樋口恵子・讚

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      「いよいよ人類未踏の高齢化社会に当事者として足をふみいれたと感じ武者震いします。
    大げさに言えば、人生百年社会に生きる初代高齢者です。初代としての責務を果たしたいで
    す。高齢社会のさまざまな幻影は消え、覚悟を要する苦難の現実が見えてきました。一部に
    は長生きを嫌う雰囲気すら生まれつつあります。
     しかし、今、私たちが手にした長寿の普遍化は、平和と一定の豊かさなくしては絶対に実
    現しません。長生きが不安だったら若い世代の希望もなくなります。百年の時間差のある
    人々が共生し、生のコミュニケーションができるんです。
     日本は平均寿命、高齢化率、高齢化のスピードで世界一の『三冠王』です。世界中が日本
    の在り方に注目しています。だから今こそ実は、チャンス。日本の優れた高齢者介護のソフ
    ト、ハード面の技術こそ重要な輸出品目です。高齢者の社会活動の好事例を集めて、国際観
    光コースとして世界の高齢社会関係者を呼んだらどうですか。
     日本の高齢者の活躍は重要な観光資源です。」

     朝日新聞4月23日夕刊に載った記事。長いけど一部を転載させていただきました。評論家
    の樋口恵子さんは今79才、80才を目前にした彼女の考え方はホント素晴らしい!!!!!
     この短文の中に、彼女が経験してきたこと、いま考えていること、将来の展望などが見事
    に表現されています。しかも卓抜なユーモアも感じさせる近頃まれに見る秀逸な記事です。
    対談をまとめあげた編集者の力量もすごい。彼女を理解していなければこのような記事には
    絶対になり得ませんから。私は、この小さな記事だけで朝日新聞を購読する気になります。

     一時はTVにも出ていたけど、ずいぶん前から姿を消していた彼女。当時の彼女もなかなか
    の人だと思ってはいたけど、今回の記事はまったく感心させられました。きっと、TVの限界
    や空しさを感じて現場に戻ったのでしょう。確証はないけど私はそう思えます。

     女性で活躍されている方は多いけど私がいつも不満に思うのはみんな真面目でユーモアの
    片鱗さえ伺えない方ばかりってこと。正しいことを言うのはいいけどそれだけじゃね。なん
    たって男社会だからさ。真面目一辺倒じゃダメですよ。そういうことがわかっていないから
    土井たか子に代表されるような政治家たちも共感が得られないんじゃないっすか?

     乳揉まれてまともに怒るようじゃあきまへん。もう一方の乳もどうぞ、とは言えないだろ
    うけど、相手が尻込みするような瞬時のリアクションは必要不可欠じゃもの。樋口さんの乳
    を揉める人は居ないだろうし、実際乳に手を出すことなんかできるわけないけど。例えば
    ってことで。樋口さんだったらきっと怒らずにユーモアで相手を凹ませることができるん
    じゃないか。そう思わせるのであります。

     そんな樋口さんだけど去年の震災ではかなり落ち込んだらしいけどTVで皇后さまの『よく
    助かってくださいましたね』の一言に心を揺さぶられた。「年齢、性別を問わず、今ここに
    ある命への全き受容と感謝。命への敬意と祈り。それは、私たちがこれからも歩み続ける
    基本だと思い、また勇気が出て来たのです」と、これがこの記事の締めくくり。

     やさしく平易な言葉でつづられているけど、誰にでも良くわかる名文です。始まりと終わ
    りはもちろんだけど、間の文章も隙がなくまったく見事。感心させてくれる人がいない不満
    が多い店主にとっては久々の感心事、いや感嘆事ではありました。

     バカにされないようにがんばろう、っと・・・・・・・・・・・・の店主でした。

    さすが、ALESSI

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        講師をしているデザイン学校の校外授業で北青山のALESSI(アレッシー)ショップに
      行ってきました。同行したのは学生12名ほど+アシスタント2名+スペシャルアドバイザー
      のT氏とわたし。午前9:20からの授業を途中で切り上げ、地下鉄で一路青山へ。午前11:30
      の開店に間に合うようにと青山一丁目からゾロゾロと歩きましたわい。

       もともと大人数での校外授業はなんか恥ずかしいし、先方のとの打ち合わせ、段取りなん
      やかやで好きではないんですわ。学校の近くで適当な場所もなかなかないしね。でも、今年
      の課題を考え、進めるにあたってアレッシーの商品はまったくもって素晴らしい教材だし、
      場所も近かったので恐る恐る見学の申し込みを電話したのであります。そしたらいつもの感
      じの良い応対で「いいですよ」と快諾していただいたワケ。なんせ敬愛しているアレッシー
      ですから最初っから腰が引けてる店主なんですわ。

       5分ほど前に店に到着。ガラス越しにいそしく準備しているスタッフの方々の中に男性が
      一人いるじゃん。ありゃ〜、ひょっとして偉い人が来たんちゃうかいな。いやね、こっちは
      単なる見学ですから見せていただくだけでもかなり申し訳ない。その上にわざわざ偉い人に
      来ていただいたんじゃ、なんだかね〜。恐れ多いってことですよ。そんな思いには気が付く
      はずもないスタッフの方が扉を開けてくだすって、まずは二階へ。


       やっぱりね。偉い人が来ていただいて。代表取締役副社長のK氏なのでありまする。左は
      リテールマネージャーのN嬢。ALESSIの成り立ちや商品のことなどについて説明していた
      だいたんだけど、簡にして明の内容にいたく感心。後、私の質問に答えた内容が凄かった。
       曰く「ALESSIはマーケッティングを一切しない」、社内デザイナーはゼロ、商品開発の
      4つのキーワードはEMOTION、STATUS、FUNCTION、COSTに仰け反り、頭は打つわ腰
      は痛めるわ。とにかく、私にとってはそれほどの大衝撃でさ。

       思わず、原田芳雄の名言「世の中に合わせて息をするつもりはない」を思い出してしまい
      ました。似てるでしょ、マーケッティングしないことと合わせて息をしないことがさ。商品
      はすべて外部のデザイナーによるものでね。社内デザイナーがゼロってことはそういうこと
      ですもん。でね、4つのキーワードなんですけど、一番最初のEMOTIONに驚きつつ納得。
      なるほど、ここにアレッシー商品の魅力はあったんだと。永年のモヤモヤは一気に晴れ渡り
      まさに目のウロコがポロポロと。K氏曰くEMOTIONはかわいいとかきれい、STATUSは欲し
      いってことで、次が何かに使えることのFUNCTION、最後に価格。

       しかもこの商品価格は初めに価格設定があるわけじゃなく、生産工程などからの金額を
      積んでいったもの。ウーム。これは大変なことですよ。マジで。店主も多少は頼まれての
      商品企画を考えてるけど、どうしたって販売価格が気になります。高すぎないか安すぎない
      かみたいにね。しかも、そう考える根拠はほとんどないにもかかわらず、です。それをス
      ッパリ割り切って(それでもいろいろ検討はするんだろうけど)という方針がスゴイ。アレ
      ッシーの商品はいずれも素晴らしいんだけど価格は安くはない。だけど、とても手が出ない
      という金額でもありません。ここらへんのさじ加減もなされているんでしょうね。きっと。
      とにかくなんでもかんでも聞くもの見るもの感心ばっかで、気が付けば開けた口からヨダレ
      が・・・・・・・(そんなことはないとは思うけど、なんせボケてますから)。

       これらを聞いてアレッシー商品の魅力の一因が理解できました。でもね、これらの企業理
      念というか方針というか、とにかくこういうかたちで商品を生み出すことは誰にとっても理
      想ですが、実現するのは極めてむずかしい。しかもそれを貫きつつ企業を存続させてゆくの
      は私にとってはほとんど奇跡に近いことでね。まったくもって恐れ入りました次第。

       説明を受けている最中、前の方から何かが手渡しされてきます。なんだと思ったら、
      ショップが用意してくれたパンフと本。いや〜まったくこのようなもてなしを受けてしま
      うとどうお礼していいのやら。途方に暮れてしまいます。まさに万全の態勢での受け入れで
      して、社風やスタッフの心智に脱帽。しばらくは足を向けて寝れませんて。

       今回の見学は、年甲斐もなくモノ作りを始めようとしている私にとっても大きな指針とな
      り、背中を押していただいた気分です。そうか、まずはEMOTIONでいいんだ。機能や価格
      は一番に考えなくてもいいのか〜! なんとなくそうは思っていたけど、確信がなかったの
      で今イチ突き進めなかったのですよ。そういうことなら、私は私なりに始めまっせ。な〜
      に、どのみち有名になるとか金持ちになるなんてことは捨てていますから。だったら友人で
      ありライバルでもある(どっちも勝手に私が思っているだけだけど)ALESSIを相手にデザ
      インしてゆくことにすればいいじゃん。ってね。

      あ〜ぁ、スッキリした・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

       

      風と共に去り〜ぬ

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          昨日は柄にもなく丸の内・三菱一号館美術館で催されている「KATAGAMI Style」展に
        行こうと思い立ち。天気も極上なので息子のオートバイでひとっ飛び。現地に着くと駐車場
        がないんですよ、これが。元々バイクの駐車場は少ない上にどこも満車。息子のバイクだか
        ら路駐なんか出来るはずもありません。ぐるぐる回ったあげくに、あきらめて日本橋の「そ
        ばよし」に行ってみようと。鰹節問屋が営んでいる立ち食いそば屋です。したけれど、これ
        も結局場所がわからず、ぐるぐるぐるぐる。一応地図で確かめてはいたけど、ナビに慣れて
        いるぶよぶよ頭は一向に働きませんなァ。

         で、ここもあきらめて近くにある講師をしている学校でアシスタントと昼食。一服してい
        るとたまたま来ていた二年生から嵐のような質問責めに合い、ようやく脱出して一路青山の
        アレッシーへ。授業の一環でショップ見学のご挨拶のつもりで伺ったんだけど、店長の方は
        あいにくお休み。お店の方と見学の段取りを話し合い、その後中目黒の友人のレストランを
        表敬訪問したのであります。

         この時期、目黒川沿いは花見客でごったがえし、レストランも大忙し。どうしているかと
        思ってね。そーっと入口から店内を覗いてみたらみんな疲れて眠っているんですわ。そんな
        貴重な休憩時間を邪魔しちゃいけません。また、そーっと後ずさりして事務所に戻りました
        んです。今日は、一体なんだったのだろう。目的の4件ぜ〜んぶ振られましたわい。あ〜ひ
        たすら尻がイタ〜イ!! バイクは気持ち良かったけど、まったくムダな尻の痛さだった
        なァ〜。

         帰ったら見たらケータイがチーカチカ。バイクに乗りながらの受信はまったくもって無理
        ざんす。早速開いてみたらオーディオの師匠からの留守電で、そっちに向かっていま〜す、
        とな。なぬ?これから来るってか! 急いでお湯を沸かしコーヒーの準備をしてるところに
        早くも到着でさ。まずは、スピーカーを二人掛かりで車に積み込み、地下の試聴室へ。

         新しいスピーカーを据え付けたので古いのはポイっ、実は大変な思いをして一人で一階に
        運び上げたんだけど。これを欲しいという方と一緒にお運びいただいた次第。あちらもこち
        らと同じでアポなしの突然訪問で、いずこも同じ秋の空っていうワケ。私が不在だったら男
        二人でドライブにシャレこもう・・・・・っていう算段だった、と。という次第で、一階の
        店に置いてあった不要になったスピーカーはまたたく間に「風と共に去りぬ」のでアリマシ
        タ。なんとも素早いことで、あっけにとられ、いささか放心の店主。

         コーヒーで一服、何かお聴かせしようと思い「石川さゆり」を楽しんで無事ご帰還に相成
        りました。でね、まだ続きがあってさ。今日の午前中に師匠からお叱りのお電話。なんじゃ
        いあの音は!! バランスが悪すぎる!! 高音を絞らんかい!!! あいやー、ごもっと
        もでゴザンス。わかっていまっせ。わかっていますゥ。早速、高音を調整し、多分これでだ
        いぶ良い音になったんとちゃうかいな。ね〜、師匠。

         そうこうしているうちに師匠から再電話。なんじゃい?? と思ったら、スピーカーを
        買った方が狂ってしまい、石川さゆりを探して幾千里、CDショップから電話で昨日のCDを
        教えてくれ〜とのことの問い合わせ。確か赤いジャケットでしたよね、みたいなことで。し
        かししかし、このCDはすでに廃盤なのですよ。だから買おうってたってすぐには手に入らな
        いのです。オークションにもなかなか出てきませんし、出たとしてもけっこうな高値ですか
        ら。どうするんだろうとは思うけど、どーしよーもありません。ローマは一日にしてならず
        でしょうか。

         こんな出来事の連続でが私の人生が暮れてゆきまする・・・・・・の、店主でしたっけ。


        緊張の現場仕事

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            こんな私でもごくごくたま〜に現場仕事が舞い込みます。今日は、友人のアパートの階段
          修理に横浜まで。この物件は、オーストリア在住の友人が日本でリフォームしたもの。今
          は、ウィーンに住んでいるので手が出せず・・・私に相談。で、私が修理することになった
          次第。っていうか、私しか居ないということなんで。

           最初は横須賀の中古木造住宅を買ってリフォーム、次は横浜、最後に千葉といった具合に
          日本に居る時に3つの住宅リフォームを行った、彼。この横浜の家は一軒の木造住宅を真ん
          中で仕切り、2つのアパートにして貸しているのです。設計と工事はすべて彼一人、材料は
          近所のホームセンターとオークションで入手。いやはや画期的というか無茶なというか、と
          にかく驚きの連続でした。

           2階建てですが、天井板をすべて取払い、2階天井付近にベッド空間を作りましたから、
          実質は3階になっちょる。もちろん、トイレ、浴槽、キッチン、エアコンまで室内にあるも
          のはすべて彼一人によるもので、私にとってはまったく驚異的な作業量でして。ったくも
          う、なんともスンゴイのであります。

          差し支えない程度でご報告しましょう。
           物件に行くためには、最初のゆるやかな坂を・・・・・・

           上れば・・・・・・坂は段々急になり

           これが一番の難所坂。息が切れるんですわ。

           上りきると、更に坂は続き

           狭い路地を突き進むと

           これが最後の階段。狭いでっせ〜

           考えてもみて下さいな。この坂をものともせずに材料を運び上げるんですよ! 家一軒分
          の材料ですから半端な量ではありません。柱や壁のベニヤ、階段や床板はものすごい量で
          す。しかも彼は日本語がほとんどしゃべれませんからね。私が外国で同じようなようなこと
          をしようなんてことは途方もないことで、考えもしませんて。

           これがアパート。見えているドア、サッシ窓、外壁、テラスなどぜ〜んぶ彼一人で作り
          ました。サッシやドアをオークションで買ったと聞いたときにゃビックリしましたわい。
          ゲッ!! オークションかい!!! ってね。

           これが今回の修理箇所。階段の踏み板が下に割れてきたので、ご覧のように補強しまし
          た。工事そのものはちゃんと部品を作ったし、段取りも考えておいたのでスムースに運んだ
          んだけど。最近とみに現場工事の緊張の度合いが激しくて、こんな工事でもかなりプレッ
          シャーを感じるワケ。これも年のせいかしら。絶対大丈夫、うまくゆくと思ってはいるけど
          なんかアクシデントがあるんじゃないか、とか、見落としてるところがあるんじゃないかと
          か。直前まで緊張は続きます。まったく、困ったもんですが。

           帰りしな、入口階段に雑草が生えていたので草むしり。ほうきがないのでちゃんとは出来
          なかったけど、掃除にいそしむ店主。写真で見る限りはキレイになりました。

           この彼、ウィーンに帰国してから同じようなやり方で3部屋のホテルを作りました。金額
          も安いし、設備も充実してるので満員盛況の態。なんたってウィーンはモーツアルトとベー
          トーヴェンなどでも有名なクラシックの都だし、絵画や建築でも見どころ満載ですから世界
          中から観光客が押し寄せます。そんな町で格安で宿泊できるとあれば連日満室は至極当然。
          1泊59ユーロ。ダブルベッドですから二人で割ると3000円ちょっと。興味ある方は、
          http://www.wanzinn.com/index_jp/index_jp.html に。奥さんは日本人なので日本語
          でも対応してくれますぞ。

           それならばと、いよいよ今年15室のホテルにチャレンジとうことで、これから工事に入る
          とメールで知らされ。うっひょ〜、すごいぜ。そのホテルのロビーで奥さんが「おにぎり
          屋」をやるらしく。ウィーンでおにぎり屋かい!! なんか感心しちゃいます。行動力に
          ね。私がヒマな時には手伝いに来て下さいと言ってくだすって。行っちゃうぞ、マジで。
          出稼ぎでおにぎりを握って来るのもオツなもんじゃあ〜りませんか。

           こんな彼らの姿、思ったことはなんでもやったるわいって。なんとも気持ちいいっす。

          私も見習わなくっちゃ・・・・・・・・・・・・・・・の、店主ですゥ〜。


          改修奮戦記

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              さて、いよいよな箱の改修。まずは、最大の問題。裏側曲面の乱れ髪ザンバラ板の補修で
            す。いろいろ考えた、と言いたいところだけど・・・・・・・・・・・
             ほんのちょっとだけ考えての、ボンド塗りぬり。というと簡単そうだけどさ。奥の奥まで
            ボンドを塗り込む方法に少し手間取りました。結局、コーキングのへらを使ってぐい〜っ
            と。うまくゆきましたわい。
             ほんでもってクランプで押さえ〜の、それ以外はタッカー(ホチキスの親玉)をめった
            やたらに打ちまくり〜の。このタッカーは、カミさんの介護施設の椅子貼りの時に買った
            もの。いや〜、なんの役に立つかわかんないもんです。
             これで終わりではありません。右部分がペラペラなんで、もう一枚薄いベニヤを加え貼り
            〜。
             上部はクランプで固定、下はビス止め。中間は曲面なので自然に圧着されるのです。思い
            のほかスンナリと進んでいるのであります。この薄いベニヤは以前の残り材。いや〜、なん
            の役に立つかわかんないもんです×2。
             さらに裏板を作成。中央の穴は配線部品用。左の縦棒は補強材。板の中央部に穴が開くの
            で考えられたのでしょう。元の裏板と同じです。むろん、この厚板も戴きもの。いや〜、
            なんの役に立つかわかんないもんです×3。
             そしてこれが裏側完成ノ図。ホントだったらボンドでがっしり固定したいところだけど
            今後何があるかわからないのでビスだけで固定しておきます。
             そしていよいよ最後の床との接触部分。コンクリートを流し込んで・・・・・とも一瞬考
            えたんだけど、型枠を作るのが大変なのとセメントを買いに行くのが面倒だし、出費はゼロ
            にしたいし、セメントを練るのが大変だし、流し込んで上面を水平にするなんてこと出来っ
            こナイ! なんてことで、このようになりました。以前使っていた木枠を切断して再利用。
            いや〜、なんの役に立つかわかんないもんです×4。
            見ての通り、アジャスター(高さを調節する金具)の長さが違います。なんせ、土台のコン
            クリ床が水平じゃないもんで。このように脚の長さが違えないと困るんですたい。で、いよ
            いよ据え付け作業。置いては外し置いては外し苦節7回の調整の末に・・・・・・・・・・
             ご覧の通りの完成〜じゃァ。ここまで掛けたお金はゼロ円。スンバラシイ。見事やり遂げ
            ました。やればできるじゃん、オレ。恥ずかしげもなく一人自画自賛の店主。
             だけどですね、よくよく見たら箱が傾いてる?? 計ってみたらおよそ1センチほどね。
            傾いているのですわ。右は1センチ、左は5ミリくらいかな〜。こんな微妙な傾きを直すの
            はホント大変なんすから〜、もう。いやね、据え置く前に計ったのですよ、もちろん。でも
            違っていたんだな〜。だめじゃん、オレ。
             持ち上げて再調整する気力はぜんぜんあ〜りませんえん。なんせ重いっすから。裏板も付
            き、スピーカーも組み込んでいますから。も〜やだ〜。しばらくはこのままで。どーしても
            気になるんだったら、その時に。ってことで。ご勘弁願いやしょう。
             そんでもっていよいよ試聴の段。オーディオの師曰く「大きな努力で小さな変化を得るの
            がオーディオ」。その考えでゆけば、こりゃ大きな変化と言わざるを得まい!! 大層な違
            いですぞ。ま、豊かな低音が出るようになったのことは確かでさ。曲によっては低音が暴走
            しますから。なんか身の危険を感じるって言っちゃ大袈裟か? いや、大袈裟ではあるま
            い。恐るべし30㎝バックロードホーンの威力。そう言っちゃいますか・・・・・・?!
             私の低音チェック用の曲は、ENYAのwater mark。そうなんです、この曲の中に地の底
            から湧き上がるような低音が入っているんです。ドワワ〜ンという感じ、波動砲?みたいな
            身体で感じる低音です。ENYAはすべてシンセで音作りをしているので信じられないような
            低い音が録音されているんです。それで比べると以前とは違う迫力があります。マジで。
             さっきはチェロを聴いたけど、これも明らかにちがいます。ずいぶん良くなりました。
            いや〜、師匠のご託宣の通りこれは実に良い買い物でした。とはいえ、これはほんの第一
            歩。これからが長い道のりとなります。なんでって? 単に低音が豊かに出るようになった
            ってことだけではなく、この影響は高音にも出てくるんですよ。全体のバランスが狂います
            からそれをほどよく調整してゆかねばならないのでR。
            なにはともあれ大喜び・・・・・・・・・の、店主でした。

            スピーカーの箱が、とうちゃ〜く!

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                小学生の時に山の魅力に取り憑かれ「それ以来発狂し続けている」と言ったのは敬愛する
              登山家・山野井泰史さんです。すでに十数本のギターを保有していながら今も買い替え続け
              ているとか、外見からは想像もできない音楽趣味を持っているとか、かなり発狂しているよ
              うなウラヤマシイ友人がいて。それに比べるとまだまだダメだなァ〜と自分の限界を思い知
              る店主。ギターの友人のそのまた友人、プロ並みのギターテクニックを持っていながら、そ
              れを仕事にすることなんかこれっぽっちも興味はなく、現在も練習することはほとんどな
              く、音楽もまったく聴かないといいう方も狂っているといえば狂っている。狂い方にもい
              ろいろあるわけでして。
               件のスピーカーBOXを地下に運び込みました。デ、デカイ! 左が今のFB-5、右がFB-7。
              高さ幅奥行きいすれも10センチほど大きい代物。スピーカーユニットは20㎝から30㎝に。
              面積はほぼ倍。手持ちのパイオニアのユニットをとりあえず取付けて。右上の穴は高音用ス
              ピーカーのためのもの。私のオーディオでは高音用は別のスピーカーがあるのでこれは不
              要。なので、後で適当な板で塞ぐことになります。
               でもね、裏がごらんの通りで破壊されちょります。きっと、出品者が壊して捨てようと
              思ったのでしょう。しかし、そうはゆきません。この箱は相当頑丈なので壊すのはそこそ
              この道具と体力が必要なんですわ。幸いなことに壊れているのは裏側だけ、内側の曲面は
              ほとんど無事。ヨカッタ〜ぜい。
               片方は壊れているので、1つでしか聴けません。音がどう違うのか私の耳では確実には
              わからない。あ〜ぁ、悲しや。そこでねオーディオの伝導師・mazdaluce3000氏に電話
              したの。果たしてこの箱は有用ありやなしや。そしたらね、師はすでにこの箱のことを知っ
              ていて、良い買い物だったと頭をナデナデしてくれはりました。う、うれしい〜〜!! 
              なんせ、自信なんてものはまったくありませんから、そう言ってもらえたのは神の声。こ
              れでFB-5よさようなら、FB-7よコンニチワと相成りました次第。
               師との話の中で、ヤマハのアンプ「B-1」を立て続けに数台購入されたお客さんがいたこ
              とを知り、ここにも狂った方が居た〜と感慨に浸ったんですわい。知ってる人は知っている
              知らない人はまったくご存知ないだろうけど、ヤマハのB-1といえば史上最高のアンプとし
              て日本ならず世界に燦然と輝く金字塔でね。私は聴いたことがないけど重さ40kg、発熱量も
              半端じゃないしいっぺんに数台のスイッチを入れるとブレーカーが落ちる、ということだけ
              でも発狂アンプであることは間違いない。悪かろうはずがない。
               これを一挙に数台オークションで入手して、すべてmazdaluce3000氏にレストアしても
              らおうということです。自宅用、別荘用?、予備にということらしく、せっせと入札に励ん
              だのでしょう。今でも十万円以上は軽くする高額アンプ。それを数台、しかもフルレストア
              というならその倍額は掛かるでしょうて。師のレストアアンプを聴いてその素晴らしさに一
              挙に発狂したのでしょう。わかります、その気持ち。死ぬまで聴き続ける心智に拍手の嵐は
              鳴りやみません。芸術に金銭の多寡は関係ない! と言われた五味康祐の心を受け継いでお
              られる希有な方だと密かに尊敬。
               そこで私の愛箱。スピーカーユニットの裏側は、このように下から音がさらに裏に導かれ
              ます。中で上下に折り曲げられて、
               一番後ろの上から音が出て来て、それが下に曲げられて
               一番下の裏から正面に曲げられた板に沿って音が下り、正面から低音部分だけが放射され
              るという仕組み。ご覧のとおりベニヤ部分はめくれ上がってまるで乱れ髪のよう。ウーム、
              これをどう直そうか・・・・・・・・・。
               でもね、またしても女神は私に微笑んだのであります。壊れて取り外された裏板2枚と
              同じ厚さのベニヤ板をカミさんの知人の引っ越しで戴いたばっかり。一階の店に鎮座して
              おります。これをカットして裏板を作りなおし、後は曲面を補修すればよろしい。
               むろん、据え置く場所も手を加えます。これまでは、こんなえーかげんなモノでしたけど
              これが最後のスピーカーとなるとこんなもんでは済みません。木の枠は素早く捨てて、コン
              クリート床に直接置かねばなりますまい。ベニヤで木枠を組み、鉄筋を入れて、コンクリー
              トを流し込む。そーすれば、建物土台の上にスピーカーが置けます。ゼッタイに振動しない
              でしょう。あ〜ぁ、待ち遠しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
               こんな私、発狂している方々と肩を並べるとまではゆかなくても、足元に触れるくらいは
              狂っているのでしょうか。そうならウレシイ。
               早く来いこい、完成日・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

              0泊3日・・・・・・・・?

              0
                  仕事(珍しく)で京都まで行ってきました。往復深夜バスの強行軍で、今は時差ボケ真っ
                ただ中。なんたって予算がないから、の深夜バス。新幹線の半額以下には勝てません。出発
                は品川23:45帰着は翌々日の横浜5:30。思ったよりは大変じゃなかったけど、全然平気とい
                うにはほど遠く。

                 京都では、朝7:30から23:00までの滞在。京都タワー地下の温泉で一汗流して、という目
                論見は「改装工事」であえなく×。とにかくタバコを吸わにゃなりません。駅から直近の
                MIWAKUに直行。
                 早朝からやってて喫煙可、駅から近いとなるとかなり絞られます。行ってみたら前も来た
                店で。な〜んだ。用意した本を読みながらのモーニング。

                お昼まで時間をつぶさなくてはならないけど、この店で3時間は無理でしょ。ってことで
                バスで府立図書館に向かったんだけど、早く着きすぎてしまって。すぐそばにある平安神宮
                までお散歩。
                 昔は建物なんかを見たり写真に撮ったりしたけど、今じゃな〜んの興味もありません。あ
                んだけ撮った写真も見直すこともなくファイルに閉じ込められて棚の上に。ってことは、
                興味がないってことの証左であって。古い建物だって作られた時は最新だったり理由があっ
                たりしたんだろうけど、今の私にはさっぱり良さがわからず。なさけないけど、しかたあり
                ませんもん。

                 広大な前庭ですから、とてもじゃないけど拝殿?まで近づけません。近くにあったコレ
                をパチリ。右近の橘左近の桜で有名だけど、これも桜のようで美しい。さすが千年の歴史、
                こんなちょっとしたとこににじみ出ますなァ。適当な枝を用意して地面に穴を掘り、差し込
                んで、枠を作っただけの簡単なもんだけど。歴史や文化がないとこういうアイデアはなかな
                か出ないもんでっせ。

                 時間も迫り、元の道をたどって図書館へ。途中でおみやげの小石を拾い・・・・・・。
                 なんで図書館なのか? そこには映画があるから。なんてね。日本映画の旧作はなかなか
                見れません。ビデオでしかないしもちろんDVDになっているのはごく一部。最近はBSでも
                やってるけどサイズを変えてあるのでバランスがおかしくって見ていられません。ネットで
                調べたらこの図書館のライブラリーは素晴らしく、特に邦画のラインナップは驚きです。
                邦画旧作を見に行くためにだけのために京都に行ってもいい、と思ったわけですよ。

                2階でリストブックをチェック。思った以上に凄いリスト。時間があったらもっと見ていた
                いけど、時間がないのでね。申し込んだらすぐに見れます。

                 私が選んだのは「偽りの盛装」。吉村公三郎監督、京マチ子主演。いや〜エガった。京都
                が舞台、男を渡り歩く女と家族とみたいな筋だけど。浴衣姿の京マチ子がしどけなく横にな
                って男を誘う俯瞰ショット。これがいい。いや、これだけじゃないけどね。肉感的な女体の
                魅力が画面に充満してるなんてそうそう映像化できるもんじゃない。そう思う店主ですか
                ら。

                 知人の微笑みのデザイナーと昼食。すでに時間はとうに過ぎていて大遅刻なのでありま
                す。平蜘蛛のように平身低頭で、植物園脇の2階にあるバーバチカさんへ。ロシア料理で店
                内もよかったですわ。

                 今回の仕事は、縁のある会社の専務さんがカナダで展示会を行うための展示方法について
                の打ち合わせ。私も多少関わっているし、展示什器も作ったので、商品の並べ方やらを相談
                したわけ。これが約一時間。そこから彼の車で別の会社へ。去年末から商品開発を進めてい
                る樹脂の会社でカナダに出品する試作の最終確認。この2件でお仕事はオワリ。

                 時間はすでに7時前。慌てて彼の会社に戻り、タクシーで接待の店に直行。こんな私が接待
                を受けるわけです。なんか気恥ずかしい。なんにもしてないのに、という気持ちが拭えない
                けど。割り勘なんてことを言い出すと相手に失礼だし。ここはひとつ接待を受けさせていた
                だきやしょう。で、訪れたのがこの店
                 いや〜いいんでアリマス。かなりというか相当というか。さすが京都、奥まった場所に
                入ってみれば満席で。この店ならいつも満席は頷けますばい。倉(蔵?)を改造した店で
                名前も「蔵倉(クラクラ)」駅から近いし、京都の居酒屋はここで決まりでしょうて。☎
                075-351-0347  下京区東洞院通七条上ルです。

                 これがサラダ。エビも入ってて美味しいゾ。他にもゾロゾロ美味しい料理がお酒が出て来
                たけど、なんせ会話と飲むのと食べるのに忙しくてカメラを持つ時間がない。

                 帰りのバスで寝たいので日本酒を飲みまくる店主。でもおしゃべりに忙しくてなかなか飲
                めない。行きのバスではほとんど眠れず、飛行機でもバスでもなかなか眠れないの。だから
                酔えば眠れると思ってはいたものの。なかなかそうはゆかないのでアリマス。

                 時間を気にしてくれた彼に言われて外に出たら駅はすぐそば。でもね、バスの発車場所は
                駅の向こう側、あと5分しかありません。ゲッ! 別れの挨拶もそこそこに、慌ててタク
                シーに飛び乗って、陸橋をひとっ飛び〜。650円で千円払っておつりももらわずに小走りで
                バス停に行ったら遅れていてまだ来てない!!

                 実は夜の居酒屋接待が今回のハイライトだと思ってたんですよ。このまますんなりと帰る
                とね。でも物語の結末はそうはならず、まず慌ててタクシーから始まりました。これがクラ
                イマックスの始まり〜
                 発車場所に着いたらトンデモナイ混雑で。こうなっとるんですか〜。深夜バス恐るべし。
                あなどってはいけません。十数社のバスがここに集結します。これを逃すと帰れませんから
                みんな必死。不安な顔が並んじょります。いつ自分のバスが来るかわかりません。係員はバ
                ス名を連呼し、バスは次々と到着します。品川とは大違いの大混雑、今回の旅のクライマッ
                クスはこれだったんだ〜! と。

                TVで中国の正月帰省の混雑ぶりを笑っていた店主だけど、日本でも似たような場所があった
                わけです。帰省者1億2千万人の中国とは比較にならない人数だけど、必死さでは甲乙つけ
                がたい。車の混雑や新幹線のそれもなかなかのもんだろうけど、私の知る限り比較になりま
                せん。なんたって深夜バス、乗り遅れたら最後駅で一晩過ごさなくてはなりませんもん。

                 日本人でも不安なんだから外人ならなおさらのこと。近くの不安そうな外人家族に声を掛
                けて乗車場所を聞いてあげたり。なんせ酔っぱらっていますから、気が大きくなり余計なお
                世話大安売り。なんでもできそうな気になってます。立ち尽くす人たちを見渡してニンマリ
                笑顔の店主。いやな奴だとお思いでしょうが・・・・・・・・・・・。

                 定刻より遅れる事15分、私のバスが来て無事乗車。案の定眠れませんでしたけど、無事
                横浜駅に到着。すぐに家に帰り、一服の後スピーカーを取りに埼玉県まで車でGOGO!

                いやはやなんとも慌ただしい、この数日ではありました・・・・・の、店主。フゥ〜。


                久々の興奮

                0
                    それは数日前のこと。地下に立てこもっていることの多い店主の気晴らしはネット訪問。
                  で、一番訪れることの多い場所は、なんといってもオーディオのオークション。現状の音環
                  境にほとんど満足していますが、そこはそれなんとなく。ふらふらとクリックしてしまうの
                  が習い性になっていて。それでね、いつものように散歩していたら「おっと、どっこい!」
                   私のスピーカーは、
                  ビクターのFB-5 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-5.html というものなの
                  ですが、上位機種として
                  FB-7 http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/fb-7.html   があるのでして、これが
                  ね、バラバラになって出品されていて。この2機種の主な違いはスピーカー口径が20㎝か
                  30㎝かの違いで、当然箱の大きさも異なります。めったに出品されることのない商品ですか
                  ら、地下でパソコンに向かい一人で色めき立ったのですわ。
                   はてさていくらぐらいで落とせるのか? 箱はごらんのようにボロボロ。

                  http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r88576467 

                  ですから大したことはないだろう。裏板が壊されているので、直せる人でないと手が出ない

                  でしょうから。で、とりあえず一応一万円で入札したわけ。一方のスピーカーユニットは中

                  央に凹みがあるけどhttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e121030640   

                  こっちは高い。だけど、これも同額でとりあえず入札。

                   今持っているFB-5は確か二万円弱で入手したから、まァ三万円で両方入手できればいいな

                  なんてあてのない予想で待つ事一日。いよいよ、時間が迫ってきました。箱とスピーカー

                  ユニットの終了時間の差は30分。最初に箱が、見事入手でき、それからスピーカーに移動。

                  箱は1件だけ別人が手を出したけど7750円で落札できたので、三万円ぐらいだったらスピ

                  ーカーを買ってもいいかな。そんな思いでチョロチョロのクリック。

                   それがね二万円を越えたあたりから別人28号との決戦の様相を呈したのでありますよ。

                  この商品は1975年からの販売開始ですからおよそ37年前の代物。壊れた箱が8000円弱は

                  わかるけど、スピーカー単体で二万円を越えるなんてことは?だったり!だったり。段々

                  値が上がるのであります。三万円は軽く越え、四万円も飛び越して、気がつけば五万円。

                  五万円ですよゴマンエン。古くて凹んでいるたかだか30㎝のスピーカー2個が。

                   なぜにこんな高額になるかっていうと、スピーカーユニットのコーン紙が軽くてそれを

                  動かす磁石がデカイから。ユニットの性能を表すものとして出力というのがあるんだけど

                  このユニットは102db(デシベル)で、FB-5は確か96dbぐらい。その差わずか6。なんだ

                  大した違いじゃないじゃんって思われるかもしれないけど、これが大違いでね。詳しいこと

                  はわからないけど、とにかく大違いなんですよ。出力が大きけりゃ小さなアンプでいいし、

                  大きなアンプだって小音量で大きな音が出るからボリュームを絞ることが出来る。結果と

                  して歪みが小さくなる、ということで。アンプってのはボリュームを上げるとどうしたっ

                  て歪みは大きくなり、出てくる音も悪くなりますから。

                   いくら欲しいからといっても、そりゃないっす。視聴したわけでもないしさ。と、あっけ

                  なく熱は冷め、ほっとこうぜこんな奴。早々にパソコンを切って母屋に引き返したのであり

                  ます。なんだったんだろうか、あの熱い一時は。私が入札しなけりゃ相手だって二万円

                  ちょっとで落札できたのに。なんでこんな奴が出てくるんだ!! と怒っているんでしょう

                  ね。でも、そんときは欲しかったんだからしょうがない。ゴメンネ、別人28号。

                   ということで箱だけを落札いたしました。地下には入るけど一人で降ろすにはかなりの

                  労力。私の腰は耐えられるんでしょうか。ガンバレ、腰骨。さらにスピーカーユニットが

                  必要なんだけど、これは学校に置いてあるものを戻せばいい。むろん箱とスピーカーの相性

                  はとても重要なことは知ってるけど、いーんです。とにかく鳴らしてみたいんです。20㎝

                  と30㎝じゃあ面積はほぼ倍ですからね。低音がどれくらい出るものなのか、それが知りた

                  い。ただそれだけのこと。そのことに7750円を支払うのは私にとっては至極当然、なんの

                  問題もありゃ〜しません。たとえ、それがぜ〜んぶムダになったとしても、です。

                   なぜ箱なのか? と思われるかもしれないけど、かの五味康祐氏はスピーカーはなんと

                  いっても箱が重要。ユニットだけを買って箱を作ったってろくな音は出ない! と言い切

                  っていましたから。氏を神のようにあがめる私ですから箱だけでも充分なのです。それに

                  この箱はバックロードホーンと言いまして、ユニットの後ろから出た音が箱の内部でぐる

                  ぐる回って前に出てくる構造なので、ただの箱ではありません。放射状に広がる音の出口

                  も中の構造もとっても手が込んでいるのでありますよ。私のような素人には絶対作ること

                  は出来ませんて。

                   箱はかなり巨大です。もしもこの箱で良い音が出たら今のスピーカーを移動しなくては

                  なりません。地下から1階に一人で持ち上げるのが無理なことは以前実証済み。うーむ、

                  そのまま地下に置かなくてはならないか・・・・・・・・・・。横置きにしてベンチにし

                  ようかしら?・・・・・・・・・・ 。ひょっとすると箱に座りながらパソコンを打つこ

                  とになるかも。あーだこーだ、あれやこれや、考えているわけです。

                   もしも、ひどい音しか出なかったら? そんときゃ必死こいて分解せねばなりますまい。

                  でもね、本来のスピーカーユニットじゃないから音が悪くてもそれだけで判断は出来ない

                  のです。本来のユニットを取付けたら素晴らしくなるかもしれませんから。それまで持って

                  いないとなりませんか。

                   巨大な箱を一旦地下に納めて、別のユニットを取付けて音を出してみて、ひどい音なら

                  本来のスピーカーが入手できるまで保管しなけりゃならない。それがいつになるかわから

                  ないけど、それまでは地下に置いとくわけにはゆかないから、また地上に持ち上げなくては

                  ならず。あ〜ぁ。自ら招いたこととはいえ、気が重い・・・・・んでもって箱も充分重い、

                  ナンチッテ。

                  買ったはい〜けど・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


                  噂の真相

                  0
                      25周年を期に雑誌メディアでは類のない黒字休刊した「噂の真相」。休刊後、編集長の岡
                    氏は沖縄に移住し悠々自適の生活を続行中だが、「WEB 噂の真相」として執筆活動は続け
                    いるのです。創刊からず〜〜〜〜〜〜〜〜〜と愛読していた店主、このWEB版ももちろん
                    愛読者なのでアリマス。

                     ほとんど毎日チェックしていますけど、今日の最新記事がコレ

                     『■3月某日 東日本大震災で、「絆」というキーワードが飛び交っているが、この過剰なまでの勇気、希望などを乱発する雰囲気づくりに違和感を憶える人々はどのくらいいるのだろうか。絆じたいは悪いことではないが、大震災の復興・復旧、原発事故収束が遅々として進まない状況の中で、この言葉が一人歩きしているさまを見ていると、ついグルになって仕掛けているメディアの思惑を裏目読みしたくなる。これもウワシン編集長時代に培った性なのかもしれないが、原発事故の張本人・東京電力の西澤社長以下の相も変らぬ情報隠しや傲慢不遜な企業体質を思えば、まんざら見当はずれの言説ではないと思う。』(記事の一部です)

                     TVや新聞などでは「絆」の大合唱。それはそれで決して悪い事じゃないけど、反面
                    それに対して疑問を投げかけることが憚られる雰囲気が充満しています。会議なんかで正論を言う人がいるけど、正論てのは正しいけど何も生み出さないし正しいだけに
                    反論できないということもある。なんだかこの大合唱はそんな気がしてならなかっ
                    た。これは私だが感じる事なのかしら。なんて思っていたワケだけど。そんな私の
                    気持ちを見事代弁してくれました。さすが、オカドメ。

                     「絆」を合唱するよりも東電の責任や体質を問わんかい! 政府の対応の遅さを
                    追求せんかい!! それもせずに、絆や勇気を声高に言うってことは、東電や政府
                    の問題から目を逸らせているんじゃないかって思われても仕方ない。大体、絆や勇気
                    を記事にするってことはそれで売り上げを伸ばしているわけだから、結局お金儲けに
                    つながるわけだ。TVではすべてが番組であり、ニュースも当然含まれるという秀逸
                    な批評もあったけどさ。ニュースだってスポンサーがあるわけだし、NHKなら視聴料
                    金をいただいているわけなんだからね。

                     石川さゆり氏のブログでは、
                    昨年のあの日本中が驚いた、恐ろしい恐怖の日から1年が経ちました。早い月日なのか長い月日なのか、様々な困難があり夢中で生きてきたのだと思います。

                     

                    大惨事の記憶をイベントのように騒ぐマスコミや人達にも、何とも複雑な気がします。決して忘れることなく、自分のできることを続けて行きたいと深く心に刻んだ今日です。まだまだ長い道程です。我慢強く諦めず・・・。』

                     

                     と書かれています。ハッキリとは言ってないけど「複雑な気持ち」ってのは、心

                    良くは思ってないってことでさ。津波や原発の被害者の方々は今後数十年にわたって

                    (原発はもっとだろうけど)復興してゆかなきゃならないんだから、そう簡単に口に

                    出せることじゃないもんね。そこんとこを押さえないと、山田風太郎が看破したよう

                    に日本人の最大の問題「軽薄」が証明されてしまうことになっちまう。


                     「北の国から」で、離農した人々に対して外部の人が批判した時に「住んでいる者が何を言ってもいいけど、外の者は軽々と言ってはならん!!」と大滝秀治が叱って

                    いたけど、なんかあんな感じ。被害を被っていない私に何が出来るのか、これからの

                    長い年月考え行動してゆかにゃあなりませんばい。


                    と、一人自戒している・・・・・・・・・・・・・・店主です。



                    ボケの日常

                    0
                        有吉佐和子「恍惚の人」が嚆矢だったでしょうか、いわゆるボケ老人という言葉はすっか
                      り社会に定着しているのではないでしょうか。63才になる私も例外ではなく、日々ボケに向
                      かって邁進しているのでしょう。よくわからないけど。戻ったはいいけど何を取りに戻った
                      のか忘れてしまう、なんてことはよくあること。ですから。

                       カミさんが友人と起業した老人介護の仕事。先日、朝の迎えに駆り出されました。数人の
                      方々を一台の車でそれぞれの自宅まで迎えにゆくのですが、一人だけメガネが見つからない
                      洗濯が終わらないということで車に乗れず。その方だけを私が迎えに行くということにな
                      り。数人を迎えに行くので、時間が押し迫っているので一人をあまり待てないのでアリマ
                      ス。

                       そこで急遽助っ人の店主。電話で呼び出されまずは事業所へ。カミさんと同行して利用者
                      さんの自宅に向かったのです。電話を受けてから利用者宅までは約1時間。門の前に着きカ
                      ミさんは自宅の中に入ったもののなかなか出てきません。しばらくしたら裏口から出て来て
                      洗濯物を干し始めたんです。ドヒャー! まだ洗濯が終わっていなかったですか〜。
                       なんてこったい。

                       干している傍にはカミサンが佇んでいます。いや〜ノンビリしてるんですわ。でもね、決
                      して嫌じゃないし不快でもありません。好きなんです、こーいう風景は。顔は微笑んでいる
                      けど、心の中では大爆笑のワタクシ。しばらくして、待っている私に気がつきカミさんの旦
                      那だと知らされ恐縮しきりの利用者さん。まったく平身低頭で、お茶を出しましょうかなど
                      ど言わっしゃるのであります。いやいや、お茶よりも早く干して行きましょうよ、と言いた
                      いけど、このやりとりが面白すぎてもっと一緒に見ていたいと。

                       待つ事およそ30分、私の車で事業所まで同行。途中の車内ではあれこれの世間話ですが
                      ボケてるなんてことは微塵も感じられません。しっかりしてるじゃん。話も面白いしさ、
                      これなら何時間だっておしゃべりできそう、なんです。不思議だなぁ〜。ボケると言っても
                      個人差はありますから、どこにボケが潜んでいるか一見ではわかりません。まったく手強い
                      ボケの世界です。

                       以前にも夫婦でボケてる利用者さんの話がありました。かなりボケてるんだけどお互いが
                      それをわからない。そうなるとボケはちっとも不自然じゃないし、気にさわることもない。
                      その話を聞いた私はなんだか不思議なほのぼのとした気持ちになりました。いーじゃないで
                      すかボケたって。その年になるまでいろんな苦労もあっただろうし大変なこともあった。年
                      とってからボケることぐらいは自由にさせてよ、と思ってしまいます。

                       で、その利用者さん。洗濯物は干せたけどメガネが見つからず、カミさん共々あちこち
                      探しまわったとのこと。引き出しの中、寝室や居間、ないない。諦めかけた時に食器棚の中
                      で発見!! メガネを食器棚に。ちょっと置くにしても奇妙な場所です。フツーは置きませ
                      んョ。さすがボケ老人、と私は大大爆笑の夕食の一時でした。

                      そんなこんなでなんだか慌ただしい・・・・・・・・・・・店主なのでした。
                       


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