真摯にカバーする

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     過日、畏友T野井さんから☎、一献傾けようと、むろん喜び勇んで出向く。

    溝ノ口駅南口からすぐ、道路角にあり、積み重なった歴史が伺える素敵な

    汚しの店、母娘が営む。種子島焼酎を痛飲して、久しぶりの千鳥足で帰宅。

     

     話の中、カバーが出てきた。いわゆるポピュラー音楽の分野で、

    過去に他人が発表した曲を歌唱編曲演奏して発表すること」

    カバーだ。んでね、翌日気になってあれこれ探してみたわけ。考えてみれば

    昔はよくあったけど今じゃオリジナル全盛の風潮が闊歩してる。私の

    大好きなエラは軒並みカバーだ。もちっと新しいのはニルソン、シルビア・

    シムズ、他にないかと散歩したらカーリー・サイモンに出会う。

    ウレシイなぁ、グレンミラーに始まり名曲が目白押しだ。

     

     洋楽だけじゃ片手落ち、日本はどうだろ。カバーされる名曲はて〜と、

    とりあえず「黄昏のビギン」に決め、You Tube。いろいろな歌手が

    歌ってるもんだ。次々と聴き、高橋真梨子。やはりというか、相当いい。

    Amazon musicでさらにアルバムを聴く。こんなアルバムが出てること

    知らなんだ。ぬかってるなアタイ。もっとないかと、ちあきなおみを

    思い出し、聴いた瞬間(既聴済みだけど)これで決まりだな、改めて

    彼女の真価を思い知らされる。なんて上手いんだ。そもそもまるで

    声が違うんだな。

     

     で、私のソーイングテーブル。ウェグナーのカバー作品なことは確か。

    カバーするからには、山ほどの敬意尊敬尊重を背負って五体投地とまでは

    行かないにしても、敬意を心に念じつつ失礼のないように真面目に真摯に

    取り組まなければいけません。彼にとっちゃ「そこはそうじゃない」と

    思うとことが無数にあるだろうけど、作るのは私だ、充分尊重しつつも

    私の思う通りに作らさせていただく。

     

     天板のサイズは決まった。次は材料だ。友人のT本氏はベニヤがいい

    と言われるが、やはりというか、ここは無垢材で作らさせていただく。

    なぜと問われれば、円卓の外周と厚さ。ベニヤだと切断面にテープ処理

    をせねばならず、間違いなく失敗するからね。厚みはて〜と、120×

    240僂芭磴┐1.8僂鮖箸辰燭箸靴董大きくて重くてどうにもなら

    ないに決まってる。こっちの攻防は狭いからなおさらだ。

     で即、井口材木店に☎相談。厚さ4僉幅28僉長さ4mほどで

    適材ありやなしや。厚さ長さは問題なし、幅28僂箸覆襪噺堕蠅気譴襦

     

     ここでウェグナーと私の能力差を考える。あっちは極上の木材

    (多分)と優れた技術、同じ土俵に上がったら勝ち目はない。勝ち負け

    ってことではないこたァわかっとるが。そこはそれ気にはなる。結局

    こっちは節ありまくりのツーバイフォー材に決めた。あっちは上品なら

    こっちは西部劇にでも出てきそうな粗っぽさでゆこう。厚さ2㌅で幅

    12㌅(28.6僉法長さは12フィート(4.27m)、安価すぎるから型板に

    使う厚さ4个4×8のベニヤと一緒に届けてもらう。それでも安すぎて

    申し訳ないけど。

     

     まずはドーナッツ状を6分割する部材のおおよそのサイズを決める。

    使うのは4丱戰縫筺

     初めて原寸を見る。地下は狭いからとても大きく感じる。こんなに

    大きなテーブル作ったことないんだもん。

     円卓のサイズが決まって、6等分を割り出して、大まかにジグソーで

    切断

     いよいよ本チャン、愛機に治具を固定し、6枚切っては合わせての

    調整を繰り返す。極小の角度の違いが、最後の合わせ目で大きな狂い

    になるからこんなアタイでも真剣にならざるを得ない

     切断した6枚、合わせて隙間を確認する。5枚までの隙間はほぼゼロ、

    最後の合わせ目で隙間は必ず発生する。床に置くだけでのいい加減な固定

    だからなおさらだ。それでもできるだけ隙間が出ないようにと込められた

    願いは叶うのだろうか? きっと神様はわかってるんだろ

      女神の微笑みで、最終的には2.5个侶箚屬達成された。ウンウン。

    真ん中の三角材は仮の円弧を描くための中心。

     

     次に、六枚それぞれの加工線を描き、このように。外円を欠き取り、

    内円中心に穴を開ける。

     部材の合わせ面、二筋の溝を切る。ここには同じ厚さの板(核:

    さね)をはめ込んでボンドで固定するという次第

     2枚の部材固定中の図。合わせる面同士を直角に締めなければイカン。

    外側は2つのクランプ、内側は2本のハタガネで締め上げる。外円の

    出っ張りはクランプ用、内円の穴はハタガネ用というワケだ。これを

    二枚、三枚と接着してゆき、

     最後の接着となる。片方は隙間ゼロなれど片方は2.5个侶箚屬ある。

    その隙間を取り去る方法は、

     私はノコギリで切るしかない。T本さんはカンナで削るって言ってた

    けど、腕のない私には到底無理だ。ノコの切断面は当然キレイじゃない

    けどさ、なによりもまずは隙間をなくすことが先決問題。

     クランプで締め上げつつ、隙間をノコで切ることはけっこうな難事、

    切ったそばから部材が押しあいへし合いで、挟まれたノコは動かなく

    なりまする。クランプを緩め、切ってはチョイ締め、チョイ切りの

    チョイ締めの繰り返しだ。なだめすかしてなんとかなるもんだ。

     ようやく全周が出来上がった。あとは、ジグソーで切るだけだから

    峠は越えたと、一服。

     ジグソーで切るには正確な円弧を2つ描かなくてはならない。その

    ためにはしっかりした中心を作らなければならない。端材を切って

    しっかりした中心を仮固定。

     ほれみてくんない。この通りだ。

     

    次号に続く、乞うご期待?・・・・・・・・・な、店主でした。

     


    コメント
    おみごと!
    外側のクランプ、
    ポンと膝を打った〜♪
    • サノ
    • 2020/06/08 5:15 PM
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