至福の十分

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     十分はシーフェンと読むらしい。台湾だ。息子の嫁の家族との初顔合わが

    終わった翌日、観光で訪れた。台北市内の街の佇まいは素晴らしく、すぐに

    ここなら住んでもいいなと。

     

     街の真ん中に電車が通り、線路上で紙風船を上げるお馴染みの風景。

     

     初めてのアジア、線路沿いの商店に目を奪われる。昭和の懐かしさを

    通り過ぎて大正か、さらに明治まで遡る雰囲気が横溢してる。

     店上の壁一面こうなっとる。微かな記憶の見せ物小屋だな、コレは。

    いいなぁ〜ウットリだなぁ〜。乱雑ぶりがなんともいえない。

     トドメはここ。テントが傾いでて棒で支えてる。この棒、枝から作った

    もの、下はほぼ真っ直ぐ上は枝分かれしてるとこを切った手作りだ。

    思わず「さんまた」を思い出したじゃないか。それにしてもここまで

    使い切るのは何故なんだろうか? 台北の街並みでも感じられたこと

    だけど。お金がないからじゃない気がする。格別不便は感じないから?

    昔、カミさんの実家で五右衛門風呂の焚き口にあった手作り椅子と

    おんなじだ。重くて無骨な椅子だったけど、新しいものに換える必要

    はない、っていうか換える発想がない感じと似てる気がする。

     まだまだ使えるものを捨て換える気はない?

     

     ご飯にしようと、有名な定食屋に入る。百年の歴史があるとか。

    カミさん息子夫婦は有名な肉飯(これが小さくて驚く)、私は肉麺

     美味しかったっす、とてもっす。台湾で食べた中で一番! こってり

    あっさり

     

     食事が終わり、みんなはトイレに。戻ってアレはなんだろうと。

    トイレに蛇口がついてるとか、紙も遠いとか・・・・・・・

    ひょっとしてアレか? 勇んで地下へ

     階段はコンクリまんま、上奥がトイレ

     はは〜ん、これか! ってなもんですわ。名著「東方見便録」で紹介

    されしトイレだ!! 右便座の位置が奇妙な感じ。下手すると尻が壁に

    くっつきそう

     レバーを押せば水が出る。流水加減はとてもいい。先端内部に仕掛けあり、

    うちの台所と同じで、サラサラ。水洗トイレであることは明らかだ。用便後

    指先で水でウンコを洗いなさい。だから紙はいらないわけ。多くは右利き

    だろうから、便器の位置は納得できる。

     全景。左手洗いの上に紙タオルが見える。カミさんはこれがトイレット

    ペーパーだと思ったんだな。そりゃ大きな間違いってもんだ。

    「東方見便録」読んでずいぶん後に、うちのウォシュレット使用後に

    紙を使わなくなった私、同本でイラスト担当の内澤旬子女史はどうなさって

    いるか調べたら彼女も紙不要派であることを知って、さもありなんと

    大きく頷いた私だ。水で洗ったあとはそのままパンツを引き上げる、

    多少は水滴が腿を伝うけど、不快ではないしすぐ乾くからね。

     

     それにしても息子の嫁は、台湾でそんな風習ないっていうし、名著で

    紹介されていたのも中東だったから、なんでココにこげなものがあるのか

    わからない。誰かオセ〜て欲しいもんだ。

     

    暑くなけりゃ、ダンゼン台湾移住派・・・・・な、店主でした。

     


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