクリストファー・

    ホグウッドらによる交響曲全録音は、当時まだ珍しかったオリジナル

    楽器による響きの新鮮さとともに、70曲にも及ぶその収録曲数に

    よっても、人々の注目を集めた。』

     

     この一文を読んで思わず膝を打った。愛してやまないホグウッドでも

    あるし、なんたってアタイはこの交響曲全集を持っとるんだ。箱入り

    3セットのレコード。う〜む、良いとはわかっていたけど、東京書籍の

    この名著で紹介されているんなら悪かろうはずはない。アタイの耳に

    狂いはなかった、やっぱりネな気持ちが心地いい。

     

     でね、というわけでもないけど雪の土曜日に聞いてみべえとLPを

    取っ替え引っ替えの今。清冽でキビキビとした演奏に心奪われる。

    これが当時の演奏と同じかどうか皆目わからないけど、アタイはこれで

    いいんだわさ。聴きながらおもむろにノートを引っ張り出す。事典の

    孫引き事典を作ってみようと。つまりこういうこと。

     

     モーツァルトのすべての曲を年代順に並べるのが事始め。そして、

    その年に作曲された曲らを9つのジャンル別に分けてそれぞれの欄別に

    記入すればモーツァルトの生涯にわたる作曲年代記、全容が理解できる。

    まぁ、単なる引き写しての並び替えでどうってことないことだけど。

    でもさ、少しづつできるでしょ、これなら。飽きたら仕事すればいい、

    映画観ればいい。そんなことして何になるの? 他人様がどう思おうと

    アタイは日々楽しく充実して生きてゆきたいからね。そのためには

    これはなかなかナイスなアイデアだと思っているとこ。

     

    ってなこと言いつつ、今が過ぎ行く・・・・・な、店主でした。

     


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