久々の興奮

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      それは数日前のこと。地下に立てこもっていることの多い店主の気晴らしはネット訪問。
    で、一番訪れることの多い場所は、なんといってもオーディオのオークション。現状の音環
    境にほとんど満足していますが、そこはそれなんとなく。ふらふらとクリックしてしまうの
    が習い性になっていて。それでね、いつものように散歩していたら「おっと、どっこい!」
     私のスピーカーは、
    ビクターのFB-5 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-5.html というものなの
    ですが、上位機種として
    FB-7 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-7.html   があるのでして、これが
    ね、バラバラになって出品されていて。この2機種の主な違いはスピーカー口径が20㎝か
    30㎝かの違いで、当然箱の大きさも異なります。めったに出品されることのない商品ですか
    ら、地下でパソコンに向かい一人で色めき立ったのですわ。
     はてさていくらぐらいで落とせるのか? 箱はごらんのようにボロボロ。

    http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r88576467 

    ですから大したことはないだろう。裏板が壊されているので、直せる人でないと手が出ない

    でしょうから。で、とりあえず一応一万円で入札したわけ。一方のスピーカーユニットは中

    央に凹みがあるけどhttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e121030640   

    こっちは高い。だけど、これも同額でとりあえず入札。

     今持っているFB-5は確か二万円弱で入手したから、まァ三万円で両方入手できればいいな

    なんてあてのない予想で待つ事一日。いよいよ、時間が迫ってきました。箱とスピーカー

    ユニットの終了時間の差は30分。最初に箱が、見事入手でき、それからスピーカーに移動。

    箱は1件だけ別人が手を出したけど7750円で落札できたので、三万円ぐらいだったらスピ

    ーカーを買ってもいいかな。そんな思いでチョロチョロのクリック。

     それがね二万円を越えたあたりから別人28号との決戦の様相を呈したのでありますよ。

    この商品は1975年からの販売開始ですからおよそ37年前の代物。壊れた箱が8000円弱は

    わかるけど、スピーカー単体で二万円を越えるなんてことは?だったり!だったり。段々

    値が上がるのであります。三万円は軽く越え、四万円も飛び越して、気がつけば五万円。

    五万円ですよゴマンエン。古くて凹んでいるたかだか30㎝のスピーカー2個が。

     なぜにこんな高額になるかっていうと、スピーカーユニットのコーン紙が軽くてそれを

    動かす磁石がデカイから。ユニットの性能を表すものとして出力というのがあるんだけど

    このユニットは102db(デシベル)で、FB-5は確か96dbぐらい。その差わずか6。なんだ

    大した違いじゃないじゃんって思われるかもしれないけど、これが大違いでね。詳しいこと

    はわからないけど、とにかく大違いなんですよ。出力が大きけりゃ小さなアンプでいいし、

    大きなアンプだって小音量で大きな音が出るからボリュームを絞ることが出来る。結果と

    して歪みが小さくなる、ということで。アンプってのはボリュームを上げるとどうしたっ

    て歪みは大きくなり、出てくる音も悪くなりますから。

     いくら欲しいからといっても、そりゃないっす。視聴したわけでもないしさ。と、あっけ

    なく熱は冷め、ほっとこうぜこんな奴。早々にパソコンを切って母屋に引き返したのであり

    ます。なんだったんだろうか、あの熱い一時は。私が入札しなけりゃ相手だって二万円

    ちょっとで落札できたのに。なんでこんな奴が出てくるんだ!! と怒っているんでしょう

    ね。でも、そんときは欲しかったんだからしょうがない。ゴメンネ、別人28号。

     ということで箱だけを落札いたしました。地下には入るけど一人で降ろすにはかなりの

    労力。私の腰は耐えられるんでしょうか。ガンバレ、腰骨。さらにスピーカーユニットが

    必要なんだけど、これは学校に置いてあるものを戻せばいい。むろん箱とスピーカーの相性

    はとても重要なことは知ってるけど、いーんです。とにかく鳴らしてみたいんです。20㎝

    と30㎝じゃあ面積はほぼ倍ですからね。低音がどれくらい出るものなのか、それが知りた

    い。ただそれだけのこと。そのことに7750円を支払うのは私にとっては至極当然、なんの

    問題もありゃ〜しません。たとえ、それがぜ〜んぶムダになったとしても、です。

     なぜ箱なのか? と思われるかもしれないけど、かの五味康祐氏はスピーカーはなんと

    いっても箱が重要。ユニットだけを買って箱を作ったってろくな音は出ない! と言い切

    っていましたから。氏を神のようにあがめる私ですから箱だけでも充分なのです。それに

    この箱はバックロードホーンと言いまして、ユニットの後ろから出た音が箱の内部でぐる

    ぐる回って前に出てくる構造なので、ただの箱ではありません。放射状に広がる音の出口

    も中の構造もとっても手が込んでいるのでありますよ。私のような素人には絶対作ること

    は出来ませんて。

     箱はかなり巨大です。もしもこの箱で良い音が出たら今のスピーカーを移動しなくては

    なりません。地下から1階に一人で持ち上げるのが無理なことは以前実証済み。うーむ、

    そのまま地下に置かなくてはならないか・・・・・・・・・・。横置きにしてベンチにし

    ようかしら?・・・・・・・・・・ 。ひょっとすると箱に座りながらパソコンを打つこ

    とになるかも。あーだこーだ、あれやこれや、考えているわけです。

     もしも、ひどい音しか出なかったら? そんときゃ必死こいて分解せねばなりますまい。

    でもね、本来のスピーカーユニットじゃないから音が悪くてもそれだけで判断は出来ない

    のです。本来のユニットを取付けたら素晴らしくなるかもしれませんから。それまで持って

    いないとなりませんか。

     巨大な箱を一旦地下に納めて、別のユニットを取付けて音を出してみて、ひどい音なら

    本来のスピーカーが入手できるまで保管しなけりゃならない。それがいつになるかわから

    ないけど、それまでは地下に置いとくわけにはゆかないから、また地上に持ち上げなくては

    ならず。あ〜ぁ。自ら招いたこととはいえ、気が重い・・・・・んでもって箱も充分重い、

    ナンチッテ。

    買ったはい〜けど・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


    噂の真相

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        25周年を期に雑誌メディアでは類のない黒字休刊した「噂の真相」。休刊後、編集長の岡
      氏は沖縄に移住し悠々自適の生活を続行中だが、「WEB 噂の真相」として執筆活動は続け
      いるのです。創刊からず〜〜〜〜〜〜〜〜〜と愛読していた店主、このWEB版ももちろん
      愛読者なのでアリマス。

       ほとんど毎日チェックしていますけど、今日の最新記事がコレ

       『■3月某日 東日本大震災で、「絆」というキーワードが飛び交っているが、この過剰なまでの勇気、希望などを乱発する雰囲気づくりに違和感を憶える人々はどのくらいいるのだろうか。絆じたいは悪いことではないが、大震災の復興・復旧、原発事故収束が遅々として進まない状況の中で、この言葉が一人歩きしているさまを見ていると、ついグルになって仕掛けているメディアの思惑を裏目読みしたくなる。これもウワシン編集長時代に培った性なのかもしれないが、原発事故の張本人・東京電力の西澤社長以下の相も変らぬ情報隠しや傲慢不遜な企業体質を思えば、まんざら見当はずれの言説ではないと思う。』(記事の一部です)

       TVや新聞などでは「絆」の大合唱。それはそれで決して悪い事じゃないけど、反面
      それに対して疑問を投げかけることが憚られる雰囲気が充満しています。会議なんかで正論を言う人がいるけど、正論てのは正しいけど何も生み出さないし正しいだけに
      反論できないということもある。なんだかこの大合唱はそんな気がしてならなかっ
      た。これは私だが感じる事なのかしら。なんて思っていたワケだけど。そんな私の
      気持ちを見事代弁してくれました。さすが、オカドメ。

       「絆」を合唱するよりも東電の責任や体質を問わんかい! 政府の対応の遅さを
      追求せんかい!! それもせずに、絆や勇気を声高に言うってことは、東電や政府
      の問題から目を逸らせているんじゃないかって思われても仕方ない。大体、絆や勇気
      を記事にするってことはそれで売り上げを伸ばしているわけだから、結局お金儲けに
      つながるわけだ。TVではすべてが番組であり、ニュースも当然含まれるという秀逸
      な批評もあったけどさ。ニュースだってスポンサーがあるわけだし、NHKなら視聴料
      金をいただいているわけなんだからね。

       石川さゆり氏のブログでは、
      昨年のあの日本中が驚いた、恐ろしい恐怖の日から1年が経ちました。早い月日なのか長い月日なのか、様々な困難があり夢中で生きてきたのだと思います。

       

      大惨事の記憶をイベントのように騒ぐマスコミや人達にも、何とも複雑な気がします。決して忘れることなく、自分のできることを続けて行きたいと深く心に刻んだ今日です。まだまだ長い道程です。我慢強く諦めず・・・。』

       

       と書かれています。ハッキリとは言ってないけど「複雑な気持ち」ってのは、心

      良くは思ってないってことでさ。津波や原発の被害者の方々は今後数十年にわたって

      (原発はもっとだろうけど)復興してゆかなきゃならないんだから、そう簡単に口に

      出せることじゃないもんね。そこんとこを押さえないと、山田風太郎が看破したよう

      に日本人の最大の問題「軽薄」が証明されてしまうことになっちまう。


       「北の国から」で、離農した人々に対して外部の人が批判した時に「住んでいる者が何を言ってもいいけど、外の者は軽々と言ってはならん!!」と大滝秀治が叱って

      いたけど、なんかあんな感じ。被害を被っていない私に何が出来るのか、これからの

      長い年月考え行動してゆかにゃあなりませんばい。


      と、一人自戒している・・・・・・・・・・・・・・店主です。



      ボケの日常

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          有吉佐和子「恍惚の人」が嚆矢だったでしょうか、いわゆるボケ老人という言葉はすっか
        り社会に定着しているのではないでしょうか。63才になる私も例外ではなく、日々ボケに向
        かって邁進しているのでしょう。よくわからないけど。戻ったはいいけど何を取りに戻った
        のか忘れてしまう、なんてことはよくあること。ですから。

         カミさんが友人と起業した老人介護の仕事。先日、朝の迎えに駆り出されました。数人の
        方々を一台の車でそれぞれの自宅まで迎えにゆくのですが、一人だけメガネが見つからない
        洗濯が終わらないということで車に乗れず。その方だけを私が迎えに行くということにな
        り。数人を迎えに行くので、時間が押し迫っているので一人をあまり待てないのでアリマ
        ス。

         そこで急遽助っ人の店主。電話で呼び出されまずは事業所へ。カミさんと同行して利用者
        さんの自宅に向かったのです。電話を受けてから利用者宅までは約1時間。門の前に着きカ
        ミさんは自宅の中に入ったもののなかなか出てきません。しばらくしたら裏口から出て来て
        洗濯物を干し始めたんです。ドヒャー! まだ洗濯が終わっていなかったですか〜。
         なんてこったい。

         干している傍にはカミサンが佇んでいます。いや〜ノンビリしてるんですわ。でもね、決
        して嫌じゃないし不快でもありません。好きなんです、こーいう風景は。顔は微笑んでいる
        けど、心の中では大爆笑のワタクシ。しばらくして、待っている私に気がつきカミさんの旦
        那だと知らされ恐縮しきりの利用者さん。まったく平身低頭で、お茶を出しましょうかなど
        ど言わっしゃるのであります。いやいや、お茶よりも早く干して行きましょうよ、と言いた
        いけど、このやりとりが面白すぎてもっと一緒に見ていたいと。

         待つ事およそ30分、私の車で事業所まで同行。途中の車内ではあれこれの世間話ですが
        ボケてるなんてことは微塵も感じられません。しっかりしてるじゃん。話も面白いしさ、
        これなら何時間だっておしゃべりできそう、なんです。不思議だなぁ〜。ボケると言っても
        個人差はありますから、どこにボケが潜んでいるか一見ではわかりません。まったく手強い
        ボケの世界です。

         以前にも夫婦でボケてる利用者さんの話がありました。かなりボケてるんだけどお互いが
        それをわからない。そうなるとボケはちっとも不自然じゃないし、気にさわることもない。
        その話を聞いた私はなんだか不思議なほのぼのとした気持ちになりました。いーじゃないで
        すかボケたって。その年になるまでいろんな苦労もあっただろうし大変なこともあった。年
        とってからボケることぐらいは自由にさせてよ、と思ってしまいます。

         で、その利用者さん。洗濯物は干せたけどメガネが見つからず、カミさん共々あちこち
        探しまわったとのこと。引き出しの中、寝室や居間、ないない。諦めかけた時に食器棚の中
        で発見!! メガネを食器棚に。ちょっと置くにしても奇妙な場所です。フツーは置きませ
        んョ。さすがボケ老人、と私は大大爆笑の夕食の一時でした。

        そんなこんなでなんだか慌ただしい・・・・・・・・・・・店主なのでした。
         

        税金申告は素晴らしい

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            3月15日は、毎年恒例の税金申告の締め切り日。私もいそいそと提出してまいりやした。
          数日前から1年分の領収書を机にてんこ盛り。それを類別し、クリップで留め、集計し、用
          紙に書き込み。それを数回繰り返して、ようやっと正式用紙に記入。ハンコを押して、と。

           サラリーマンと違って、自分の税金を計算できるのは面倒ではあるけど素晴らしいこと。
          と考える店主です。どのみち税金は持って行かれてしまうけど、それにしたって誰かにどこ
          かで勝手に計算されてしまうよりははるかにマシなこと。ポンポンとハンコを押してもらい
          控えを頂戴して帰路についたわけ。

           しかも、ポンポンの前にはズラリと並び、待つ間の緊張と書類に目を通す係官の何気ない
          仕草に緊張は最高潮に高まります。なぜって? だってなにがしかの数字の操作は行うわけ
          だし、その結果が税額に影響しますからね。それって、いわゆる脱税? いやいや私はしま
          せんよ。じぇったいに! あくまでも可能性があるってこと。そんな悪事に手は染めません
          よ。正々堂々、ナイル河の源流のようにね。

           ほとんど地下で仕事をしてる身には、気分転換は常につきまとう大きな問題。特に数字と
          格闘するこの時期も、疲れた頭を一休みする手だてを用意しなければなりません。学校の授
          業がある時期ならば週に1〜2回は外出する機会があるけど、春休みの今は出かけることもな
          く悶々としながらの地下生活。これじゃ身体と気持ちに良いワケがありません。

           そこでネットの登場と相成る次第です。数人の方々のブログはほぼ毎日見回っています
          が、特にお勧めなのが登山家・山野井夫妻の記事です。以前たまたまNHKで観たのがきっか
          け、ヒマラヤのギャチュンカンで雪崩に遭遇し手足の指を失っても意に介せず、まことに伸
          び伸びとした生活態度は私にとって驚異な存在。

           氏のブログは2つ。ニコニコ動画でもU-TUBEでも「山野井泰史」で検索すればTV放映が
          見れますし、ネットでブログ(確か東京新聞)も読む事ができます。

           ひたすら登山のことだけを考え続けている彼らの生活はいたってつましく、登山以外に
          まったくな〜んにも興味はないのであります。どーです、こんな生活。私にはできないけど
          まったく素晴らしい。一番感心したのは、オルカと名付けた巨大な岩山の頂上付近で、明日
          登頂する前日に「過去も未来も関係ない。明日の登頂だけを考える」みたいなことを言った
          こと。

           うーむ、なんと清々しいのだろう。過去も未来も関係ないって! 過去の名声を利用した
          り、将来の不安に悩んだりすることなく、目前の問題をガッガッと頭と身体をフルに使って
          解決して行く。これこそ私の理想の姿でありまする。

           いわゆる仕事では、いろんなことを利用し、宣伝したりするけど、そんなことは関係な
          い、自分自身そのものが商品であること。自身にまつわるレッテルやラベル(同じか?)、
          年令や性別、人種や言葉なんか、ゲイかバイセクシュアルかあるいはストレートか、なぞと
          いうすべてをはぎ取ったその人自身が恋の対象になりたいと願う今日この頃。

           ちなみにこの「恋」というのは男女間のような狭い意味ではなく、人と人の間に生まれる
          感情のようなものですから。念のため

           ってなことで・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

          63回目の誕生日

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              「あなたのテーマカラーは、何色?」と問われた時のショックは今も忘れることができま
            せん。それまで自分の基調色なんか考えたこともない私ですから。答えに窮して困りまし
            た。それまでなんとなく自分で良いと思い考えもなしに着ていた洋服は、これ以降一掃され
            服装は劇的に変わったのでアリマシタ。それからずいぶんな時が経ちましたなァ〜。

             私の誕生日は3月2日。先週の土曜日に私とカミさんと孫の合同誕生祝いを子供たちが用意
            してくれました。以前紹介したことがあるかな? 五味康祐氏の相学資料によると2日生まれ
            は2の系数で、上記のようなことが記されています。これが私の性格やらこれからの出来事
            の年令を表していると思って間違いありません。

             ちょっと説明しておくと系数とは誕生日を足したもので、例えば2なら2、11、20、29日
            生まれの人たちです。1+1=2、2+0=2という具合にね。系数は1から9まであり、それぞ
            れに性格や出来事の年が書かれているもの。頭の◯2の次の7、11・・・・は出来事が起きる
            可能性の高い年令。その次の◯1、7、8は生まれ月。日月金は曜日&淡緑、白、クリームは
            いずれもラッキーな曜日と色。

             1、7、8の生まれ月の人は7、11・・・・の年令に何か出来事がある確率が高いとありま
            す。ですが私は3月なのでどう理解するかと言うと、直近の1月との差2を年令に±しなさい
            とあります。つまり私は60才から64才の間になにか起きる確率が高いということ。それが
            過ぎたら68才から72才までは平穏な日々が続くってこと。起きる出来事は良いこともあり
            悪い事もある。残念ながらどっちかわかりません。それを知りたいということであれば、人
            相と手相を理解しなければならないのであります。つまり、この系数なるものはあくまでも
            人相や手相を補うものであって、これだけで独立して使うものではありません。

             この短文から私の性格を読み解くと「優しくて誰とでもうまくやってゆける」けど「飽き
            ないようにせねばならないこと&No.1になってはいけない」。仕事は1の系数、恋愛は7の
            系数の人と相性が良いとされるけど、私の結婚線は太い2本しかなくそれぞれの線はすでに
            過ぎ去ったもの(結婚線は戸籍上の結婚もあるけど、そうでない場合もあります)なので、
            今後の恋愛については多くは期待できないでしょう。淋しいけど。

             生来が飽きっぽいので飽きないように工夫しなければなりません。ですから、私はちょっ
            と飽きたら違う事をやり、また元に戻るようにしています。あるいは、違うことを並行して
            進めるとか。とにかく寄り道だろうが回り道だろうが歩み続けることを大切にいなければな
            らないのです。No.1にならないことは陰でひっそりみたいに、人を立てて私は後ろに控える
            みたいな。謙虚にして、表に立たないように常々心がけているわけです。そうしていれば間
            違いないのですから。

             ここで文頭のテーマカラーにつながります。質問した方は、五味さんの資料を知らずして
            私に「あなたの良さは優しさなんだから、テーマカラーはベージュしかない」と宣うたので
            した。しかも、驚く事にベージュはクリームと白と近似してます。そうか!なるほどね!!
            いたく納得した私はそれまでの洋服を脱ぎ捨て少しずつ深く静かに衣替作戦。色以外にも
            大きな柄や原色は避け、ジーンズはチノパンに、スニーカーは革靴に・・・・・・・・。
            で、どうなったか?

             関係している専門学校では私の印象は劇的に変化し、いや〜ビックリ。こうも変わるもん
            ですかね。中身はな〜んにも変わらないのにさ。どういうこと? 私の印象が変わると、私
            の発言にも好影響を及ぼしますし、私の作品(仕事)にも同じ変化をもたらします。世間の
            人々はいかに外見で人を判断しているのか、よ〜くわかりました。

             そうして一度付いたレッテルはなかなか剥がれないもんで、私のスタイルが関係者の間で
            定着してゆきます。こうなった後はどんな格好してても問題はありません。だからね、私は
            良く言うんですよ、学生に。良い作品とは、作品そのものでもあるけど作者の服装も大事だ
            と。作業着で発表するのとジャケットを羽織ってのプレゼンじゃ作品に対するイメージも違
            うもんね。要は第一印象でね。作品を見る前に髪型とか服装が先に目に入るもんですから。

             これが誕生日のプレゼント。テーマカラーはベージュですがそればっかり着る必要なんか
            ありません。大切なのは私にとってベージュが基調色であることを理解していること。それ
            を理解していれば何色を着てもいいんです。赤チェックも横縞も大きな柄ではないぞ。真ん
            中の明るいグレーも明度ではベージュと似ているし。選んだのは娘でしょうが、私のことを
            よく分かっています。えらいぞ、ムスメ。

            ってことで、運命の岐路真っただ中・・・・・・・・・・・の、店主でした。

             

            バレエとタップ

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                前回の記事でボリショイの「くるみ割り人形」に触れましたが、誤りがありました。最初
              に観たのがボリショイ、その後にキーロフバレエ、さらにイギリスのロイヤルバレエを同じ
              演目で観たのでした。フランスのバレエは観ておりませんでした。ということで。

               バレエは、字幕もセリフもありませんし、踊りですから複雑な人間関係や感情を表現する
              ことは苦手だと思います。また当然のことながら筋を知らないと物語がよくわからないとい
              う面倒臭さもあるわけです。つまり、楽しむためにはそれなりの教養が必要だってこと。で
              すから私も長い間バレエを鑑賞する事ができず残念に思っていたのです。
               ところが、ボリショイを観てすんなりバレエの世界を楽しむことが出来るようになった。
              まさに私にとっては画期的な出来事でした。

               前回の記事を書いた後、ふと思い立ってちょっと検索してみました。そしたら、あったん
              です。ボリショイが。ニコニコ動画で、http://www.nicovideo.jp/watch/sm2678579
              「くるみ割り人形」第一幕第二場『情景と雪片のワルツ』。いわゆるチャイコフスキーの三
              大バレエの中でもなんといっても「くるみ割り人形」が最高のものではないでしょうか。そ
              の中でもこのシーンは白眉とも言えるでしょう。

               素晴らしい振り付けは、ダンサーの能力があって初めて実現することですが、まったくこ
              の世のものとは思えないといっても言い過ぎではないでしょう。特にクララが王子に支えら
              れて空中を飛ぶシーンはまるで重力から解き放たれているようです。

               同じシーンでキーロフバレエのものは、U-TUBEでありました。http://www.youtube.com/watch?v=e89qAsIOhWk 振り付けが違うのはダンサーの
              能力の違いなのか。最初は妖精だと思っていた雪片の衣装も違います。当たり前だけど。
              キーロフは群舞が目立ちます。好みは分かれると思うけど、みなさんはどっちがお好み?


               バレエに目覚める前はミュージカル映画を観た時期もありました。レンタルで借りられる
              ものはほぼすべて観たと思います。唯一、未見なのは「ブラック・タイツ」。オペラと同じ
              ように突然唄い出したり、決してリアリズムじゃないけど慣れればまったく違和感はありま
              せんよ。それからずいぶん後になってNHKで放映されたニコラス・ブラザースを観てビック
              リ。すごいのなんのって、たまりません。

               いや〜ぜんぜん知らなかった! この兄弟は史上最高のタップダンサーでサー。イヤハヤ
              早くて脚の動きが見えません。ついでにこの映像も見てやってください。一つはU-TUBEの
              http://www.youtube.com/watch?v=fiZnDhHGEF8 「ストーミー・ウェザー」。最初
              に登場するのはキャブ・キャロウェイ。でもって、それを引き継いでニコラス兄弟が踊り狂
              いますぞ。
               もう一つは、ニコニコ動画のhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4129916 「遥かな
              るアルゼンチン」という映画のワンシーン。いずれもダンスだけの短い時間です。

               バレエならボリショイ、タップならニコラス・ブラザース。これが私の標準です。彼らに
              匹敵するか勝るとも劣らないか、そうでなきゃ観る気がしません。日本のダンサーも海外で
              活躍しているようですが正直言ってホントかいな? と斜に構えている店主なのであります。

              お仕事に疲れたら、珈琲でも飲みながら如何でしょうか・・・・・・の、店主でした。


              なんたってボリショイでさぁ

              0
                  ヒマとはいえなかなかの雑用が生まれては消えの日々でして。椅子の張り替えが終わり、
                体操で使う踏み台が終わり、仕事としての部屋の改装がほぼ終わり、ようやく一息。といっ
                ても夜まで仕事することはめったにないので大したこたぁ〜ないのですが。

                 久しぶりにBSでボリショイバレエを観ました。昔、たまたま「くるみ割り人形」を観た
                ことがあってその素晴らしさに仰け反って以来ボリショイには一目も二目も置いているので
                アリマス。その後、同じ演目でパリとロンドンのバレエも観たんだけどこれがまぁ月とスッ
                ポンというかなんというか、じぇんじぇん違うのであります。

                 衣装の違いや舞台美術の違いは理解できるけど、肝心のダンサーの力量が違いすぎて。や
                っぱり比較してみないといけません。その時のボリショイの舞台美術はそっけないほどに
                抽象化されていてクリスマスイブであることすら明確にはわかりませんでした。が、ダン
                サーの跳躍力やコンビネーションがものすごく。まるで夢でも見てる心地。

                 話は逸れるけど、ローリングストーンズの東京ドーム公演では、くるみ割り人形が使われ
                ていました。人形使いのドロッセルマイヤーをミック・ジャガーが演じ、舞台セットもまん
                まボリショイでした。マドンナの横浜公演は「メトロポリス」という映画の模倣、クィーン
                のビデオ「レディオ・ガガ」もメトロポリスのオマージュでした。古典を知ってると模倣さ
                れたものの理解は深まりますぜ。

                 とにかくボリショイのダンサーの身体能力と振り付けも素晴らしく、圧倒的なのです。そ
                ういういきさつがあっての今回の放映ですから期待しないほうが無理っていうものでしょう
                て。はてさて、どんなものを見せてくれるものやら・・・・・・・。

                 これは最初の幕(?)です。このままの状態で吊り上げられますから緞帳(どんちょう)
                ではなく板に描いたものでしょう。吊り上げられる途中ですから舞台上のダンサーの脚が、
                ちょっと見えています。最初っからすんばらしいー!

                 オープニングのセット。中央部に豪華な門が見えますけど、この門は開きません。これ
                も吊り上げられますから開閉できないのでしょう。立て続けに見せてくれるのであります。
                セットを見るだけでも満腹状態の店主。いや〜けっこうけっこう。

                 門が上昇した後現れるのがこれ。うーん、すごい。左右の柱はクルクルねじれています。
                ちなみにこれは右側。当然左にも同じ柱が並んでいます。その数8本。背景の建物は描いた
                もので、同じ構図で数種類用意されています。

                 中央部の階段。金と白、いかにもロシアって感じ(よく知らないけどさ)。二人の侍女が
                手に持つのはいずれ眠ることになるオーロラ姫。衣装もなんだかすごい。年寄りや子供、ちょっと太めの方々、とにかく大勢のダンサーが引きも切らず登場するのダ。

                 そして16年、誕生パーティで踊るオーロラ姫。演じるはスヴェトラーナ・ザハロワ。
                以前観たくるみ割り人形と比べると躍動的な動きは少ないけどゆっくりとした動きが素晴ら
                しく、しかも脚が細い。細くて強靭な肉体は必須の条件ではないでしょうか。しかも静止状
                態では微動だにせず、脚も上がりまする〜。こんな土壌があるんなら体操もシンクロも強い
                わけでっせ。まったく。

                 衣装も素晴らしいんだけどね、私が気になったのは左右の柱なんざんす。最初は何気なく気がついて、さらによーく見たんだけどさ。これってちょっとパースが付きすぎてないか
                い。柱の台座の一番下の高さが奥に行くほど低くなるのは透視図法からいっても当たり前な
                んだけど、それにしてもこんなに高さの違いが出ますかネ〜。台座の寸法はせいぜい1m程
                度でしょ。そのサイズでこんなに奥行きが出るのかな〜

                 これは右側。むろん柱は垂直でなきゃ変ですからね。ってことは、それ以外の部分で狭い舞台でより奥行きを感じさせるための工夫はしてるでしょうよ。ディズニーランドのショップだって2階の窓は小さく作られているわけですから、ボリショイがそれをしないなんてことはあるわきゃない! しかも左右の列柱ですから、奥行きを強調するにはもってこいの素
                材ですもの。
                 私が最初に考えたのは手前と奥の台座の高さを変えること、すなわち一番下の台座の
                床に接する部分が斜めになってること。げっ!! そうするためには舞台を客席に向かって
                傾斜させなくてはなりません。そうでしょ? そうしないと構造的に無理だもんね。でもね
                斜めの舞台で踊るなんてことが出来るんでしょうか? いかにボリショイでもですよ。少し
                の斜め具合だったらいけるのかしら?? わかんな〜い。

                 手前から二本目の柱を拡大してみました。台座左側の角が垂直ではないように見えますけ
                ど。あるいは、カメラアングルのせいでそう見えるのか。わかんな〜い。
                 こんなこと誰に聞いたら答えてくれるんでしょうか? バレエの舞台は水平じゃなくって
                もいーのか? 誰かおせ〜てもし。

                どうなんだ!・・・・・・・・・・の、店主でした。

                越後つついし親不知 拝観

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                    楽しみにしていた「怪優伝」佐野眞一・著を読んでたら『越後つついし親不知』のことが
                  書かれていて即オークションでゲット。早速鑑賞させていただきました。便利な時代になっ
                  たもんです。

                   何が買う気にさせたのか? 主演の佐久間良子が泥田シーンを嫌い「あんこ」の田んぼで
                  演技したという。そのシーンを観たかったのであります。なんとわがままな、捨て身でかか
                  ってゆかんかい!! 少し可愛いからって甘えるんじゃない!! 過去の偉大な諸先輩に対
                  して恥ずかしくはないのかい!! ってことで、観たんですが、これが泥田に顔を沈ませて
                  殺されるシーン。うむ、これは厳しいのう〜。その前には雪中で犯されるシーンもあった
                  し〜。どだいこんな映画にお嬢様の佐久間良子を選んだ会社が悪い。そう思う店主。

                   なぜかって言うと。泥田はやっぱり泥田でなきゃあいけませんよ。リアリズムなんですか
                  ら。あんこを用意させる佐久間良子も大きな問題だけど、それを許す会社も悪い! かなり
                  大きな田んぼを遠景でとらえておいて殺される佐久間良子まで1カットでズームしますか
                  ら、この田んぼぜ〜んぶがアンコってことでっせ。アップになるとアンコであることがわか
                  ります。少なくとも刈り取った稲の根っこがありませんからね。いやいやそんなとこまで誰
                  も見てないって、そう言われるかもしれないけどさ。そりゃあないっす。ゼッタイに。

                   原作は水上勉、ダンナ役に小沢昭一、その友人で犯す役が三國連太郎。相手が悪い。監督
                  は今井正、いずれも筋金入りの強者です。この佐久間良子にはげんなりしたんだろうな〜、
                  きっと。

                   この犯されるシーンだって太ももとかふくらはぎが見えるんだけどこれすべて代役なん
                  でしょう。殺された後、殺したダンナに川で洗われるシーン(全裸で)も代役。その後、腐
                  るまで小屋の中でダンナと共にするんだけど胸まで筵(むしろ)みたいなもので身体は見え
                  ません。多分、このシーンが水上勉にとっては重要なテーマなんだろうけど、それも全裸で
                  あってのことであってさ。筵で覆っちゃあいけません。隠すのと全裸とでは意味がぜんぜん
                  変わっちゃいますから。

                   だってさ、友人に犯されて子供が出来てだんだん目立って来て、ダンナは自分の子供と
                  勘違い。結局、そうじゃないってことが分かったので怒りのあまり泥田で殺害したとはいえ
                  愛しいいとしい女房ですから、そりゃ後悔もします。あ〜なんであんなことをしたんだろう
                  と。川で洗い清め誰も知らない小屋で二人っきりで何日も暮らす。そんな愛する人を祭壇の
                  ようなところに安置する時に筵はありませんよ。誰だって裸身を拝みたくなりますって。
                  隠すというのは見る人が居るからで、ここにはそんな人だ〜れもいないんすから。

                   今でも結婚しているのかどうか知らないけど、平幹二朗が実生活のダンナ様。彼はゲイで
                  あることはみーんな知ってるんだけど、佐久間良子が楽屋で「なによ、あんなおカマ!」と
                  口汚く罵ったということだけど、こんなお嬢様ならさもありなんと思う次第であります。

                   おカマけっこうじゃありませんか。役者はゲイかバイセクシュアルでないと片輪者ですか
                  らね。有名なスターはどこもかしこもオカマなんですよ。そうじゃない方が才能がないと
                  言われてもいるし、事実小沢昭一もそうでないことを自らの限界と述べてもいるわけでね。
                  かくいう店主もじぇんじぇんダメなのでありまして。恥ずかしながら異性しか興味はありま
                  せん。この世界では恥ずべきことなんざんす。

                   デザイン関係とて表現者のはしくれですから、ゲイやバイであったほうが良いのでありま
                  す。その方はまったくダメな私は、ですから大したことはないことはないわけで。とはいえ
                  心の中では出来るだけ近寄ろうとしているんですよ、これでも。

                  ってことで・・・・・・・・・・・・・・相も変わらず、の店主でした。

                  いす(つ)椅子を直してくれるの?

                  0
                      なかなかに慌ただしい店主生活。カミさんの仕事先で椅子が必要になりオークションで入
                    手してクッションを張り替えたり、体操に使う踏み台を作ったり・・・・・・・。
                     カミさんの仕事場はデイケアセンターと言いますか要するに老人を昼間預かるという介護
                    施設なのですが。ここで使う椅子が足りなくなり、さらにみんなで体操をする時に使う台を
                    作ってくれと、とりあえず身近な私にというワケ。

                     そう言われても椅子張りなんかやったことありませんから、鼻っから腰が引けてる店主。
                    でもこの際挑戦してみるのもよかっぺ。フラフラと興味に導かれていざ。

                     老人が使うので絶対にひっくり返らない安定性と重さが必要なのです。背もたれに手を付
                    いて寄りかかっても大丈夫なもの。また長時間座るので座と背はクッションがあったほうが
                    良くしかも食事もするので沈み込みが深くても×。肘掛けは邪魔になるのでいわゆるサイド
                    チェアーでないといけません。金属製よりも木製が望ましい、などなどてんこ盛りの注文。
                     今どきこんな椅子はなかなかない。と思いつつネットで探したら「ありましたョ」。
                    ヘェーあるんだ。探してみるもんだ。それもごくごく近所からの出品でね。

                     4脚必要ですから遠いと輸送費がかかります。1脚の値段がなんと1300円。これはお安
                    いぞ。4脚で5200円。思った通り誰も入札せずスンナリ私が落札。早速引き取りに行き。
                    ご対面〜〜! それが、コレ。
                     古き昭和の香りが漂ってはいるけどおいたわしいお姿。座と背は革張りだけど傷みにいた
                    んでおります。メーカーは聞いた事がある白川木工製。
                     でも本体はとてもしっかりしていてさすが白川。その名に恥じない仕事ぶり。こういう椅
                    子は張り替えることが出来るので、座と背の取り外しは問題ないだろ〜と、

                     やっぱりね。思った通り、座は前後2本のボルトで固定されているだけですからカンタン
                    に外れます。ちなみに左右は12ミリの木ダボで支えられておりまする。

                     ここまでは誰でもできる、すぐできます。

                     問題は背もたれ。ひっくり返したらネジ穴が。これにドライバーでクルクル回すと、

                     ここまでも大したことはない。背もたれの上に引っ掛けて下から2本のビス止めって
                    案配。なるほどこうなっているのか・・・・・・

                     上の引っ掛ける部分は薄いベニヤが湾曲して溝に挿入されていて。ナルホド、こう考えた
                    わけね。考えた人、作った人と話し合いながらの解体は楽しいものです。

                     右側は上部の溝。ここに薄いベニヤが入る寸法。左は左右の仕上がり。ウーム、縫ってる
                    ね。これはマズイ!素人の限界で縫うことはまかりなりません。ビニールレザーは伸びま
                    す。それを計算しながら裁断することなんかできっこない! さいごにここでつまづき右往
                    左往している姿が目に浮かびます。悲しいにゃー。

                     上下の溝の底で革がタッカー(ホッチキスの親玉)で固定されています。こんな深い場所
                    に打ち込めるタッカーなんかありっこない。それにしてもこれをどうやって抜き取るか?

                     結局ドライバーを差し込んでそうーっとこじ抜きまして。力を入れるとてこにした支点の
                    ベニヤが崩れてきまして。けっこうな力加減が必要でありまして、

                     タッカーを外すとこうなった次第。中のクッションが劣化してボロボロなんざんす。
                    クッションは2種類のウレタン(スポンジ?)が重ねられています。

                     劣化したクッションの取り替えなんかとても無理。なので、1センチ厚のウレタンで包み
                    込んでしまいます。打ち込むためのタッカーは近所で購入。3200円ほど。タッカーは1000
                    本では間に合わず4脚で1400本ほど必要。ビニールレザーはユザワヤでm1680円を1.7m
                    購入。

                     これが出来上がり。隅がちゃんと出来ていないのでアップでは撮れません。恥ずかしく
                    て。でも一応は座れるような椅子が出来上がりました。

                     総額12000円、1脚にすると3000円。これならいいんじゃないかしら。妥当な金額だし
                    仕上がりも素人にしてはまあまあ。と自画自賛の態。なんでもやってみるもんです。素人
                    だから下手でも気になりませんし。死にかけた椅子が生き返り(というほどでもでもない
                    けどさ)これから数年は生き長らえることができるでしょう。

                    クィーンを聴きながら・・・・・・・・・・・・・・の店主でした。





                    さまよえるプロジェクターの巻

                    0
                        年末に音楽好きが集まっての忘年会(のようなもの)の時、スクリーンでの上映会。
                      とりあえずプロジェクターをゴミ箱の上に設置しライブ映像を楽しんだんだけど、なんと
                      いっても邪魔。少しのことなら我慢もするけど。いかになんでも邪魔すぎる!。床置きは大
                      いなる問題だと思うものの。どうかせねばならぬ。はて、どうしたもんだろうと。少し考え
                      時間を置いてまた少し考え。てはみたもののなかなか良い案が浮かびませぬ。

                       そこにもってきて1月末に友人がノラ・ジョーンズとジョニ・ミッチェルのDVDを貸して
                      くれて。これを観るには環境を整備しなけりゃならないと思い立ち。休業日の昨日、また考
                      えたのでありました。

                       
                       これが視聴環境。天井面に直接電球を取り付け障子がシェード代わり。ここにプロジェク
                      ターを吊り下げなければなりません。障子部分には触れることなく吊り下げる方法を考えな
                      ければならんのですたい。ハイ。
                       壁から壁にワイヤーを張ってロープウェイよろしく宙づりにする案、天井面から専用金具
                      があればの案、はしごのようなアームを壁から伸ばす(回転して)案、どれもよろしくな
                      い。まるでデザインの試験みたいだけど、どの案もピンと来ないのでありました。
                       
                       でもね、そうこうするうちに微笑みましたよ、私の女神ちゃん。なんでもアイデアっても
                      のはふっと思いつくもんです。そんときにはいつも「女神が微笑んだ」と思う店主ですが
                      今回もやっぱり微笑んでくれました。「ウーン、もう焦らすんだからァ〜」。

                       まずは天井面(コンクリート)にアンカーボルトを打ち込み(ボルトは6ミリ)

                       そこに取付けるための棒を作り(穴はアンカーボルトのための6ミリ埋め込みナット)

                       棒をアンカーに取り付け固定し

                       こんな枠を探し出して、左右に調整棒をビス止め

                       固定した棒にボルトで枠+調整棒を吊り下げる、と

                       こんな具合になり申す。ウーム、なかなか良さそう。まずは一服。
                       この下の水平棒にですね、

                       こんな板を作って、引っ掛けようと

                       当たり前だけど見事引っ掛かりまして。ここにプロジェクターを載っけようと

                       ほーらね。できたじゃない!

                       でもここまでが大変だったのよ。枠の中心じゃないから重さで傾きます。ちょうど良い傾
                      斜じゃないとスクリーンから外れちゃうの。と同時に上下の高さ位置も前後の位置も。空中
                      の一点にレンズが来ないとダメだってことだから。位置調整がね。クランプを使いまくり
                      ようやくの末にほぼ最適と思われる一点を決定するまでにはいろいろあれこれで。

                       載せる台が傾いていますからプロジェクターがずり落ちないようにしなけりゃならず。
                      こんなように穴を開けてアジャスト用の凸を落とし込み。前の穴は失敗。ここに落とし込む
                      と前傾しすぎてスクリーンの下に映し出されちゃいますんで。慌てて、後ろに開け直し

                       ひとまず完成。電源は右側の照明ダクトから。映像コードは天井を這わせりゃなんとか。

                       さいごに使わない時に枠を天井面近くに固定する工事。再びアンカーを打ち込んで固定の
                      ための棒を固定。この棒を回転するとフックが外れて枠はダラリと下がるって寸法でさあ。

                       でもって、これが全景。いいぞ、これ!
                       一見なにかわかんない。木製だから違和感がないしね。「これ、何?」って聞かれたら
                      ちょちょいのちょいでプロジェクターが。ってな次第でね。「オーッ!」と思うでしょ。
                      地下には誰も来ないけどさ。来たらの話です。

                       映像を観るまでの準備時間はほんの数分。めんどくさくないのが一番。メンドーだとつい
                      ついおっくうになっちゃうから。ビデオやDVDは観たい時にすぐ観れるのがいいもんね。
                       それで、いよいよ2本のDVDを愉しんだんだけど、これがなかなかかなりのモンで。
                      いやあ良かったっす。

                      ご満悦・・・・・・・・・・・・・・・・・・の、店主ではアリマス。



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