トホホな看板

0
      店の前に置いてある看板、気がついたらカッティングシートの文字が傷つき剥がれており
    まして。あれれ! どーして?。そーいえば先日の台風の時に倒れたっけ。そんときに。な
    るほど。そーいうこと。早速、文字だけを修正しようと思ったら、ガリッと小破壊、ついで
    大破壊。有りもののアクリルで作ったのが女神の逆鱗に触れてしまったか! お許しを、と
    あわてて木で作り直しました。

     ホームセンターへ行って2枚の板を買い、接着して1枚に。つまみと取っ手の店なんだか
    ら、それも入れて。文字を大きくし。出来上がったのがコレ。
     
     中央横一文字に取っ手らしきものを付け、周囲の丸ポチはイタリア製のツマミを並べま
    した。言わなきゃわかんないだろうけど、丸ポチと横一文字を縦にし、足りない丸ポチを
    付け足すと楕円になり・・・・・・・これは、見ようによってはかなり危ないマーク。途
    中で気がついて、そう見えないようにちょっと工夫したわけでアリンス。

     店名文字は木を切り抜き、上下の小さな文字は書き文字。材料はブナ材、表面は白塗装。
    自慢じゃないけど我が工房の糸鋸盤は世界一「HEGNER」社のものでして、腕はともかく
    機械性能は素晴らしいのです。厚さ6センチの板もきれいに切断できる優れもの。

     最初、小さな文字も切り抜こうとしたんだけど、小さすぎて指と刃がいまにも触らんば
    かりに近接し、それでもやってみようと思ったけど。恐すぎて軽く挫折しました。リハビ
    リ中の私にはムリ、ちょっと考えればわかりそーなもんだけど、やってみなくちゃわから
    ない。いつもながら、テキトーな癖は抜けません。

     
     使ったツマミと作った取っ手。ツマミはおよそ10年前、福岡の会社からゴソッと買い求
    めたもので、まんず在庫はたっぷりとあるので、ここを先途と使わせていただきましたワ
    イ。取っ手は有りものの木。名前は確か「マコーレ」だったかな。固くて好きな木ですが
    困ったことに切り粉が鼻を刺激してくしゃみが止まらなくなります。そして鼻水も。決壊
    したようにとめどなく鼻水はダダもれ状態になるのでアール。

     文字の位置を決め、書いたり貼ったりし、さいごに塗装。外に置きますから塗装はガッ
    チリとせねばなりませんて。抜き文字は小筆でシコシコ2回塗り、最後は全体にスプレー
    でブワーと一気に。これも2回塗り。ようやくといった次第。

     相変わらずリハビリの身ですから小さなことは気にせずに、大きなこともドンドンと見
    て見ぬ振りでやっつけました。とにかく作ることに慣れることが先決ですから。クオリティ
    の優劣はさておき、っぱなし。これでいいのか? いいのいいの、とにかく作り続けるこ
    とにしましょう。

     さても、相変わらずな・・・・・・・・・店主なのでした。


    いまどき・・・・・切手?

    0
       京都の知人から切手が送られてきました。
       80円が10枚が1セットになっている、いわゆるシートが2枚。週刊少年漫画50周年1と
      名付けられたもの。1ならば2があるんでしょうね。シリーズ化される可能性大だと思いま
      すけど。

       プレゼントに切手を選ぶ方がいること、専用の封筒?があること、新鮮な驚きです。
      左が表紙、右が中味で薄いフィルムの中に切手シートがおさまっていて、なかなかの出来
      映え。切手の図案も、贈り物に切手を選ぶことも大好き、大喜びな店主なのでアリマス。

       それにしても電話の出現、かなり後でFAXが発明され、今ではメールが大繁栄の世の中
      になり手紙や切手の出番はめっきり少なくなりました。それにケチをつける気持ちはあり
      ませんし、私自身手紙を書く機会がめっきり減っているのも事実ですけど、なんだかな〜
      とは思っているわけです。

       人になにかを伝えること、のために電話やメールがあります。昔からそれは変わらない
      のでしょう。私にとっての「なんだかな〜」な気持ちは何か用事がなければ連絡をとらな
      くなったということなんです。用事がなければ人と会わない、ことも多くなりました。単
      にその人に近況を伝えたいとか、会いたいとか、それだけのことが遠慮しがちな社会とな
      ってきたような気がします。

       母が存命中に親戚の叔母から折にふれ手紙が届きました。内容は、これといってなんで
      もない日常の出来事です。天気が良いとか本を読むのが楽しみだとか・・・・そんなこと。
      母が亡くなり、こんどは私が叔母に手紙を出す段になって「なんでもないこと」を書き綴
      ることの難しさを痛感したわけ。つくづく叔母は手紙の達人だった、と。第一、用事がな
      いと伝えることそのものも忘れてしまいますから、連絡を取り合うことなんか頭からすっ
      ぽりを抜け落ちているのです。

       世の中から消え去るものがあるのはいたしかたありません。あたらしく出現するものが
      あれば消え去るものがなければ溢れてしまいます。消え去るものはいつも「ひっそり」。
      思えば野良犬もひっそりと消え去りました。電柱に片足上げておしっこする野良犬が懐か
      しいと思うのは私だけ? でしょうか。「汚い」のも同じ。気がつけばみ〜んなキレイな
      のでして。それじゃいけないの? と言われれば返す言葉はありませんけど。

       
       80円切手の隣に図案だけが印刷されています。図案は20、使えるのは10という案配。
      なかなかに意地悪なデザインです。左右1セットです。使えば1枚だけが残り、セットと
      しての価値はなくなりますし、シートには切り抜かれた切手の部分に穴が開きます。とい
      うことは、切手として使いたい人、シートそのものが気に入って持っていたいという人で
      も切手として使う可能性を考えると2部買わなければなりません。なかなかうまい戦略で
      す。倍増販売計画とでもいいましょうか。客を惑わせる商品とでもいいましょうか。

       同じ知人から以前スタンプもプレゼントされました。
       特定の郵便局には、専用のスタンプがあるそうです。しかも、このスタンプのマニアも
      存在しているようで。これを贈られたときに、近くの郵便局に行き、専用のスタンプの有
      無を聞いたら、そう言われました。考えてみるまでもなくスタンプのマニアの苦労はなか
      なかのもの。スタンプを押してもらうためだけに出かけるのですから。まぁ、電車マニア
      は乗るためだけに、オーディオファンは聴くためだけに、ストリップファンは観るだけの
      ために・・・・・・・・。

      人のことは言えません・・・・・・・・・って、の店主でした。

      京都 俵屋

      0
          先日、お世話になっている京都在住「微笑みのデザイナー」さんから雑誌が送られてき
        ました。Casa BRUTUS「ニッポンの老舗デザイン」(2011.3.31発行)。取り上げられ
        ている老舗は23、中でも俵屋旅館の記事が送られてきた大きな理由で。ファンの一人であ
        る店主は大喜び、海外の友人にも2冊送ってしまいました。英訳もなされている今号は、
        外国の方々も視野に入れているのであります。

         元々は、田中康夫氏の著作「いまどき真っ当な料理店」で知り、行きたい気持ちは募る
        ばかりですが、経済事情がかみ合わず外から仰ぎ見ているばかり。ウーム。なかなか情け
        ない、ファンとは言えないファンであります。ちなみに、続編として「それでも真っ当な
        料理店」があるこの本は、かなり良質な内容です。紹介されていて行ける店はすべて行っ
        てみました。
         訪れた店は期待を裏切ることなく、味・接客ともに充分満足できる内容で著者の眼力は
        凡百の紹介本のなかでも抜きん出ています。

         しかし、その中にいまでも理解できない店があるんです。吉野屋・新宿一丁目店がそれ。
        牛丼の吉野家です。すべて同じメニュー、内装であるにもかかわらず、なぜにこの店なの
        でしょうか。3回も行ってしまいました。目を皿のようにし、注文方法を変えたりしても
        わかりません。数多あるチェーン店の中から選んだ理由がわからないのです。未だに。今
        では、この店はなくなってしまいましたから私にとって理解できる機会は永遠に失われま
        した。トホホ。

         さて、俵屋です。
         めったに登場することのない俵屋です。雑誌に掲載されるということは、掲載しなけれ
        ばならない理由があるからです。多くの場合、それは宣伝効果を期待するものではないで
        しょうか。雑誌やTVなどのメディアにホントに良いものがなかなか現れないのは、これが
        原因なんだと、店主は思っているのです。
         営業的に問題がないのであれば、メディアで紹介される必要はありません。なぜなら、
        紹介されれば今までと違う客層が訪れ、今までのお客さんに嫌われてしまう心配が生まれ
        てしまう可能性があるのではないでしょうか。

         左に座椅子、奥に庭が見えます。庭とは巨大な1枚ガラス(右側に引戸)で仕切られて
        いて、目では堪能できるけど、外気とは隔絶された室内環境を実現しています。きっと、
        このガラスは毎日磨き上げるのでしょう。維持管理に大変な労力が必要なデザインと思い
        ます。注目は、座椅子の前、畳と同じ高さにある板のようなもの。外の景色が写り込んで
        いますから、表面はピカピカなんでしょう。

         説明文を読んで仰け反る店主。これは、こたつが埋め込まれたもの、ですと。天板は漆、
        電動で上下、ナルホド〜。そんなのアリか。アリでしょう。思わず納得。電動で上げ下げ
        してみたい!。モーターの音は? スイッチはどこに? 熱源はまさか炭ではないんでし
        ょうね? 上掛けの布団はどんなの? 上下する仕掛けは? 疑問はつのるばかり。やっ
        ぱ行かねばなりませんて。

         もう1枚はコレ。縁側みたいに一段下がって竹。これはわかります。竹のゴツゴツした肌
        触りは体験してみたいし。夏は涼しげだし。敷居を使って背凭れにするアイデアも「いとを
        かし」。座布団も特注なんでしょう。中央にあるのは煙草盆でっせ。ってことはなにかい、
        ここで煙草吸ってもいいってこと。ってことは、この部屋は喫煙客専用ってこと? んな
        ら、この部屋を希望する禁煙客にはどう対処するの? いるでしょそーいうお客さんは。

         以前から気にはなっていたんです。禁煙VS喫煙、が。天下の俵屋ですから、希望する部
        屋ならば、どちらの客にも対応できるんじゃないかしら、とね。でも、喫煙客の翌日に禁
        煙客が同じ部屋に泊まることなんかできるわけない。そう思ってしまうワケ。数時間で煙草
        の匂いを消し去ることなんかできるのでしょうか? 信じられません。

         謎が謎呼ぶ、俵屋。ナンチャッテ。泊まりもしないのに、こんなことを聞けるわけもあ
        りません。予約するときなら聞けますもんね。でも、手紙で聞いちゃおうかな。巻き紙み
        たいにして丁重な文章で、なんかお礼みたいな「何か」を入れたりして、あれやこれや考
        えうるサイコーなてんこ盛りで問い合わせしてみれば、なにかしらの返答はいただけるか
        も。

         なんてことを、考えている・・・・・・・・・・・・店主でした。

        地下の陽射し

        0
            お店の地下が試聴室&事務所になっているFACTIO。冬に近づくと、だんだ
          んと午前中のひとときだけ陽射しが差し込んできます。お店のコンクリ床を抜
          き、地下を改装したときに、そこまで計算したわけではなく、たまたま。気が
          ついたら、こうなってしまった、ということで。

           左側が差し込む陽射し、右側は照明。なかなかきれいなのです。これが。
           でも陽射しは、ほんの短い時間だし、曇りだとダメだし、私以外の人が見る
          機会はほとんどありませんのです。ハイ。

           左側の木枠にはめ込まれた乳白色の板。以前はこれがなかったので床板の隙
          間からポロポロとごみやら塵やらが地下に落ちてきたけど、もうそんなことは
          ありませんぞ。しかし、この木枠も1階を改装したときに使えなくなったモ
          ノ。これもたまたまの成り行きで、偶然の産物。それにしても、サイズといい
          質感といい、まさにピッタシ! うまくいったもんです。

           右の照明は、障子の転用。なんせ地下は天井高が2m弱しかないので普通の
          照明器具を取付けることができません。頭に当たってしまいます。昔、ウィー
          ンの国立オペラ座に行ったとき、喫煙室の天井面の全面に豆電球が取付けられ
          ていたことを思い出して、真似っこ。喫煙室の天井面はとても高かったけど、
          それはそれはきれいなもので。感心したのでした。

           ちなみに、これがお店の床の端っこ。コンクリートの床をガンガン壊し、そ
          こに木をはめ込み、鉄筋に固定。これはこれで苦労しましたぜい。最初は、パ
          ンチングメタルを切り抜き、うまくゆかず。次は、巾の狭い床板を並べ、たけ
          れどこれも×。コンクリの床面と穴を塞ぐ面が平にならんとです。三回目で、
          このアイデアを思いつき、かなりイメージ通りに仕上がりました。

           周囲のギザギザの採寸、それにに合わせて板を切り抜く方法、木の床板を固
          定する方法、あれこれ試したけれど、アイデアを思いつくことに比べたら大し
          たことではなく。すんなりと。

           改装に次ぐ改装、でしたけど、少しずつ完成に近づいています。改装する気
          になるのは、使っていてなにか不便だとかちょっと変だとか思う時。完成され
          たイメージが最初にあるわけではありません。おかしい部分を少しずつ直して
          ゆきます。仕事では、そういうわけにはゆきませんから、ストレスもなくとて
          も気持ちの良い作業です。

           また、直す部分に合わせて新しく作るばかりではなく、古いものをうまく使
          いこなす面白さもかなり魅力的です。ピッタリと組み合わせることが出来た時
          には、「女神が微笑んだ」と思わざるを得ないほどです。以前、TVで樹木希林
          が骨董の番組をやってたけど、まさにその通りと、我が意を得たり、思わず膝
          を打ちました。古いものをそのまま愛でるのもいーだろーけど、それを今に生
          かして楽しむ心、これが私の考えるモノ作りなんだなー。これが。

          ってなこと言ってる・・・・・・・・・・・・・・店主なのであります。

          毎日がリハビリでございます

          0
              今日も雨の東京です。
             雨が降ると、ショップのブレーカーが落ちて電気が止まります。原因はわかっているんで
            す。店と地下の事務所は住居から電気を引いているんですが、3回路の中の1つが工事の不
            手際で漏電していると思われます。最近、一段と激しくなり、いよいよ改修せねばならなく
            なりました。今日、自分で直しましょう、ってことで。一件落着・・・・多分。

             先日、東京はお茶の水にある紙の店に行ってきました。封筒を買いに。ここは、内装、対
            応、いずれも素晴らしくいつも気持ちよい思いにさせてくれる店なのですが、
            株式会社竹尾 見本帖本店 http://www.takeo.co.jp
             たまたまパッケージの作品展をやっていて、素材のサンプルも置いてあって、目が止まり
            ました。「こりゃぁ、何か出来ますって」という直感。が、むくむくと。


             新製品の気泡紙のサンプル3点。サンプルとは思えない、もったいないくらいの出来で、
            思わず2部づついただいてきたわけです。2部といっても各6種類くらいありましたから
            けっこうな量で、かなりというか、心苦しいというか、とにかく相当申し訳ない気持ちな
            のでした。また、担当していただいたY嬢の好印象もあいまって、何か作って差し上げな
            ければならヌ!と。思ってからが長かった。なかなか作れないのでアリマス。

             仕事ならばクライアントのイメージやら、納期やら予算やら、プレゼンのことも考えな
            ければならない。あれこれ制約があるけど、これはまったく自由。辿り着く先もわからぬ
            まま、とにかくあれこれと気ままな散歩のように始めたのです。

             いやー、やってみたらかなり面白い。けど、ムズカシイ。試すサンプルが少ないのであ
            まりザクザクと切り刻むわけにはゆきません。私も隅っこではあるけど一応はデザイン関
            係の仕事をしていたわけで、何か役に立つものでないと気持ちが悪い。印刷してある錯視
            を生かしたい。木材との共演も・・・・と、考えた末にこのような折り方にしてみて、


             3つのちっちゃな作品が出来上がりました。今回もすんなりと着地したわけではなく、
            考えては作り、失敗しては考えを、と。それぞれ2〜3回繰り返しましたか。でもでも、
            なんとか出来上がり。やっぱりウレシイっす。ちなみに、右の作品はクリップホルダー
            って言うんですか?。マグネットが埋め込まれています。

             とても小さなものです。機械加工にはリスクが伴います。右の赤い木は小さい上に固い
            し、直角ではないのでかなり恐ろしい。事実、小さな切れ端が飛んで来て、額をケガして
            しまいました。油断大敵、雨あられ・・・・・。赤色は久しぶりに染料で染め、ウレタン
            塗装。小さくても手が込んでいます。左は、底から見たところ。重しに鉛の活字を埋め込
            みました。活字を25個まとめるのに手こずりましたけど、なんとか。

             いよいよ、発送。TVで観たヤマト宅急便の梱包アイデアを早速使わせていただいて。こ
            れを、段ボールに入れて今朝旅立ちました。荷物が届いた時のY嬢の顔が目に浮かぶよう
            です。何か出来たら送るかもしれない、と言ってはあるけど。まさか、単なる客が自社の
            紙サンプルを作品にするなんて、思っていないでしょうから。

             反面、変なモノ? 何これ?? って不審がられるかもしれませんけど。ちょっと、恐
            い!! なんてね。それはそれでしょうがない。毎日、多くのお客さんと会うわけだから
            たまたまの客なんか覚えていないでしょうし。でも、覚えているかもしれない。いやはや
            なにげに心の振り子は揺れるのでありました。

             教師生活が長かったせいか、生来の怠け癖か、とにかくちゃんとモノを作る習慣が身に
            付いていません。なんだか、いつもリハビリのような感じだなァと思ったのがちょっと前。
            リハビリはちゃんと出来るようになるためのものだけど、常にリハビリっていうのもいい
            かも。そう思ってしまった店主。だったら、気が楽。気張って、姿勢を正しく、しなくて
            気軽に始められますもの。

             ってことで、まずは一服・・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

            映画リスト・・・・・・・って

            0
               ♬雨がシトシト金曜日、ボクは〜ひと〜り〜でェ〜
               君のかえ〜り〜を待っている

               確かタイガースだったな。ジュリーでなくピー?が歌ってた、ような。
               ホントは日曜日だけど、今日は雨降りの金曜だから

               こんな雨の日は何を聴こうか、と
               なんとなくドビッシーを・・・・・・子供の領分、ベルガマスク組曲ということで

               このホームページの問い合わせの中に「映画リスト」なるものがあるわけです。
               まぁ始まったばかりだし、そこまで見る人もいないでしょうし。さらに「これは何です
              か?」と、聞く人がいるとは思えない。ええ、いいんですけどね。ツマミや取っ手ともな
              んの関係もないし。ええ、ええ、いいんですけーどね。

               でも、このままだといつまでたっても誰も知らずにいるかも。鬼ごっこで隠れているんだ
              けど誰も見つけてくれないみたいな。そのうち夕方になって、みんな帰っちゃうかもしれな
              い。それって恐いっす。翌日会った時になんていえばいいのかわかんないし。知らない人
              ばっかりの結婚式とかもそんな感じ。誰も話す人がいなくて、居心地わりーし、群衆の中の
              孤独と言いますか。まー、そんなようなもんですけど。


               ってことで、この「映画リスト」なるものを説明しておこうかと思ったので〜す。
               なんせ雨ですし・・・・・・・・・??

               ネタ元はこの本。双葉十三郎氏の労作「ぼくの採点表」全6巻。映画全盛期は過ぎ去って
              久しいですが、これは戦前から90年代までの日本で上映された洋画のほとんどが網羅されて
              います。短い解説とともに、それぞれの映画が5点きざみで採点されているわけ。最初に出
              版されたのは「1960年代」で、これが1988年ですから、23年前。私はスゴイと思うわけ
              です。カンドーしたわけです。即、買ったわけです。

               昔々、映画雑誌は2誌あって「映画の友」は淀川長治、「スクリーン」は双葉さんが映画
              評を担当。その他にも朝日新聞のQというペンネームの津村さんや荻さんや、いろいろおら
              れたわけです。今と比べると影響力があったし、内容も濃いものだったと思います。そうい
              えば映画評論家って居なくなってしまいました。映画衰退と共に評論家も消え去ったという
              ことでしょうか。

               次々と出版されたこの本、採点は星印、最高点は90点、最低は調べたことないけど30点
              以下もあるようです。75点以上が「上出来の部類」80点以上が「ダンゼン優秀」となって
              いるんだけど、ヒマに空かせて80点以上の映画を戦前から90年代までリストアップしたの
              が『映画リスト』。6冊全部では8858本の映画、その中で80点以上は509本ありました。
              これが双葉さん言うところの「ダンゼン優秀」映画ということです。

               個人評ですから片寄っていることはあるだろうし晩年近くなっての映画は多少目が曇るの
              は仕方ないと思うけど、戦前から映画を見続けた方ですから、私は充分信頼していいんじゃ
              ないか、と考えているのです。

               最高点の90点は何本あると思いますか?
                          ?
                          ?
                          ?
                          ?
                          ?
                          ?
                          ?

                 1  1925年 黄金狂時代
                 2  1930年 西部戦線異常なし
                 3  1937年 大いなる幻影
                 4  1939年 駅馬車
                 5  1942年 疑惑の影
                 6  1945年 天井桟敷の人々
                 7  1950年 サンセット大通り
                 8  1951年 河
                 9  1952年 恐怖の報酬
               10  1953年 水鳥の生態
               11  1957年 野いちご
               12  1961年 突然炎のごとく
               13  1973年 スティング
               14  1974年 ザッツ・エンターテイメント

               以上の14本です。昔の映画ばかりです。ちなみに観ていないのは「水鳥の生態」。ドキュ
              メンタリーでしょうか。探した時期もあったけど、今は探してもいません。わりと最近のも
              のでは「E・T」80点、「アマデウス」85点、「エイリアン2」80点などなど。最近と言っ
              ても古いですけど。ないんですよ新しい映画で評価の高いのが。

               このリスト、A3縦で2枚繋いでいるもので、かなり長い代物。著作権とかあるし、これ
              をどーすればいーのかよくわかんないのです。せっかくあるものですから、興味のある方
              に差し上げようか、あるいはツマミを買った方におまけで付けようか。あれこれ考えてい
              たりして。


               と、ボンヤリ考えている・・・・・・・・・・・・・・・店主なのでした。

              日本プロ音楽録音賞

              0
                  今週の月曜日は体育の日で祭日でした。にもかかわらず私は授業のために学校に行って
                しまったのでした。いやはや、どーにも、こーにも。

                 先週の金曜日、TVで明日から3連休だと知らされ、だったら10日の月曜日は授業ないん
                だ。と記憶していたにもかかわらず。前の晩にはしっかりと目覚まし時計をセット、朝起き
                てゲッ!遅刻しそう・・・・・・と。慌てて電車に飛び乗り、なんだかずいぶん空いている
                なぁ、などとまだ気付かないのでアリマス。しっかりと座りつつ。

                 乗り換えの東京駅に着き、降りる時に気がついた。あれ?今日は祭日か??。祭日を確認
                する方法をホームで考えたのです。今日は祭日ですか? なんて誰にも聞けませんて。考え
                ついて新聞を買い、ようやく「祭日確認」。よかったよかった。

                 でもね、お金がなくて帰れないのです。とにかく学校に行ってから、後で引き出せばいい
                と思ってたもんでね。まずは駅を降りて銀行を探し・・・・・。全部閉まっているじゃあり
                ませんか。なんで?? 9時過ぎてるのに?? また祭日を忘れているのでアリマス。

                 大丈夫か! 俺!! ボケ始めている・・・・・・かもしれない。じゃなく、すでにボケ
                てる。ホエ〜、ほっといてもらいたい。年取るといろんなことがありますんで、ってね。

                 一昨日、落札したCDが届きました。飯島真理、ウーム。知らないんです、この方。なー
                んにもね。

                 日本プロ音楽大賞、第3回(1996年)の受賞曲「バケーション」が入っているアルバム
                ですから。この賞が始まったのは1994年から、ズラーと2010年までジャンルを問わず選
                ばれています。私にとって、このジャンルを問わずというのがとても良いのでありまして。
                音楽を聴き続けているとどーしてもジャンルが片寄るわけで。広い音楽世界の一部しか楽
                しめないというのはいかにも残念。もっと視野を広げたい店主なのです。

                 早速、mazdaluce3000の装置で試聴。いやー、すんばらしい音ですけど。文句ありま
                しぇーん。特に「バケーション」はファンタスティック。厚みのある音、楽器が置いてあ
                る位置がわかる、くっきりと。低音とか高音とかボーカルとか弦とか、それぞれきれいに
                再生できるというのはオーディオの基本だけど、もっと良いとなると録音された場所(空
                間の広さとか奥行き)もわかるんだなぁー、これが。

                 いえね、私の装置ではそれがわかるというわけではありませんよ。かなり良いとは思う
                けど空間の広がりまではちょっと。以前、試聴したヘッドフォンでは私でもそれがわかっ
                たという話。知っている方は知っている、知らない方は知らないと思うけど、このヘッド
                フォンのメーカーはSTAX(スタックス)。たまたま立ち寄った店で、最高級品を試聴し
                た時には、こんな私でもはっきりと広がりが理解できて感動したのでした。

                 でも高すぎて絶対に買えません。今後も買う事は絶対にないでしょう。でも、あの感動
                は忘れ得ないのです。音はイイけど欲しい優先順位は下位、矛盾してるか。どうなんだ。

                 音源のチョイスはいろいろありますけど、録音の良さで選ぶのもいいと思うんす。曲や
                歌手で選ぶのもいいけど。いろんな視点で選べば音楽世界が豊かに楽しめるんじゃないか
                と思うわけでね。ってことで、興味のある方は下記を覗いてくださいませ。
                 http://www.jas-audio.or.jp/event/rokuon/index.php

                ボケが気になる、よりはすでに真っただ中・・・・・・・・・・・の、店主でした。

                メダカもいるでよ〜

                0
                    今夏、例年通りカミさんの実家に帰省した折に、やや山中の道路脇に奇妙な看板を見つ
                  けたのです。かなり大きな白い板に横書きで「めだか」その脇に小さく縦書きで「珈琲」。
                  めだか珈琲という喫茶店ではあるまい、めだかと珈琲の取り合わせは大いに興味を持った
                  のですが。

                   帰路、再度通りかかったもんでUターンして立ち寄ったんです。かなり大きなログハウス
                  で中はちゃんとした喫茶店、きれいに整理されている書棚があり、なんでこんなところに?
                  と思ったわけで。まずは珈琲を飲んで一服してから、聞いてみたんです。

                   めだかってなんですか? たしかに店内には水槽はあるけど大書するほどのものでもな
                  く。そしたら「ご覧になりますか?」と案内されたのが裏にある池。いるいるメダカの大
                  群じゃあ〜。さらに「向こうにもありますけど」と連れていかれたのが更に奥の田んぼ。
                  どひゃー田んぼにメダカかい!! いるいるなんてもんじゃありませんぜ。なんせ、田ん
                  ぼですから。数万か数十万か。こりゃ数えられませんて。

                   10匹のメダカを分けていただき、遠路東京まで運んだわけです。ちなみに、カミさんの
                  実家は京都、といっても市内からは遠く離れた京丹後市の峰山駅から海に近づいた弥栄町。
                  東京までは大体10時間以上かかります。それでもペットボトルに入れられたメダカは無事
                  に到着したのでした。

                   こんな経緯で我が家にメダカが同居し始めたのですが、赤ちゃんが生まれました。けっ
                  こうな水量が要るし、子作りはむずかしいと言われていたので、驚くやら嬉しいやらで。

                   早速報告しようと思ったんだけど、店名がわからない。地名や住所もわかりまへん。
                  あれやこれやネットで探しました。「メダカ 珈琲」と入れても関係ないものばかりで。
                  「京都 メダカ 珈琲」「京丹後市 めだか 喫茶店」ずいぶん探した結果・・・・・・
                  ありましたョ。

                  「もっく」という店名でした。
                  http://gallerycafemokku.hiciao.com/c_CtLl8F5x.html

                   私は名店だと思っとります、ハイ! メダカだけではありません。訪れた時にはちょう
                  ど「蝶とんぼ」が飛んできまして。ひらひらと舞っていましたワイ。ホント、蝶々みたい
                  でした。珍しいみたいです、このトンボ。睡蓮もいっぱいあります。もちろん珈琲もあり、
                  ケーキもあり。

                   私は来年も帰省したら・・・・・・・絶対行くでしょうね。
                   これで1つ大きな楽しみが増えたというもので、けっこうな出会いでした。

                   でもって、いろいろ教えていただいて越冬の準備をし終えた、今日。孫のベビーバスで
                  はいくらなんでもね、ということでホームセンターで漬け物桶を買い、ふちを緑に塗装し、
                  土に埋め、ハイこの通り

                   おまけで入っていたエビにも赤ちゃんが産まれまして。いやはや、だんだん桶が増えて
                  くるのでアリマス。大量死を防ぐためにも小分けしなくてはなりませんし。毎朝の餌やり
                  や観察もけっこう忙しい。

                   と、相変わらず・・・・・・・・・・・・・・・・・・の、店主なのであります。

                  セルロイド・クローゼット

                  0
                      今朝、パソコンを開いたらMacの総帥スティーブの顔が。あれ? どうしたの。何も知
                    らぬ店主、TVのニュースで亡くなったことを知りました。当たり前なことかもしれないけど、創立者への哀悼の意のスピードとスマートさに感じ入ったのでした。

                     さておき、昔観たことがある映画を再見。1995年ですから16年前ですか。ひょいと思
                    い出しオークションで探したら1件だけ、しかも安かったので落札、鑑賞となった次第。
                    不思議なタイトル「セルロイド・クローゼット」。


                     現代では表現がゆるくなってきている同性愛についてのドキュメンタリー映画。草創期
                    の無声映画から昨今のものの中120本の映画からシーンを抜粋、様々なゲストが解説や裏
                    話をしております。これがなかなか無類の面白さでありまして。

                     特に検閲が厳しき時代。いわゆる良識派による弾圧によってフィルムがズタズタに切断
                    された当時のあれやこれやが興味深いのであります。同性のキスはおろか抱擁もダメ、セ
                    リフによる表現もダメ、そんな中それとなく表現する製作側の工夫に感心しきりな店主。

                     言われてみなければほとんどわからない、私の感性の鈍さに改めて恥じ入るばかり。黒
                    人とともに同性愛はマイノリティですから、その悲哀を味わった者でなければ微妙な表現
                    の裏を理解することはムズカシイのでしょうか。ウーム。

                     前に観て強烈な印象の1シーン。「赤い河」という西部劇、二人のカウボーイが自分の
                    銃を見せ合う、そして小石を撃ち合い腕を競い合い、ほめ合い、この銃に勝るものは「女
                    とスイス時計」とのセリフ。銃を男性器の象徴のように扱うことはよくやられたようで、
                    そう言われればまさしく・・・・・ね。

                     ヒッチコック監督の「レベッカ」、亡くなった奥様を今も敬愛する家政婦、後妻に奥様
                    の部屋を見せるシーン。クローゼットの毛皮やコート類、下着まで見せちゃう。これはイ
                    カン、下着はちょっと変でしょ。当時、それとは知らないで観ていた私ですが、なんだか
                    異様な感じはしてたんだ。でも家政婦と奥様が同性愛であったことまでは気がつかなんだ。

                     こんなシーンが次々と展開し、それをつなぐように解説が入る映画なのです。ちなみに
                    最初に登場する解説者トニー・カーチスは同性愛者として名を馳せた人物でうれしくなり
                    ました。解説する人々はいずれも同性愛に対して堂々と意見を述べていて気持ち良く爽や
                    かでさえあります。

                     以前、山下達郎の歌を「まるまる浪曲でんなー」と見破った関西芸人・上岡龍太郎。言
                    われた達郎も「見破られましたか」と一言。ずーと気になっているんだけど。達郎の曲と
                    浪曲の接点というか、隠喩なのか象徴なのか、物語性なのか節回しなのか、どこを聴いて
                    浪曲と思ったのか。ワカラナーイ!!!誰か教えてくれー。

                     作品を見て(聴いて)、その裏や真意を判断することは、当人の感性がきわめて重要な
                    のであることは言うまでもなく。私の限界を思い知らされるのでありますよ。情けないけ
                    どこれが自分の力、これでゆくしかありませんなァ〜。


                     同性愛を差別する気持ちはないけど、同性に興味はない・・・・・店主でした。


                    続 オーディオの世紀

                    0
                        今日は月曜日、お店はお休みだけど長い付き合いの専門学校へ。
                       週1回3時間の授業に出かけ、帰りにお気に入りの天ぷら定食(600円)は相変わらずおいしくて、しばらく行ってなかった中古レコード屋さんに立ち寄って、今しがた帰ってきたところ。

                       前回の「オーディオの世紀」のクイズ解答から、
                      1、史上初の録音は?
                       ただし、歌声は後年の記念録音とのこと。あまりに古すぎていまいちピンと来ませ
                      んなァ。
                       
                      2、日本における初録音は?
                       東芝から発売されているこのCD?  興味のある方は、どうぞ。私は遠慮しときますけど。

                      3、世界初のステレオ録音は?
                       この時代やはりクラシックですか。1934年録音ですから、昭和で言えば9年かな。

                      4、国産初のLPは?
                       SPに比べドーンと長時間録音ができました。価格は、公務員初任給の半額程度ですか
                      ら今なら10万円程度? 1951年発売っす。私は2才のとき。はるか彼方、昔すぎてなか
                      なか実感湧きません。

                      5、流行歌ステレオシングル盤第一号は?
                       ようやく聞き覚えのある曲が。これは知ってました。フランク永井、図書館で借りて
                      聴きなおしてしまいました。良い声ですけど、私には甘すぎてちょっと。

                      6、シンセサイザーによる初の多重録音は?
                       ホントはこれが一番ではないけど。一番は、ワルター・カーロスの「スィッチ・オン・
                      バッハ」。このレコードも、オークションで買ってしまいました。とても良いですよ。
                      シンセによるクラシック。とても話題になったこと覚えています。

                      7、世界初のCDは?
                       これは意外でした。そうだったのかァ。山下達郎から師匠と呼ばれている大滝さん。以前、ラジオの対談番組で言ってたんだけど。高校生から「悩みとかないんですか?」との
                      投書があって、アルバム作りをやめたんだ、とか。ホンマかいな。
                       
                       とまぁ、解答はこういうことでした。すべての音源の紹介もあるので入手しやすい、ま
                      誠意のこもったアルバムなのであります。クラシックからポップスまで幅広いジャンルを
                      手を広げているのもけっこうなことです。
                       
                       最後に、この50曲の中で最も仰け反った曲を紹介しておきましょう。
                       
                       打楽器奏者のツトムヤマシタ。サヌカイトという石の楽器を演奏しちょります。
                       これがスゴイ!!! とても自然石を叩いているとは思えない音。サヌカイトとは、
                      讃岐から名付けられたそうで、昔からこの地方ではカンカン石と呼ばれていたそうな。
                       聴きたいと思ってオークションをチェックし続けていますが、なかなか出品されません。

                      オーディオにさほど興味がない人でも、このCDは一聴の価値ありと思います。ダビング
                      してはいけないことになってるけど、3枚ダビングしてしまいました。どうーする? の。

                      思案投げ首・・・・・・・・・・・・・・・の、店主なのダ。


                      calendar

                      S M T W T F S
                            1
                      2345678
                      9101112131415
                      16171819202122
                      23242526272829
                      30      
                      << September 2018 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      links

                      profile

                      書いた記事数:568 最後に更新した日:2018/09/15

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM