税金申告は素晴らしい

0
      3月15日は、毎年恒例の税金申告の締め切り日。私もいそいそと提出してまいりやした。
    数日前から1年分の領収書を机にてんこ盛り。それを類別し、クリップで留め、集計し、用
    紙に書き込み。それを数回繰り返して、ようやっと正式用紙に記入。ハンコを押して、と。

     サラリーマンと違って、自分の税金を計算できるのは面倒ではあるけど素晴らしいこと。
    と考える店主です。どのみち税金は持って行かれてしまうけど、それにしたって誰かにどこ
    かで勝手に計算されてしまうよりははるかにマシなこと。ポンポンとハンコを押してもらい
    控えを頂戴して帰路についたわけ。

     しかも、ポンポンの前にはズラリと並び、待つ間の緊張と書類に目を通す係官の何気ない
    仕草に緊張は最高潮に高まります。なぜって? だってなにがしかの数字の操作は行うわけ
    だし、その結果が税額に影響しますからね。それって、いわゆる脱税? いやいや私はしま
    せんよ。じぇったいに! あくまでも可能性があるってこと。そんな悪事に手は染めません
    よ。正々堂々、ナイル河の源流のようにね。

     ほとんど地下で仕事をしてる身には、気分転換は常につきまとう大きな問題。特に数字と
    格闘するこの時期も、疲れた頭を一休みする手だてを用意しなければなりません。学校の授
    業がある時期ならば週に1〜2回は外出する機会があるけど、春休みの今は出かけることもな
    く悶々としながらの地下生活。これじゃ身体と気持ちに良いワケがありません。

     そこでネットの登場と相成る次第です。数人の方々のブログはほぼ毎日見回っています
    が、特にお勧めなのが登山家・山野井夫妻の記事です。以前たまたまNHKで観たのがきっか
    け、ヒマラヤのギャチュンカンで雪崩に遭遇し手足の指を失っても意に介せず、まことに伸
    び伸びとした生活態度は私にとって驚異な存在。

     氏のブログは2つ。ニコニコ動画でもU-TUBEでも「山野井泰史」で検索すればTV放映が
    見れますし、ネットでブログ(確か東京新聞)も読む事ができます。

     ひたすら登山のことだけを考え続けている彼らの生活はいたってつましく、登山以外に
    まったくな〜んにも興味はないのであります。どーです、こんな生活。私にはできないけど
    まったく素晴らしい。一番感心したのは、オルカと名付けた巨大な岩山の頂上付近で、明日
    登頂する前日に「過去も未来も関係ない。明日の登頂だけを考える」みたいなことを言った
    こと。

     うーむ、なんと清々しいのだろう。過去も未来も関係ないって! 過去の名声を利用した
    り、将来の不安に悩んだりすることなく、目前の問題をガッガッと頭と身体をフルに使って
    解決して行く。これこそ私の理想の姿でありまする。

     いわゆる仕事では、いろんなことを利用し、宣伝したりするけど、そんなことは関係な
    い、自分自身そのものが商品であること。自身にまつわるレッテルやラベル(同じか?)、
    年令や性別、人種や言葉なんか、ゲイかバイセクシュアルかあるいはストレートか、なぞと
    いうすべてをはぎ取ったその人自身が恋の対象になりたいと願う今日この頃。

     ちなみにこの「恋」というのは男女間のような狭い意味ではなく、人と人の間に生まれる
    感情のようなものですから。念のため

     ってなことで・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。

    63回目の誕生日

    0
        「あなたのテーマカラーは、何色?」と問われた時のショックは今も忘れることができま
      せん。それまで自分の基調色なんか考えたこともない私ですから。答えに窮して困りまし
      た。それまでなんとなく自分で良いと思い考えもなしに着ていた洋服は、これ以降一掃され
      服装は劇的に変わったのでアリマシタ。それからずいぶんな時が経ちましたなァ〜。

       私の誕生日は3月2日。先週の土曜日に私とカミさんと孫の合同誕生祝いを子供たちが用意
      してくれました。以前紹介したことがあるかな? 五味康祐氏の相学資料によると2日生まれ
      は2の系数で、上記のようなことが記されています。これが私の性格やらこれからの出来事
      の年令を表していると思って間違いありません。

       ちょっと説明しておくと系数とは誕生日を足したもので、例えば2なら2、11、20、29日
      生まれの人たちです。1+1=2、2+0=2という具合にね。系数は1から9まであり、それぞ
      れに性格や出来事の年が書かれているもの。頭の◯2の次の7、11・・・・は出来事が起きる
      可能性の高い年令。その次の◯1、7、8は生まれ月。日月金は曜日&淡緑、白、クリームは
      いずれもラッキーな曜日と色。

       1、7、8の生まれ月の人は7、11・・・・の年令に何か出来事がある確率が高いとありま
      す。ですが私は3月なのでどう理解するかと言うと、直近の1月との差2を年令に±しなさい
      とあります。つまり私は60才から64才の間になにか起きる確率が高いということ。それが
      過ぎたら68才から72才までは平穏な日々が続くってこと。起きる出来事は良いこともあり
      悪い事もある。残念ながらどっちかわかりません。それを知りたいということであれば、人
      相と手相を理解しなければならないのであります。つまり、この系数なるものはあくまでも
      人相や手相を補うものであって、これだけで独立して使うものではありません。

       この短文から私の性格を読み解くと「優しくて誰とでもうまくやってゆける」けど「飽き
      ないようにせねばならないこと&No.1になってはいけない」。仕事は1の系数、恋愛は7の
      系数の人と相性が良いとされるけど、私の結婚線は太い2本しかなくそれぞれの線はすでに
      過ぎ去ったもの(結婚線は戸籍上の結婚もあるけど、そうでない場合もあります)なので、
      今後の恋愛については多くは期待できないでしょう。淋しいけど。

       生来が飽きっぽいので飽きないように工夫しなければなりません。ですから、私はちょっ
      と飽きたら違う事をやり、また元に戻るようにしています。あるいは、違うことを並行して
      進めるとか。とにかく寄り道だろうが回り道だろうが歩み続けることを大切にいなければな
      らないのです。No.1にならないことは陰でひっそりみたいに、人を立てて私は後ろに控える
      みたいな。謙虚にして、表に立たないように常々心がけているわけです。そうしていれば間
      違いないのですから。

       ここで文頭のテーマカラーにつながります。質問した方は、五味さんの資料を知らずして
      私に「あなたの良さは優しさなんだから、テーマカラーはベージュしかない」と宣うたので
      した。しかも、驚く事にベージュはクリームと白と近似してます。そうか!なるほどね!!
      いたく納得した私はそれまでの洋服を脱ぎ捨て少しずつ深く静かに衣替作戦。色以外にも
      大きな柄や原色は避け、ジーンズはチノパンに、スニーカーは革靴に・・・・・・・・。
      で、どうなったか?

       関係している専門学校では私の印象は劇的に変化し、いや〜ビックリ。こうも変わるもん
      ですかね。中身はな〜んにも変わらないのにさ。どういうこと? 私の印象が変わると、私
      の発言にも好影響を及ぼしますし、私の作品(仕事)にも同じ変化をもたらします。世間の
      人々はいかに外見で人を判断しているのか、よ〜くわかりました。

       そうして一度付いたレッテルはなかなか剥がれないもんで、私のスタイルが関係者の間で
      定着してゆきます。こうなった後はどんな格好してても問題はありません。だからね、私は
      良く言うんですよ、学生に。良い作品とは、作品そのものでもあるけど作者の服装も大事だ
      と。作業着で発表するのとジャケットを羽織ってのプレゼンじゃ作品に対するイメージも違
      うもんね。要は第一印象でね。作品を見る前に髪型とか服装が先に目に入るもんですから。

       これが誕生日のプレゼント。テーマカラーはベージュですがそればっかり着る必要なんか
      ありません。大切なのは私にとってベージュが基調色であることを理解していること。それ
      を理解していれば何色を着てもいいんです。赤チェックも横縞も大きな柄ではないぞ。真ん
      中の明るいグレーも明度ではベージュと似ているし。選んだのは娘でしょうが、私のことを
      よく分かっています。えらいぞ、ムスメ。

      ってことで、運命の岐路真っただ中・・・・・・・・・・・の、店主でした。

       

      バレエとタップ

      0
          前回の記事でボリショイの「くるみ割り人形」に触れましたが、誤りがありました。最初
        に観たのがボリショイ、その後にキーロフバレエ、さらにイギリスのロイヤルバレエを同じ
        演目で観たのでした。フランスのバレエは観ておりませんでした。ということで。

         バレエは、字幕もセリフもありませんし、踊りですから複雑な人間関係や感情を表現する
        ことは苦手だと思います。また当然のことながら筋を知らないと物語がよくわからないとい
        う面倒臭さもあるわけです。つまり、楽しむためにはそれなりの教養が必要だってこと。で
        すから私も長い間バレエを鑑賞する事ができず残念に思っていたのです。
         ところが、ボリショイを観てすんなりバレエの世界を楽しむことが出来るようになった。
        まさに私にとっては画期的な出来事でした。

         前回の記事を書いた後、ふと思い立ってちょっと検索してみました。そしたら、あったん
        です。ボリショイが。ニコニコ動画で、http://www.nicovideo.jp/watch/sm2678579
        「くるみ割り人形」第一幕第二場『情景と雪片のワルツ』。いわゆるチャイコフスキーの三
        大バレエの中でもなんといっても「くるみ割り人形」が最高のものではないでしょうか。そ
        の中でもこのシーンは白眉とも言えるでしょう。

         素晴らしい振り付けは、ダンサーの能力があって初めて実現することですが、まったくこ
        の世のものとは思えないといっても言い過ぎではないでしょう。特にクララが王子に支えら
        れて空中を飛ぶシーンはまるで重力から解き放たれているようです。

         同じシーンでキーロフバレエのものは、U-TUBEでありました。http://www.youtube.com/watch?v=e89qAsIOhWk 振り付けが違うのはダンサーの
        能力の違いなのか。最初は妖精だと思っていた雪片の衣装も違います。当たり前だけど。
        キーロフは群舞が目立ちます。好みは分かれると思うけど、みなさんはどっちがお好み?


         バレエに目覚める前はミュージカル映画を観た時期もありました。レンタルで借りられる
        ものはほぼすべて観たと思います。唯一、未見なのは「ブラック・タイツ」。オペラと同じ
        ように突然唄い出したり、決してリアリズムじゃないけど慣れればまったく違和感はありま
        せんよ。それからずいぶん後になってNHKで放映されたニコラス・ブラザースを観てビック
        リ。すごいのなんのって、たまりません。

         いや〜ぜんぜん知らなかった! この兄弟は史上最高のタップダンサーでサー。イヤハヤ
        早くて脚の動きが見えません。ついでにこの映像も見てやってください。一つはU-TUBEの
        http://www.youtube.com/watch?v=fiZnDhHGEF8 「ストーミー・ウェザー」。最初
        に登場するのはキャブ・キャロウェイ。でもって、それを引き継いでニコラス兄弟が踊り狂
        いますぞ。
         もう一つは、ニコニコ動画のhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4129916 「遥かな
        るアルゼンチン」という映画のワンシーン。いずれもダンスだけの短い時間です。

         バレエならボリショイ、タップならニコラス・ブラザース。これが私の標準です。彼らに
        匹敵するか勝るとも劣らないか、そうでなきゃ観る気がしません。日本のダンサーも海外で
        活躍しているようですが正直言ってホントかいな? と斜に構えている店主なのであります。

        お仕事に疲れたら、珈琲でも飲みながら如何でしょうか・・・・・・の、店主でした。


        なんたってボリショイでさぁ

        0
            ヒマとはいえなかなかの雑用が生まれては消えの日々でして。椅子の張り替えが終わり、
          体操で使う踏み台が終わり、仕事としての部屋の改装がほぼ終わり、ようやく一息。といっ
          ても夜まで仕事することはめったにないので大したこたぁ〜ないのですが。

           久しぶりにBSでボリショイバレエを観ました。昔、たまたま「くるみ割り人形」を観た
          ことがあってその素晴らしさに仰け反って以来ボリショイには一目も二目も置いているので
          アリマス。その後、同じ演目でパリとロンドンのバレエも観たんだけどこれがまぁ月とスッ
          ポンというかなんというか、じぇんじぇん違うのであります。

           衣装の違いや舞台美術の違いは理解できるけど、肝心のダンサーの力量が違いすぎて。や
          っぱり比較してみないといけません。その時のボリショイの舞台美術はそっけないほどに
          抽象化されていてクリスマスイブであることすら明確にはわかりませんでした。が、ダン
          サーの跳躍力やコンビネーションがものすごく。まるで夢でも見てる心地。

           話は逸れるけど、ローリングストーンズの東京ドーム公演では、くるみ割り人形が使われ
          ていました。人形使いのドロッセルマイヤーをミック・ジャガーが演じ、舞台セットもまん
          まボリショイでした。マドンナの横浜公演は「メトロポリス」という映画の模倣、クィーン
          のビデオ「レディオ・ガガ」もメトロポリスのオマージュでした。古典を知ってると模倣さ
          れたものの理解は深まりますぜ。

           とにかくボリショイのダンサーの身体能力と振り付けも素晴らしく、圧倒的なのです。そ
          ういういきさつがあっての今回の放映ですから期待しないほうが無理っていうものでしょう
          て。はてさて、どんなものを見せてくれるものやら・・・・・・・。

           これは最初の幕(?)です。このままの状態で吊り上げられますから緞帳(どんちょう)
          ではなく板に描いたものでしょう。吊り上げられる途中ですから舞台上のダンサーの脚が、
          ちょっと見えています。最初っからすんばらしいー!

           オープニングのセット。中央部に豪華な門が見えますけど、この門は開きません。これ
          も吊り上げられますから開閉できないのでしょう。立て続けに見せてくれるのであります。
          セットを見るだけでも満腹状態の店主。いや〜けっこうけっこう。

           門が上昇した後現れるのがこれ。うーん、すごい。左右の柱はクルクルねじれています。
          ちなみにこれは右側。当然左にも同じ柱が並んでいます。その数8本。背景の建物は描いた
          もので、同じ構図で数種類用意されています。

           中央部の階段。金と白、いかにもロシアって感じ(よく知らないけどさ)。二人の侍女が
          手に持つのはいずれ眠ることになるオーロラ姫。衣装もなんだかすごい。年寄りや子供、ちょっと太めの方々、とにかく大勢のダンサーが引きも切らず登場するのダ。

           そして16年、誕生パーティで踊るオーロラ姫。演じるはスヴェトラーナ・ザハロワ。
          以前観たくるみ割り人形と比べると躍動的な動きは少ないけどゆっくりとした動きが素晴ら
          しく、しかも脚が細い。細くて強靭な肉体は必須の条件ではないでしょうか。しかも静止状
          態では微動だにせず、脚も上がりまする〜。こんな土壌があるんなら体操もシンクロも強い
          わけでっせ。まったく。

           衣装も素晴らしいんだけどね、私が気になったのは左右の柱なんざんす。最初は何気なく気がついて、さらによーく見たんだけどさ。これってちょっとパースが付きすぎてないか
          い。柱の台座の一番下の高さが奥に行くほど低くなるのは透視図法からいっても当たり前な
          んだけど、それにしてもこんなに高さの違いが出ますかネ〜。台座の寸法はせいぜい1m程
          度でしょ。そのサイズでこんなに奥行きが出るのかな〜

           これは右側。むろん柱は垂直でなきゃ変ですからね。ってことは、それ以外の部分で狭い舞台でより奥行きを感じさせるための工夫はしてるでしょうよ。ディズニーランドのショップだって2階の窓は小さく作られているわけですから、ボリショイがそれをしないなんてことはあるわきゃない! しかも左右の列柱ですから、奥行きを強調するにはもってこいの素
          材ですもの。
           私が最初に考えたのは手前と奥の台座の高さを変えること、すなわち一番下の台座の
          床に接する部分が斜めになってること。げっ!! そうするためには舞台を客席に向かって
          傾斜させなくてはなりません。そうでしょ? そうしないと構造的に無理だもんね。でもね
          斜めの舞台で踊るなんてことが出来るんでしょうか? いかにボリショイでもですよ。少し
          の斜め具合だったらいけるのかしら?? わかんな〜い。

           手前から二本目の柱を拡大してみました。台座左側の角が垂直ではないように見えますけ
          ど。あるいは、カメラアングルのせいでそう見えるのか。わかんな〜い。
           こんなこと誰に聞いたら答えてくれるんでしょうか? バレエの舞台は水平じゃなくって
          もいーのか? 誰かおせ〜てもし。

          どうなんだ!・・・・・・・・・・の、店主でした。

          越後つついし親不知 拝観

          0
              楽しみにしていた「怪優伝」佐野眞一・著を読んでたら『越後つついし親不知』のことが
            書かれていて即オークションでゲット。早速鑑賞させていただきました。便利な時代になっ
            たもんです。

             何が買う気にさせたのか? 主演の佐久間良子が泥田シーンを嫌い「あんこ」の田んぼで
            演技したという。そのシーンを観たかったのであります。なんとわがままな、捨て身でかか
            ってゆかんかい!! 少し可愛いからって甘えるんじゃない!! 過去の偉大な諸先輩に対
            して恥ずかしくはないのかい!! ってことで、観たんですが、これが泥田に顔を沈ませて
            殺されるシーン。うむ、これは厳しいのう〜。その前には雪中で犯されるシーンもあった
            し〜。どだいこんな映画にお嬢様の佐久間良子を選んだ会社が悪い。そう思う店主。

             なぜかって言うと。泥田はやっぱり泥田でなきゃあいけませんよ。リアリズムなんですか
            ら。あんこを用意させる佐久間良子も大きな問題だけど、それを許す会社も悪い! かなり
            大きな田んぼを遠景でとらえておいて殺される佐久間良子まで1カットでズームしますか
            ら、この田んぼぜ〜んぶがアンコってことでっせ。アップになるとアンコであることがわか
            ります。少なくとも刈り取った稲の根っこがありませんからね。いやいやそんなとこまで誰
            も見てないって、そう言われるかもしれないけどさ。そりゃあないっす。ゼッタイに。

             原作は水上勉、ダンナ役に小沢昭一、その友人で犯す役が三國連太郎。相手が悪い。監督
            は今井正、いずれも筋金入りの強者です。この佐久間良子にはげんなりしたんだろうな〜、
            きっと。

             この犯されるシーンだって太ももとかふくらはぎが見えるんだけどこれすべて代役なん
            でしょう。殺された後、殺したダンナに川で洗われるシーン(全裸で)も代役。その後、腐
            るまで小屋の中でダンナと共にするんだけど胸まで筵(むしろ)みたいなもので身体は見え
            ません。多分、このシーンが水上勉にとっては重要なテーマなんだろうけど、それも全裸で
            あってのことであってさ。筵で覆っちゃあいけません。隠すのと全裸とでは意味がぜんぜん
            変わっちゃいますから。

             だってさ、友人に犯されて子供が出来てだんだん目立って来て、ダンナは自分の子供と
            勘違い。結局、そうじゃないってことが分かったので怒りのあまり泥田で殺害したとはいえ
            愛しいいとしい女房ですから、そりゃ後悔もします。あ〜なんであんなことをしたんだろう
            と。川で洗い清め誰も知らない小屋で二人っきりで何日も暮らす。そんな愛する人を祭壇の
            ようなところに安置する時に筵はありませんよ。誰だって裸身を拝みたくなりますって。
            隠すというのは見る人が居るからで、ここにはそんな人だ〜れもいないんすから。

             今でも結婚しているのかどうか知らないけど、平幹二朗が実生活のダンナ様。彼はゲイで
            あることはみーんな知ってるんだけど、佐久間良子が楽屋で「なによ、あんなおカマ!」と
            口汚く罵ったということだけど、こんなお嬢様ならさもありなんと思う次第であります。

             おカマけっこうじゃありませんか。役者はゲイかバイセクシュアルでないと片輪者ですか
            らね。有名なスターはどこもかしこもオカマなんですよ。そうじゃない方が才能がないと
            言われてもいるし、事実小沢昭一もそうでないことを自らの限界と述べてもいるわけでね。
            かくいう店主もじぇんじぇんダメなのでありまして。恥ずかしながら異性しか興味はありま
            せん。この世界では恥ずべきことなんざんす。

             デザイン関係とて表現者のはしくれですから、ゲイやバイであったほうが良いのでありま
            す。その方はまったくダメな私は、ですから大したことはないことはないわけで。とはいえ
            心の中では出来るだけ近寄ろうとしているんですよ、これでも。

            ってことで・・・・・・・・・・・・・・相も変わらず、の店主でした。

            いす(つ)椅子を直してくれるの?

            0
                なかなかに慌ただしい店主生活。カミさんの仕事先で椅子が必要になりオークションで入
              手してクッションを張り替えたり、体操に使う踏み台を作ったり・・・・・・・。
               カミさんの仕事場はデイケアセンターと言いますか要するに老人を昼間預かるという介護
              施設なのですが。ここで使う椅子が足りなくなり、さらにみんなで体操をする時に使う台を
              作ってくれと、とりあえず身近な私にというワケ。

               そう言われても椅子張りなんかやったことありませんから、鼻っから腰が引けてる店主。
              でもこの際挑戦してみるのもよかっぺ。フラフラと興味に導かれていざ。

               老人が使うので絶対にひっくり返らない安定性と重さが必要なのです。背もたれに手を付
              いて寄りかかっても大丈夫なもの。また長時間座るので座と背はクッションがあったほうが
              良くしかも食事もするので沈み込みが深くても×。肘掛けは邪魔になるのでいわゆるサイド
              チェアーでないといけません。金属製よりも木製が望ましい、などなどてんこ盛りの注文。
               今どきこんな椅子はなかなかない。と思いつつネットで探したら「ありましたョ」。
              ヘェーあるんだ。探してみるもんだ。それもごくごく近所からの出品でね。

               4脚必要ですから遠いと輸送費がかかります。1脚の値段がなんと1300円。これはお安
              いぞ。4脚で5200円。思った通り誰も入札せずスンナリ私が落札。早速引き取りに行き。
              ご対面〜〜! それが、コレ。
               古き昭和の香りが漂ってはいるけどおいたわしいお姿。座と背は革張りだけど傷みにいた
              んでおります。メーカーは聞いた事がある白川木工製。
               でも本体はとてもしっかりしていてさすが白川。その名に恥じない仕事ぶり。こういう椅
              子は張り替えることが出来るので、座と背の取り外しは問題ないだろ〜と、

               やっぱりね。思った通り、座は前後2本のボルトで固定されているだけですからカンタン
              に外れます。ちなみに左右は12ミリの木ダボで支えられておりまする。

               ここまでは誰でもできる、すぐできます。

               問題は背もたれ。ひっくり返したらネジ穴が。これにドライバーでクルクル回すと、

               ここまでも大したことはない。背もたれの上に引っ掛けて下から2本のビス止めって
              案配。なるほどこうなっているのか・・・・・・

               上の引っ掛ける部分は薄いベニヤが湾曲して溝に挿入されていて。ナルホド、こう考えた
              わけね。考えた人、作った人と話し合いながらの解体は楽しいものです。

               右側は上部の溝。ここに薄いベニヤが入る寸法。左は左右の仕上がり。ウーム、縫ってる
              ね。これはマズイ!素人の限界で縫うことはまかりなりません。ビニールレザーは伸びま
              す。それを計算しながら裁断することなんかできっこない! さいごにここでつまづき右往
              左往している姿が目に浮かびます。悲しいにゃー。

               上下の溝の底で革がタッカー(ホッチキスの親玉)で固定されています。こんな深い場所
              に打ち込めるタッカーなんかありっこない。それにしてもこれをどうやって抜き取るか?

               結局ドライバーを差し込んでそうーっとこじ抜きまして。力を入れるとてこにした支点の
              ベニヤが崩れてきまして。けっこうな力加減が必要でありまして、

               タッカーを外すとこうなった次第。中のクッションが劣化してボロボロなんざんす。
              クッションは2種類のウレタン(スポンジ?)が重ねられています。

               劣化したクッションの取り替えなんかとても無理。なので、1センチ厚のウレタンで包み
              込んでしまいます。打ち込むためのタッカーは近所で購入。3200円ほど。タッカーは1000
              本では間に合わず4脚で1400本ほど必要。ビニールレザーはユザワヤでm1680円を1.7m
              購入。

               これが出来上がり。隅がちゃんと出来ていないのでアップでは撮れません。恥ずかしく
              て。でも一応は座れるような椅子が出来上がりました。

               総額12000円、1脚にすると3000円。これならいいんじゃないかしら。妥当な金額だし
              仕上がりも素人にしてはまあまあ。と自画自賛の態。なんでもやってみるもんです。素人
              だから下手でも気になりませんし。死にかけた椅子が生き返り(というほどでもでもない
              けどさ)これから数年は生き長らえることができるでしょう。

              クィーンを聴きながら・・・・・・・・・・・・・・の店主でした。





              さまよえるプロジェクターの巻

              0
                  年末に音楽好きが集まっての忘年会(のようなもの)の時、スクリーンでの上映会。
                とりあえずプロジェクターをゴミ箱の上に設置しライブ映像を楽しんだんだけど、なんと
                いっても邪魔。少しのことなら我慢もするけど。いかになんでも邪魔すぎる!。床置きは大
                いなる問題だと思うものの。どうかせねばならぬ。はて、どうしたもんだろうと。少し考え
                時間を置いてまた少し考え。てはみたもののなかなか良い案が浮かびませぬ。

                 そこにもってきて1月末に友人がノラ・ジョーンズとジョニ・ミッチェルのDVDを貸して
                くれて。これを観るには環境を整備しなけりゃならないと思い立ち。休業日の昨日、また考
                えたのでありました。

                 
                 これが視聴環境。天井面に直接電球を取り付け障子がシェード代わり。ここにプロジェク
                ターを吊り下げなければなりません。障子部分には触れることなく吊り下げる方法を考えな
                ければならんのですたい。ハイ。
                 壁から壁にワイヤーを張ってロープウェイよろしく宙づりにする案、天井面から専用金具
                があればの案、はしごのようなアームを壁から伸ばす(回転して)案、どれもよろしくな
                い。まるでデザインの試験みたいだけど、どの案もピンと来ないのでありました。
                 
                 でもね、そうこうするうちに微笑みましたよ、私の女神ちゃん。なんでもアイデアっても
                のはふっと思いつくもんです。そんときにはいつも「女神が微笑んだ」と思う店主ですが
                今回もやっぱり微笑んでくれました。「ウーン、もう焦らすんだからァ〜」。

                 まずは天井面(コンクリート)にアンカーボルトを打ち込み(ボルトは6ミリ)

                 そこに取付けるための棒を作り(穴はアンカーボルトのための6ミリ埋め込みナット)

                 棒をアンカーに取り付け固定し

                 こんな枠を探し出して、左右に調整棒をビス止め

                 固定した棒にボルトで枠+調整棒を吊り下げる、と

                 こんな具合になり申す。ウーム、なかなか良さそう。まずは一服。
                 この下の水平棒にですね、

                 こんな板を作って、引っ掛けようと

                 当たり前だけど見事引っ掛かりまして。ここにプロジェクターを載っけようと

                 ほーらね。できたじゃない!

                 でもここまでが大変だったのよ。枠の中心じゃないから重さで傾きます。ちょうど良い傾
                斜じゃないとスクリーンから外れちゃうの。と同時に上下の高さ位置も前後の位置も。空中
                の一点にレンズが来ないとダメだってことだから。位置調整がね。クランプを使いまくり
                ようやくの末にほぼ最適と思われる一点を決定するまでにはいろいろあれこれで。

                 載せる台が傾いていますからプロジェクターがずり落ちないようにしなけりゃならず。
                こんなように穴を開けてアジャスト用の凸を落とし込み。前の穴は失敗。ここに落とし込む
                と前傾しすぎてスクリーンの下に映し出されちゃいますんで。慌てて、後ろに開け直し

                 ひとまず完成。電源は右側の照明ダクトから。映像コードは天井を這わせりゃなんとか。

                 さいごに使わない時に枠を天井面近くに固定する工事。再びアンカーを打ち込んで固定の
                ための棒を固定。この棒を回転するとフックが外れて枠はダラリと下がるって寸法でさあ。

                 でもって、これが全景。いいぞ、これ!
                 一見なにかわかんない。木製だから違和感がないしね。「これ、何?」って聞かれたら
                ちょちょいのちょいでプロジェクターが。ってな次第でね。「オーッ!」と思うでしょ。
                地下には誰も来ないけどさ。来たらの話です。

                 映像を観るまでの準備時間はほんの数分。めんどくさくないのが一番。メンドーだとつい
                ついおっくうになっちゃうから。ビデオやDVDは観たい時にすぐ観れるのがいいもんね。
                 それで、いよいよ2本のDVDを愉しんだんだけど、これがなかなかかなりのモンで。
                いやあ良かったっす。

                ご満悦・・・・・・・・・・・・・・・・・・の、店主ではアリマス。


                卒業制作の審査でパチリ 

                0
                    昨日一昨日の二日間、専門学校の卒制審査に行き、今日はようやく地下の階段下、将棋で
                  言えば穴熊囲いのようないつもの位置でもっさりしています。ほとんど出歩かないので二日
                  間続けてお茶の水まで出かけると海外旅行に行ったような気分になります。いや、マジで。

                   作品はいずれも力作揃い! と言いたいけど。かなり以前から感じていたモノ作りの
                  パワー減退に拍車がかかり全体的には物足りない内容。日本のモノ作りの衰えはこんなとこ
                  ろまで波及していると思えてなりません。どーするニッポン! それでいーのか!! 私は
                  いいけど。

                   個人のブログですから作品は撮影できず、もちろん顔もムリ。あれこれ探した末に後姿か
                  足元しか撮れないじゃん。ってことで。ね。撮り始めたもののこんなの面白いかいな。と思
                  わないわけではないけど、他に被写体がないから、しかたなくパチリパチリと。

                   机を片付けた教室に置かれた作品、それを取り巻きながらの審査が進行。手前のチェック
                  柄以外は黒、茶などの濃色ばかりの服装。まったく個人的な感想だけどデザイン関係の集ま
                  りでこんなどうってことない色ばかり着ている人が多いのは・・・・? なぜ?? 

                   椅子のない長時間審査です。しゃがみ込む人も出てくるのもむべなるかな。でもさ、
                  ブーツでしゃがむと脚が痛くならないのかしら。なんか足首がうっ血しそうだけど。

                   ほとんど唯一の「らしさ」を感じる二人。ちなみに男の子の方は金髪ですから、大いに
                  気を良くする店主。古い考えかもしれないけど、なんたってデザイン専門学校ですから、
                  とにかくというかとりあえずというか・・・・トンガッタ服装でないとね。こうでなくちゃ
                  いけませんて。
                   女性の方は思い切った色の靴でまことにけっこう。この二人の作品も服装に負けず劣らず
                  なかなかのもんでした。見せたいけど見せられない。やるせない気持ちでございます。

                   靴の裏を見せびらかす男。なんちって。どうだ! 見てみろ!!って思ってのことか
                  どーかわかんないけど。意識してやってるとしたら大したもんですけど、まさかね。右の
                  脚は男か女か。わかりませんのじゃ。

                   寒さVS生脚。寄り切りで生脚の勝ち。生脚といっても部分ですから、ひよってると
                  言われても仕方ない。こういうファッションよくわかんないけど雑誌で見た事あるような。

                   審査終了後、賞決定。例年の通り留学生が上位を独占、大相撲だけじゃなくここでも
                  日本人はかなわないのでした。モチベーションも違うし教養や学歴にも水をあけられている
                  留学生の作品が良いのはいたしかたないのでしょうか。とにかく韓国や台湾に席巻されてい
                  るといっても言い過ぎではアルマーニ。

                   なんか消極的な審査印象記みたいになったけど。夜、学生からの呼びかけで飲み会に行っ
                  たら、どっこい一気に挽回と相成った次第。これまで内輪の飲み会はあったけど、今年は
                  科全体のものですから、応えねばなるまいと出向きます。審査直後の飲み会ですから話の
                  内容は当然作品についてのこと。と、思うでしょ。ところがあにはからんや、そうではない
                  のがここ数年でした。でもね、今年はそうじゃなかったの。あたしゃ、うれしい。

                   自分の作品が他人の目にはどう映ったのか誰だって気になります。なにが良くてなにが良
                  くなかったのか、作品の問題点や魅力、聞きたい事は山ほどある。私はそう思うんだけど。
                  今年の学生達は見事にそこんとこを聞きたがり話は尽きず延々と・・・・・・。
                   これじゃなくちゃいけませんよ。ほとんどの学生は二十歳前後ですからね、六十過ぎの
                  私と話が合うはずがありません。ほとんど唯一の正統な話題は作品について。それしかあ
                  りませんから。

                   「かたちから心に入り、心からかたちにいたる」前にも言ったけどこれは世阿弥の言葉。
                  作品には作者の心情や教養が満ち満ちています。教師たる者、それをすくい取り推察し過程
                  の問題点があれば明らかにし今後に生かすべきアドバイスがあればわかりやすく諭す、これ
                  が出来なければ恥じ入らなければなりますまい。

                   それを数分のプレゼンと質疑応答で実現する事は叶いません。相対で話しても数十分かか
                  りまっせ。しかもお酒が入れば舌も滑らかになりますし、厳しいことを言われてもしらふの
                  時よりも受け入れることが可能になるでしょう。ここ近年そんな学生が居なかったのは、
                  自分の作品に興味がなかったか、他人からどう見られているかってことに興味がなかった
                  か、私の意見や私そのものに興味がなかったか。
                   つまり突き詰めてしまえば、極端な話自分そのものに興味がなかったとしか思えません。

                   年々そうなりつつあるという私の考えを覆した今年の学生(数人だけど)はエライ!!
                  断じてエライ!!! 最後のさいごで思わぬ拾いもの、いたくご満悦の態で学生はカラオケ
                  私は終電に乗ってご帰館でありました。

                  とはいっても寒いことに変わりなし・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。
                   

                  飼い食いの夕べ 

                  0
                     「私を会員にするようなクラブには入会したくない」とは、かのマルクスブラザースの
                    お言葉でしたね。これを「私を好きになるような女性は好きにならない」と言い換えたのが
                    ウディ・アレンだったか。たしか。含蓄のある名言。私しゃ大好きなんです。よく口にしま
                    すから。なに? よくわからないって? そんなことないでしょ。

                     誰かがこれを評して「空転するギャグ」。好きになるのは自分を好きにならない人だから
                    この恋愛はいつまでたっても成就しません。いーなーこういうの。何がいーのかと言われて
                    も困ります。何が面白いといわれてもね。おもしろいんだからしょうがありやせんや。こん
                    なこと説明すればするほどつまらなくなります。

                     この前BSで赤塚不二夫の面白さを解説していた人がいたけどさ。どれもぜ〜んぶツマラナ
                    イの。どだいNHKでは無理筋のテーマかもしれず。解説している内容そのものがギャグに
                    ならねばならぬ、そんな考えでの解説だったらまだしも。解説そのものが大混乱しピストル
                    をぶっ放すみたいな。あの世で赤塚さんが喜ぶような仕掛けをね。番組そのものがギャグに
                    なっているような。私は求めていたのですが。

                     それとはかんけーあるようなないような。愛読している内澤旬子さんのブログでイベント
                    が張り出されていました。彼女との発端は「東方見便録」。各国のトイレ事情を紹介した
                    名著でしたが店主は腹を抱えての大爆笑。しばらくした後に「世界屠畜紀行」を出し、なる
                    ほど出口と入口からの切り口にいたく感心したわけでありんす。

                     その関係で自分で育てた豚を食べてみようと、の実践記が出版されることになり。それが
                    なんと岩波書店から。なんたって天下の岩波です。雑誌でいうなら家庭画報。その出版記念
                    イベントが水道橋で。これは行かねばなるまい。水道橋といえば関係している専門学校の
                    直近です。7号館から歩いて数分。して、その内容は

                     「飼い喰い 三匹の豚とわたし」
                    の出版をお祝いする
                    ささやかな夕べを開きます。

                    とはいえまとまった式次第はありません。
                    内澤さんはひたすらできたての本にサインします。
                    そしてココで売ります。
                    ときどきごあいさつがあるかもしれません。
                    壁面には三匹の豚イラストや写真を展示予定。
                    三匹のうちの伸二と同じ中ヨーク、ダイヤモンドポークを売るブースや、
                    豚汁(秀の親戚筋にあたる豚肉を用意します)と焼酎を飲食するブースもあります。
                    狭いスタジオイワトですが、みなさま楽しみにおでかけください。

                    2月29日(水)
                    18時30分から20時30分で終了します。
                    (出入り自由です、ご都合の良い時間にお出でください)
                    入場無料 飲食と豚肉購買は有料

                    アクセス http://www.studio-iwato.com/studio/map/
                    お問い合わせ haru@jazz.email.ne.jp 08054523165(スタジオイワト平野)
                    ※お花などは置き場所がありませんのでご遠慮もうしあげます。

                    このブログを読んでいる卒業生はぜひとも足を運んでいただきたい。それ以外の方々
                    もね。ちなみに、著者によれば豚の雄の性器はかなりのビックリものらしい。

                    ってことで、寒さにふるえる・・・・・・・・・・店主でした。


                    廊下に立つ老化ナンチッテ

                    0
                        忙しいとは口にしたくない店主。でありますので、それほどヒマではないと言いましょう
                      か。
                       
                       一年ほど前から友人と事業を立ち上げたカミさん。帰りが遅く夕食を用意せねばならんの
                      です。もちろん昼食も。毎日の献立というものはやってみるとこれがなかなかな厄介モノ。
                      ご飯の残量、冷蔵庫とにらめっこしながら何を食すべきか。寒い最中に買い出しにゆくのが
                      ごっついツライ。洗濯干したり取り込んだり時には畳んでタンスに押し込んで。本も読ま
                      にゃあならん音楽も聴かにゃあなりませんバイ。

                       近年オシッコが近くなって、またかよ〜と膀胱の命じるままにトイレに直行することも忙
                      しさに拍車をかける。歯がダメになり、シミが出来て来て、しわも増え、そこまではわかっ
                      ててもオシッコまではなかなか。なってみるまでは凡人には想像できません。珈琲好きの私
                      は更なるトイレ通いに精を出す羽目になります。とまぁ、いろんなとこに思わぬところに老
                      化は顔を出します。天皇家ではトイレに入っている皇太子に「殿下! 早く出んか!!」と
                      いうギャグがあるけど、廊下に立っている如き私の老化はなかなかこれはこれで面白い。な
                      んて言ってられませんぜ。

                       日々の雑事を縫ってお仕事も。でもね、生活の雑事と仕事ばかりじゃあモノ足りません。
                      仕事と恋愛は人生の両輪と言われ納得したし今もしてるけど、恋愛はそうそうドラマみたい
                      に展開もしないしそれ以前にキャスティングもされない。あーぁ、悲しや。どーする。
                       恋愛不能なら、と音楽で憂さ晴らし。去年作ったモーツァルトの資料をいよいよ活用する
                      時がやってまいりました。

                       左は簡易版携帯用でモレスキン、右は詳細版机上用のHettich。友人からいただいた大判
                      サイズちょっとだけ考えてこれに使いました次第で。でもって中身は、

                       下が簡易版。モレスキンの逸品折りたたみ型がこうなりました。アップしましょうか?

                       天才モーツァルトの年譜がずらり。左に色鉛筆で入手済みのマーク。これがないと重複
                      してCDを買ってしまいかねません。なんたって700曲弱ありますから。しかも演奏者が違
                      えば曲も変わりますし。だから、いつも持ってて、ふらりと立ち寄った店で買う時には
                      これを見れば一目でわかるということでね。どーですか。いーでしょ。
                       ちなみにこれは資料と首っ引きでパソコン入力。それをページに合わせて切り。ノリで
                      丁寧に貼付け。たものでゴザンス。けっこう大変だったっす。

                       大判左ページはモーツァルトの生活史。ここは12才から13才にかけての出来事が事細か
                      に書かれています。して右側はというと、

                       12才、1768年に作曲されたのは15曲。交響曲が3曲もある。でもね、後年になるとこ
                      んなもんじゃありませんぜ。ズラーと並んでそれそれは壮観。12才といえば小6です。私
                      の孫は10才だけどこの時点ですでにバンバン作曲してたわけで。孫と比べてもしょうがな
                      いけど。げに恐るべしモーツァルト。生涯を通じて聴くに値する相手にとって不足はありま
                      せん。

                       音楽は好きだけど演奏は何一つできません。それでいーのかと思わないワケではないけど
                      無理に学ぶ必要はないし興味がないのに練習することも不自然。無理は続きませんから。で
                      もそうは言っても聴くだけじゃん!って言われると返す言葉がない己がいるわけで。出来る
                      だけ音楽に肉薄するにはこういう方法しか考えられないのです。

                       ただただ聴くのが好きで、ということに異論を持つわけじゃないけど、それでいーのか
                      と思う気持ちを拭えません。若い時から聴いているけど、町中でナンパするみたいに(でき
                      ないけど)飽きたら次々と相手を変えるみたいな音楽との付き合いでいーのか! 口を開け
                      て乳を待つ幼児みたいなことでいーのか!! 逃げなくてもいいのよ、怒ってるわけじゃな
                      いからね。

                       愛好者とかリスナーとしての責任みたいな、矜持みたいな、それでいーのか感は薄れてい
                      ない。演奏できない諦観を持ちつつ聴く者としての相応の「何か」をしたいとあれこれ考え
                      たり試したりしているわけ。モーツァルトの年譜を見ながら曲を聴いても彼の音楽を理解で
                      きるとは思えないけど、少なくとも多少は近づけるのではないだろうか。なんてね。
                       もともと音楽を聴くのは個人的なことだから人に理解してもらえるとは思ってないけど。
                      そんならなんで書くの? と言われちゃうかも。まァ、そう固いこと言わないで下さいな。

                       ってなこと言いつつ・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。




                      calendar

                      S M T W T F S
                            1
                      2345678
                      9101112131415
                      16171819202122
                      23242526272829
                      << February 2020 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      links

                      profile

                      書いた記事数:601 最後に更新した日:2020/02/11

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM