タイムリーなBS番組

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      昨日のBSプレミアムで「人類20万年はるかな旅」が放映されました。この手の番組に
    は目がない店主。早速録画し深夜にちょっとだけ観たのであります。構成に不満はありつ
    つも。映像を追っていたらまことにタイムリーなことがね。あったのですよ。
     身体も弱く、これといって武器を持たないホモ・サピエンスがいかに生き抜いていった
    か、以前も「ほ乳類の戦い」という同種の番組である程度は知ってたけど。昨日の番組で
    は生き残るための一つの方法は「多産」であった、と。子供を多く生んで数で勝つという
    ことだけど、それは前回のデカチンとつながりまっせ。

     女性は子供を産んだ後、一般的に40日で妊娠することができます。近縁種のゴリラやチ
    ンパンジーと比べてもダントツの早さ。なるほど。たくさん子孫を残さなければならない、
    ならば子作りのためのセックスも重要であり、その名残が今の我々の身体に残っていても
    不思議はない。チンコがデカイのもむべなるかな、自然の摂理ではありませんか。ナレー
    ションで「だから人のチンコは大きいのだ!」と言わないかと期待したけど、それは無理。
    当たり前だけど。

     多産とチンコの関係性がそんな簡単なことでは結びつかないとは思うけど、決して無縁
    であるとも言えないでしょ。そう思う店主、納得する店主なのでアリマス。いやー久しぶ
    りのビッグなニュースですよ、これは。

     昔、これも確かNHKだったと思うけど行動生物学の権威・日高敏隆氏と筒井康隆氏の対
    談番組があったけど。ここで、男はどーして浮気するのか、ということが話題になりまし
    た。日高氏曰く「根源的な問題は、男は生まれて来た子供が確実に100%自分の子供であ
    ることの証が得られない」というものでした。これはほ乳類全体に言える事らしく、だか
    ら男は誰とでもセックスしたがる(=子供を作りたがる)というもの。

     そうだったのかァ。私が浮気したがり、世の中の多くの男が浮気するのも、本能のなせ
    ることであったか、と思ったわけ。だからといって浮気を肯定するわけじゃないけどさ。
    今までの疑問が次々と氷解してゆく気持ちの良さ。わかってもらえないかもしれないけど。
    結婚式でなぜ永遠の愛をかくもなんども誓わせられるのか、つまりは本能を倫理観で封じ
    込めるための知恵であったか。

     それに比べ女性は産まれた子供は自分の子供であることは疑う余地はありません。極端
    に言えば男は誰でも良く、自分が産む事が子孫を残す絶対的で最強の目的であるんじゃな
    いか。今の社会の経済事情とか社会情勢をとっぱらってみたら、女性の方が強いし女系家
    系も理解できます。今、天皇家の存続が話題になっているけど、生物学的な事から言えば
    女系である方が自然なことでしょう。それを男の考えで男子が皇位を継がなければならな
    いと決めつけていると私には考えられる。

     しかし人類創世期には多産は武器ではあったけど、今ではそれが危機をもたらしていま
    す。果たして多産と少産をコントロールすることなんか出来るのでしょうか? 恐竜は隕
    石衝突によって絶滅したことが明らかになりましたが、人類は多産で絶滅するかもしれま
    せん。絶滅を防ぐには、チンコが小さくなるかセックスが不快になるかセックスしなくて
    も子供を作る事ができるようになるか精子や卵子生産が減少するか同性愛が日常化するか。

     私たちのセックスと人類生存との間には密接な関係はあると思う。そんなことみんなは
    笑うだろうけど、私はそう思っている。だからといってどうしようもないけど。

     
     ファーブル昆虫記は今愛読している本。上下巻で一巻、10巻あります。誰でも知ってる
    昆虫記ですが原本はことのほか面白く寝る前には必ず少しずつでも読みます。私の勝手な
    解釈ですが、私のショップや仕事について大きな指針を得る事も少なく有りません。
     格別昆虫好きではないけどなんといっても文体が素晴らしく翻訳や写真イラストもすば
    らしいのです。

     仕事だけに熱中することは出来ない店主。興味あるあらゆるものに寄り道し、感心した
    り納得したり楽しみながら毎日を過ごしています。その一つとしてのセックスやデカチン
    コがあるわけで、音楽や小説、映画やオーディオも同じように心惹かれるものです。
     そこんとこお間違えのなきよう。

     って、相変わらず・・・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


    歳末ですが、

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        一向に歳末の実感が湧かないのでアリマス。

       数年前に最後の肉親であった母を亡くし、子供達もほぼ手離れし、カミさんと二人の生活
      が普段になっていますから。まるで箍(たが)が外れたような、ひもが切れた風船のよう
      な。若い時は誰かに「あーせいこーせい」と言われる事が多く、親が居れば言われずとも心
      の中では、適度に緊張することもあったけど。そんなことが一切なくなったことなんか考え
      られますかしら。

       都会育ちだから季節の移り変わりにはいたって鈍感だし、さまざまな行事は身に付いてい
      ません。昨日、裏隣のHさんがゆずを持ってきてくれたんだけど、ヘーッゆず湯は明日なの
      って感じ。物知らぬことはなはだしい店主。夏には月見のススキを持って来てくれたけど、
      生活の中に季節折々の行事が染み込んでいる方には、かないません。まったく。どうなの
      よ。といってもこの歳だから今さらどうしようもありません。正月だからといって特にどう
      ということが年々なくなってきています。

       人間はいくつになっても完成する事はなく、死さえもそれで完結ではない。みたいなこと
      を読んだ事があるけど。歳をとるごとに新しい経験は絶えることはなく、惑わない心境には
      なれません。行き付けのブックオフで筒井康隆の「敵」を500円で入手。長年のファンです
      からね。帯には、
       と。これは買わずばなるまい。
       単なる恍惚小説ボケ老人小説であるはずがない。必ずやセックスも描かれているであろう
      し。しかもドタバタだろうし、失われゆく言葉の哀惜感も含まれているに違いない。筒井氏
      ならではの刺激的な文体が横溢する世界を楽しもうではないか!

       近頃、私の年令(62才)に向けてのものが少ないように思えてしかたありません。TVは
      むろんこと、映画や雑誌、音楽も。AKBが売り上げ上位を独占したと言われてもなァ〜。
      あらゆる星々がお互いに遠ざかるごとく、私からあらゆることが遠ざかっているようです。
      置いてけぼりとでも言えましょうか。先輩諸氏もこのような感じを抱かれたのでしょうか。
      あらゆるものの中でもセックスは自身の現経験上でも遠ざかり現象は顕著でありまして。そ
      んな私の今に共感できるようなお話や小説を常々探し求めていた折もおり。出会ったのが
      この「敵」。

       お断りしておきますが、これ以降にはエロや下ネタが続出します。セックスにまつわる
      話題に顔をしかめる方、清く美しく生きておられる方はどうぞお読みにならないで下さい。
      「言いましたからね!!」「注意しましたからね!!」
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       では。
       権威やタブーを茶化すこと大好きな店主ですから、同類の方には強い親近感を覚えます。
      日本にはいろんなタブーがあります。最大のタブーは天皇でしょう。昔、女性週刊誌が昭和
      天皇の写真を表紙に載せたところ、ネガが逆使用され全部回収という事件が起きました。
      ネガが逆ということは洋服の襟が左前になってしまうわけで、死をイメージさせるから。そ
      リャー大変な騒ぎでさ。また、昭和天皇が崩御されたときもいかなる儀式がなされるのか
      これまた大いなる興味がね。なんたって誰も見れませんから。あくまで想像です。天皇は
      戸籍もないし名字もありません。神ですから。代替わりには相応の儀式が不可欠です。

       天皇のことはもっといろいろあるけど、それを書いてちゃ進みませんから。でもってタ
      ブーの大物の一人たるエロですけど。
       「敵」の中からひとつ
      「・・・・・・。ソーセージはそれを勃起して反り返った陰茎に例えるならば尿道の走る
      部分に包丁をまっすぐ入れて一分間ココットの熱湯に入れる。裂けた部分のピンクの身が
      両側から膨らんで反り返ってくるのはなかなかエロチックだ。・・・・・・」
       
       このような文章が随所に出て来て心地よく、突発的な笑いをもたらします。
       誰だってソーセージを見てチンコを想像するでしょう。しませんか? 私はしますよ。
      ハムはしませんし、箸もしない。ある程度の太さと長さがあれば即イメージします。

       氏は以前「噂の真相」で、料理食べ歩き番組は「セックスやり歩き番組」の代償という
      一文を書きました。遠くて、いわれがあり、他にはない、秘密で誰も知らないものをリポ
      ーターが食べ歩く、今じゃあまりにも多くて見慣れた番組だけど。これをそのままセックス
      に置き換えたわけ。僻地の由緒ある家柄の遺伝的な最高級の性器でしかも処女、そんな女性
      をひたすらやり歩くわけです。むろんリポーターが女性の場合もあるわけで、それはやられ
      歩き番組となる、という次第。もちろん実況中継です。布団やベッドの上で馬乗りになりな
      がらマイク片手に汗を流しつつ。

       これを読んでからというものフツーにこの手の番組が見れなくなりました。もともとセッ
      クスの話題が大好きな店主ですが、この食べる=セックスには気がつかなんだ。いやね、
      セックスの話題が好きだと言ってもセックスそのものが好きなのかどうかわかりまへん。ま
      、嫌いじゃないけどさ。とにかく興味はあるわけです。私は変態なの? そうじゃないと
      思うんだけど。人に問うても曖昧にしか答えてくれません。第一問えない人が多すぎます。
      ここで偉大な先人に登場願いましょうか。松沢呉一氏と斉藤綾子嬢で〜す。

       川上宗薫氏や山田風太郎氏のような方々も居られるけど、この二人は私の中では別格。文
      体も内容もすばらしく一時はむさぼり読みましたっけ。斉藤綾子氏は名著「愛より速く」が
      あります。このタイトルはなんだか意味深でシャープな感じがしましたが、つまりは愛より
      速くセックスをしてしまうってことで。ウーム、まるほど。それにしても・・・・・・・。
       松沢氏は、この写真で
       これまた名著の「魔羅の肖像」から。木彫りでしょう。なんかスゴイ。
       魔羅とはチンコ、チンチン、陰茎のこと。江戸時代の火消し組の名称いろはが使われて
      いたけど使われなかったいろはもあります。「へ組」もないし「ま」「ら」もなかったと聞
      いた覚えがあります。

       先のソーセージみたいな棒状のものを見るとなんでも陰茎に見えてしまいます。適度な
      太さと長さのものはすべて。ですから、体操競技なんか平常な気持ちで見れるはずがありま
      せんです、ハイ。芸術点とか技の難度とかいうけど、女体のエロチックさではなくそれだけ
      を純粋に見る事ができるのだろうか。大いなる疑問です。ビーチバレーに至ってはなにをか
      いわんや。木製コートでさえ充分危険なのに砂浜でやることになんの疑問を持たないとは。
      それでいて股間を撮らないでとか胸ばかり撮るみたいな不満を漏らす心智が理解できませ
      ん。

       こんな性格ですから古本屋に行っても「性」とか「セックス」とか目ざとく発見してし
      まいます。セックス感は国によっても異なります。つまり文化とも言えるでしょう。先日、
      アメリカから帰ってきた友人に現地のセックス事情を聞きましたら。下の毛を剃っている
      とのこと。「なんで剃らないの?」と逆に不思議がられたらしく。それを数日前に会った
      女性に言ったら韓国の友達もそう言ってたと。韓国もかい。あー知らなんだ。ってことは
      日本でもアンダーヘアを剃る若者が増えているの? 静かなブーム?? 誰かおせーて

       今回はずいぶん長いです。書き始めてから一時間以上が経ちました。

       さらにもう一冊。「世界の性革命紀行」1980年ですから古いです。
       目次は六話に分かれ
      1.性革命を通り過ぎた国  デンマーク
      2.性革命の渦中にある国  西ドイツ
      3.性革命いまだ成らず   フランス
      4.性革命の劣等生     イタリア
      5.性革命のパイオニアたち アメリカ
      6.性的冒険家の憂鬱    イギリス

       面白さてんこ盛りのこの本、国による性の違いに驚かされます。一例としてトップのデ
      ンマークから。
       これはベント・H・クレーソンの「少年と少女 男と女」という本。デンマークの高校生
      のための性教育読本として1968年に刊行され、世界各国語に翻訳されたが、あまりに直載
      かつあけすけなために、デンマーク国内でさえ賛否猛烈な議論を巻き起こした、いわくつき
      の本。高校生までに図やイラストで性器や子供のでき方などは十二分に教えられてきていま
      す。自慰の方法やコンドームの付け方、ペッティングのテクニック、同様に教えられ使われ
      ているのがこの写真。すでに30年以上前にしてこれですから、今ではどうなっているものや
      ら。

       でもですよ、こんなことまで学校で教えられたら親に内緒でエロ本を読む喜びも味わえ
      ません。インタビューした普通の女の子(20才)が、初体験は18才でそれから15人とセ
      ックスしたとあるけど、そんなに簡単に事が運ぶならセックスの不安や期待も持つ時間が
      ないし「片思い」の喜び?もあり得ませんでしょう。私は思うんだけど、そんな国で作ら
      れるのはどんな映画だろう、とね。たしかちょうどその時観たのが「バベットの晩餐会」。
      デンマーク映画です。とても不思議な映画で、今でも記憶に残っています。

       なんか尻切れとんぼみたいですが、書き続けて頭がボンヤリしてきたので今日はここま
      で。とかいって最後の一言。
       エロの話とか下ネタを嫌う人がいます。それはそれでいいんだけど。誰とでも話すこと
      が出来るようになると、それも味気ないし。ただ言っておきたいのは人の性器のデカさで
      す。ゴリラのサイズ知ってますか? チンパンジーは? オランウータンは?・・・・。
      象はデカイ、馬もデカイけどあれは届かないから。長くないと挿入できませんでしょ。そ
      れに比べ人間の性器はチョーでかい。なぜにこんなに大きくなってしまったのか?
      大きいという事は喜びも大きく、というのが自然な考え。子供を作るだけなら5センチも
      あれば充分だし。現にゴリラのチンコはそんなもんです。

       生物が子孫を残すというのは生存の最大の目的です。本能です。全生物史上人間の性器
      が身体に比して巨大なことは、そこになんらかの理由が存在しないはずがありません。
       そうではありませんか・・・・・・・・・・・?

      年末増刊号・・・・・・・・・・・ということでもないけど、の店主でした。



      たまたまのまたまた

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          12月も残すところ2週間あまり、みなさまは如何お過ごしでしょうか。

         店主はこのところ連日改装に精を出していました。それも、今日でオワリ。素敵な音楽を
        聴きながらのブログという次第。今流れているのは須川展也。アルトサックスでクラシック
        音楽、もちろんポップスも。精緻で品の良い音、日本人ならではの繊細さが魅力なんだなァ。

         改装はひょんなことから。なにごとによらず物事はひょんなことから始まるけど。友人の
        唄うたいが地下に来て「ここでも唄えるかな?」とつぶやいた。「えっ?」その一言聞きま
        したぜい。前からボンヤリとそんなことを考えていた私には渡りに舟。そんなら、もっと広
        くしなくちゃ。と、さっそく。

         まずは、大きすぎる机の解体から。なんせ、90センチ×2.5mもある代物なので場所をと
        ることこの上もありませんて。大は小を兼ねるなんて勢いだけで作ってはみたものの、広い
        となんでもかんでも置いてしまうからアッと言うまに散らかってしまいます。机がなくなっ
        たおかげで部屋は物凄く広くなり、さらにスピーカーから遠くなったので音場が一変すると
        いうおマケ付きでさァ。

         とにかく音楽環境が整わないとな〜んにもできない店主です。遠くなったリスニングポイ
        ントに合わせるべくスピーカーの位置を変えたのでアリマス。

         左右に角度を広げた隙き間を赤い板で塞いだ図。元々の床は白。四角い線が描かれていま
        すが、これは最初の改装の時に家具を組み立てるのに目安になる線があったほうがよかんべ
        と思い、ぜ〜んぶに描いたけど。結局はこれといって使うチャンスはありましぇんでした
        な。ちなみに赤い板は作ったわけではありません。廃材です。たまたま赤く塗った厚材があ
        ったから使ったまで。

         よく見るとスピーカーが床にはめ込まれているように見えるけど。その通り、はめ込まれ
        ています。今年の1月、師匠からアンプを入手した時に、床がボンボン鳴って耐えられず。
        床板を切り抜いて直接土台のコンクリートに設置。ボンボンはピタリと治まりました。なん
        せ、大きな音だと足の裏に振動がビンビン感じられましたから。

         さらにスピーカーから出る音は直線的にリスナーに向かいますから。角度調整は重要なポ
        イント。この際徹底的にやることにしました(というほどじゃないけど)。スピーカーから
        リスニングポイントまで紐を張り、
         ご覧の通りの方向合わせ。なんでここまで、とお思いでしょう。いや、これが、そうせね
        ばならんのですたい。オーディオは質が向上すると聴く位置がピンポイントになります。こ
        れは私が実感したことですから間違いござんせん。特に高音は音の方向性が直線的ですから
        (これを指向性と言う)。

         これを手始めに電気配線を整理し、棚の位置を上げ、照明を適所にし、カーペットを敷き
        替え、パソコンをコンパクトに配置し、オーディオ棚の目隠し板を増幅し、写真を切り貼
        り。最初は軽く考えていたけどけっこうな作業量になっちまいました。
         で、その結果がコレ

         一見前とおんなじじゃん? そう見えますかね〜。でもさ、違うんだなァ、コレガ。わか
        るかなァ、わっかんねえだろうなァ〜。

         両横の壁には青に染めた和紙が。障子紙を青に染めてみました。けっこうというかかなり
        というか大変だったョー。この場所で染めて乾かしましたから。手も真っ青になったし。こ
        れは座った人が背もたれるためにのもの。染めるのも大変だけど貼るのもね。直接コンクリ
        に貼ったけど、やったことないから。ちょっとだけ和紙に糊をつけたんだけどヨレヨレにな
        って、持ちようがない貼りようもありません。

         急遽、コンクリに糊をペタペタ、そいでもって和紙を貼り、周辺だけは和紙に糊を付け。
        ようやくなんとかうまくいきましたワイ。できるもんでっせ、素人でも。また、地下は暗
        いですからアラが見えません。多少うまくゆかないところがあっても見えないんです。◎

         オーディオの目隠し板をはね上げるとこの通り。知人からいただいた金具は実に見事にお
        仕事をなさいます。か〜るく持ち上がり持ち下がりますゥ。これがまた気持ちいーのです。

         本来はキッチンで使う電子レンジの収納部の前パネルをはね上げるためのもの。さすが
        ドイツ製。こんな大サイズの木製パネルでも軽々とスムーズに。

         そして反対側。以前は、この壁面いっぱいに大机があったのさ。いや〜さっぱりしまし
        た。階段裏に小さなパソコンテーブル。使ってみたらこれで充分。あのデカテーブルは一
        体なんだったんだろう。無用の長物とはこれのことだったのかい。隅にあるのは火鉢、そ
        の手前はオイルヒーター。地下の暖房はこれで充分ざんす。

         最後の最後に照明を一言。作業には蛍光灯、普段は小さな白熱灯なんだけど、真っ暗な
        空間にもしたかった店主。地下なんだから真っ暗になると思うでしょ。そうはゆかない。
        いろんなスイッチからポチッ。こんなちっちゃな灯りまでなくして暗闇を体験したいんで。
        貼りましたよ黒テープを。あっちこっちに。でもね昼間はだめですよ。なんたって天井に
        開いた穴(出入り口)から外光が差し込みますから。夜じゃなきゃね。

         なんで暗闇なのかって言うと、ろうそくの光だけで抹茶の色を体験したいからに他なり
        ません。以前、ある学校の照明講座で先生曰く「ろうそくの光で見る抹茶の色が先人が愛
        でたものなのだ」と。ナルホド、そうなのかもしれない。利休が好んだ黒楽も抹茶の色と
        の対比の中でのこと、と。それを実際目の当たりにした私はこのことが深く心に刻まれた
        のです。

         茶道を学んだわけでもないけど、古来の姿を追体験する環境だけは作っておきたいと。
        思うのですよ。火鉢で炭も使えます。暗闇の炭火の明るさもとても良いものだと聞いてい
        ますから。それもこれも合わせて体験したいとね。

         そんなこんなで形になった地下。あとは友人に来てもらっての試演、その時は知人を招
        いて感想を聞かずばなりますまい。外に音がどれくらい漏れるのか、とかもね。それらを
        クリヤーしたら、ここでライブが開催できると思っちょるばってん。いかなることに相成
        りますやら・・・・・・・・。

        ともあれ、また1つの楽しみが生まれそうです・・・・・・・の、店主でござんす。


        トホホな・・・・・・大発見!

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            数日前、いよいよ寒くもなってきたし、ということでオイルストーブを出して点火。なん
          せ一年ぶりですから。無事暖かくなり始めまずは安心。ちなみに、このストーブは開店の時
          にオークションで入手。それが約10年前。俗にいうデッドストック、古いけど新品。確かス
          エーデン製。お店は初めっからエアコンを設置する気はなく、夏は網戸、冬はオイルストー
          ブでなんとかしようと思っていたので。

           これが、それ。色といい形といいなかなか気に入っているゾ。
           
           中は、フツーの2筒式(っていうのかな?)

           ところで、上部の網、左右に小さなつまみがついています。今まで、いままで見過ごして
          いたのです。大して気にもしなかったから、これが何かに使う物だとは思ってもみない店
          主。これから起きる大発見なんかまるっきり気がついていない呑気っぷり。

           何の気なしに持ち上げてみたところ。ゲッ! ゲゲッ!!
           ストーブの蓋みたいなところがもちあがるじゃァあーりませんか!!!
           ウッヒョー!!!! 知らなんだ。こんなこと。長年使いながら気が付かないとは。
          なにしとんじゃい。ダ、ダメじゃん俺。

           なんとオーブンになっちょります。こりゃー大発見でっせ。なんで今まで気がつかなん
          だかのー。おそろしや。入手したときには説明書なかったんかい。忘れているわい、そん
          な昔のこと。でも、あったら読んでる。いくらなんでも読んでるでしょ。ひょいとどっか
          から説明書が出て来て「読んでない!」ことがわかったら、それは更に恐いけど。

           まるで遺跡から発掘されたように、10数年経って秘めたる機能が本来の姿を現しました。
          そー言えば妙に背が高いとは思っていたのさ。思い出してみると黒ツマミに触った気もする
          。なんかふにゃふにゃして頼りない感じがしたもの。そーか、そーいうことだったの?。
          ゴメンネ・・・・・オーブン。

          とにかく、己のトホホさ加減が身にしみてイタイ。痛すぎる。

           手持ちのコーヒーポットを載せてみました。ウーン、いいぞ。

           でもね、持ち上がる蓋にはストッパーがありません。ですから、後ろに落ちて支え部分
          に荷重が掛かりすぎます。このままだと早々に壊れてしまう。ってことは、このポットみ
          たいに背が高いものを置くにはストッパーを取付けなければなりません。そうでなければ
          背の低いものを置いてその都度蓋をしめるということでしょう。

           ってことは、オーブンを使うごとに蓋は閉じることになります。そのまま蓋を降ろすと
          ストーブの前板を外さなくても元に戻るのであります。黒ツマミのふにゃふにゃ感はその
          ためのもの、でした。ここがやわらかくないと元に戻りにくいのです。にゃーるほど。

           さすがスェーデン製。やるじゃん、やってくれるじゃん。

           人がやってるのを見ているともどかしくて「私にやらせろ」と。やってみるけどやっぱ
          り思うようには出来ないってことがよくあります。自分の能力の過信か、はたまた他人の
          アホさや不器用さばかりが目についてしまう。でもやってみると同じようにアホだった。
           今回の一件は、まさにそれ。目利きだと思っていたのがとんだ喰わせもの。いや、それ
          以上に人よりも鈍くてめくらな自分。太鼓判がくっりきりと刻まれちまいました。

          相変わらずのドジ・・・・・・・・・・・・・・・ぐんにゃり、の店主でした。

           
           


          逸品・・・・ズバリ解答、身の上相談?

          0
              以前、ご紹介した逸品は、
             コレ。でしたね。
             
             使い方のご説明をいたしましょう、か。
             「salt & pepper」 つまりは塩と胡椒の携帯用容器。ナリホド、そーいうことざんすか。
            そーです。そーいうことなんです。片方に塩、片方に胡椒を入れる。でもね、そうは言うけ
            どそれぞれの穴は5ミリしかありませんぜ。
             ここにどうやって入れるのか? 小さな漏斗(じょうご)みたいなもので? 先端が5
            ミリ以内のじょうごなんかないでしょうから。これは難問でっせ。じゃなきゃハガキを円錐
            に丸めて上からサラサラ。そんなメンドーなことする? しますか?? しないでしょ。
            少なくても私はしませんて。

             使い方は、こうやって曲げればバネの隙間からパラパラと落ちるという寸法。誰が考え
            ても元に戻した時にバネの隙間に塩なり胡椒が挟まります。服のポケットの底にはいつの
            間にか塩とこしょうが溜まりまして。といった案配になること必定。

             私の場合しばらくしてから中に仕切りがないとおかしいことに気付きまして。なんせ鈍
            いですから。確かめましたよ、ハイ。そしたらなんとありました。当たり前だけど。仕切
            りがね。
             これ撮るのにちょいと面倒でしたわい。中央部に何かあるのが見えるでしょ。樹脂のよ
            うですけど。ははーん、さてはバネの内側に合わせてネジを切り、片方からクルクル。回
            してゆくといずれは真ん中まで到着。ってことはですよ、回すための「何か」が必要です
            よね。そうじゃなきゃクルクル回せませんから。ドライバーなら+か−の頭だけど。と思
            って光に透かして覗いたら。あったあった。

             +でも−でもなく、小さな穴が2つ見えます。ここに専用のドライバーのようなものを
            入れて。なんとまーご念がいったことで。さすがの私の接写デジカメでもここは撮れませ
            ん・・・・・・・・・ご想像ください。

             これはきっとピクニックかなにかでサンドイッチを食べる時に使うのでしょうな。それ
            しても大仰というか、なんといいますか。生活の中のごくごく一瞬、ピンポイントで使う
            ものをここまでして作る心智に感動したワケ。使いやすさではなくシャレとかユーモアが
            溢れ出ているじゃァあーりませんか。

            使わないけど手に入れたい、そーいうモノに強く惹かれる・・・・・・店主なのでした。

            ♬きょ〜と〜

            0
                浜松の美術館を後にして一路京都へひた走り。雨もおさまり、愛車フィットは絶好調。
              なんたってHONDAファンの私です。その昔、マクラーレンと組んでF1で快進撃をし、最近
              ではアシモクン。大きくはないメーカーだけど、ここぞという時にベストセラー車を送り出
              す。不思議な会社ですから。エンジンが付いているものならなんでも作る、という点も面白
              いし。カセットボンベで動く耕耘機を青山のショールームまで見に行ったなァ。

               京都は、夜9:00頃到着。「スタジオ37」へ直行。同行のT氏が昔お世話になった方が営ん
              でいると聞かされていたけど、その素晴らしさにビックリ。すでに駐車場からして雰囲気抜
              群!して中はというと、これまた!! なんたって広いし、デカイ。私たちのテーブルは5
              m四方はあろうかという代物。カウンターもドーンだし、大きなスクリーンにはリクエスト
              に応じてなんでも上映してくださる。音楽好きにはまるで天国のよう。

               料理はウンマイけど酒はフツー。とりあえずビールを頼んだら『お車ですか?』「そうで
              すけど」『大丈夫ですか』「大丈夫ですョ」。そしたらもう一度『大丈夫ですか』『言いま
              したからね!』と念をおされてしまい。T氏曰く、京都人の中でもかなりのへんくつ、でも
              いい人。その後、だんだんいい人ぶりが見えてきてすっかり気に入ってしまいました。

               幸い、音楽好きの客もいないようで、我々だけがリクエストし放題。ここは洋楽のお宝映
              像ごっちゃりとあって、しかも店主もかなりウルサイ方らしく。恐々マイルスをお願いしま
              すと言ったら、案の定どの時代のマイルスにしますか? と。モード時代のマイルスを注文
              し、その後はJ.J.ケールに聴き惚れ、ジャニスに泣き・・・・・。

               合流した京都在住の「微笑みのデザイナー」嬢の帰宅時間を心配し、同行のT氏の眠そう
              な目にお開きにしようとしたのが2:30。席を立とうとしたらスクリーンにはブエナビスタ
              が。これじゃ帰れません。と言いながら数曲聴いて泣く泣く後にした次第。
               店内の写真を、と思ったんだけど初めての店でそんな失礼なことは言えませんて。
              で、このカードとマッチをいただいてきて、パチリ。

               京都はハイシーズンですから当然宿はとれませず。男二人、二条城脇で車中泊。
              T氏は寝袋、私は毛布で。

               当地のコインパーキングはこの金額。安すぎませんか。そりゃ安いに越したことはないけ
              ど、いかになんでも安すぎますって!! 京都一泊、二人で300円!!!

               
               駐車場脇の路地をパチリ。

               赤瀬川原平風にパチリ

               玄関脇のあれこれ、も・・・・・・・パチリ

               翌日は、I君と合流し懇意にしている金物卸問屋のショールーム。さらにアクリルの会社
              で打ち合わせ。東京には夜中の12:00頃に着きまして。帰路途中は、T氏とあれこれ話し続
              け、おかげさまで眠気も一切なくあっという間でした。

               T氏は、私が卒業した関連校の卒業生であったことが縁の始まり。アマチュアだけどライブ
              をやっていてギターも十数本お持ちの奇特な方。こんなに長い間話し続けるのは初めてだっ
              たんだけど、まったく尽きる事なく飽きる事なく。なかなかというか、かなりというか、相
              当というか、まことに心底に気持ちの良い旅でございました。

              なかなかの歴史はナカナカ古い・・・・・・・・・・の、村越でした。

              そして浜松へ

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                 静岡で美味しい親子丼を食した後、相変わらずの豪雨の中、一路浜松。なかなか京都には着かないのでアリマス。建築家・藤森照信氏が設計した秋野不矩美術館が次の目的地。http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/

                 日が落ち、しかも豪雨。建物外観は見れないかも。とは思いつつ。やはり、かなり暗く
                なって見えることは見えるけど私のカメラでは撮れませぬ(フラッシュの解除がわからず)
                そこで同行のT氏の携帯カメラでパチリ。

                 屋根からの樋(木製)から雨水が盛大に。まるで滝のよう。豪快という言葉がぴったり。
                雨は大変だけど、雨でなきゃこんな光景見れませんから。ラッキーといえばラッキー。写
                りが悪いけど、落ちる雨水見えますかしら。

                 すでに閉館ぎりぎりですから、館内は我々二人と館員の方のみ。ここは土禁、日本画に
                土足は似合わないという藤森氏の考えです。それに合わせて2室の床は大理石と簾状の敷
                物(材料がわかりまへん)。肌触りが違います。きっと夏はよろしいのでしょう。楽しめ
                ました。入口床と壁はワラのザク切りを混ぜた壁土、藤森氏得意の仕上げで。これも◎。

                 氏の建築をTVで観た時「縄文建築団」という素人集団が、建築の一部を担当することを
                知りましたが。この美術館では外の手すりとこのテーブル&椅子がそれのようです。杉の
                板をザックリと組み、天板を斧でバッサリと割った作り方は気持ちイー。いかにも素人的
                発想。材料を目の前にして「どうすべえか?」とあれこれ思いめぐらせている様子が目に
                浮かびます。

                 割れた切り口は、手が触れてもケガしないように適度に磨いてあります。サンドペーパ
                ーではムリ、多分硬いブラシのようなもので磨いたのだろうと。同行のT氏と意見が一致。
                それにしてもいさぎよい仕上げですなァー。

                 かなりの長さのテーブルですから真ん中で繋いであります。白い四角は、繋ぐためのボ
                ルトを隠すため、でしょう。下から見るとボルトが見えましたから。2枚の板の合わせ目、
                四角穴のえーかげんな作りがなんともいえません。私は好きですけど。四角の穴を開け、
                ボルトで固定し、その後白い漆喰かなにかで穴を埋める。プロはきれいにとか技を用いる
                とか、するところだけどなんせ素人集団ですから。そんなことには目もくれず、ズンズン
                と作っています。

                 こちらは同様の作りのベンチ。見えにくいけど、右端壁側の座板がテーブルと同じ仕上
                げ。左奥にはちっちゃな背もたれ。
                 なんせ素人ですから、脚が座板を突き抜けています。脚と座板を組んだ後に、座板をザッ
                クリと割ったのでしょう。どの程度割れるのかわかりませんから、割りすぎて脚が出てきて
                しまったのでしょう。微笑ましい仕上げがりです。板が厚いから多少の割れ目はへっちゃら
                さ。

                 世の中なんでもかんでもキレイになってきています。プロと素人の距離はますます大きく
                なり、建築の世界でも、ほとんど素人が手を出す事はなくなりました。これは家具の世界で
                もおんなじこと。手作りが好きな方はいるし、作っているけど、そうでない人は買うことで
                しか参加できないのではないでしょうか。モノを作るというのはもっと楽しいものだし、フ
                ツーの人でも出来ることなんだけど、なかなか。

                 この美術館は、ロケーションも抜群(特に喫煙テラスからの見晴らしは素晴らしい)。
                だけど残念ながらお茶が飲めないのです。芝生の庭は天気が良ければ座ってお茶を飲みたい
                と思うのは私だけではないはず。なのに、お茶が飲めない。高台にあって駐車場からはけっ
                こうな坂を歩かねばならないのに、お茶が飲めない。良い絵画を見た後には、ゆっくりと
                一服して思い巡らせたい。なのに、館内ではお茶が飲めない。

                 素敵な場所に素敵な美術館。そこには地元出身の画家の作品がある。ここまではまこと
                にけっこうなことですけど、それをどのように生かし育んでゆくか。これが運営する組織
                に求められることではないかしら。感じの良い館員の方々も、もっと積極的に来場者の方々
                と接したいと思っている様子がアリアリと感ぜられたので。より一層そう思ったのですけ
                ど。

                 いよいよ、京都へ。何時に着くのか不安・・・・・・・・・・な、店主なのでした。

                 

                静岡の親子丼

                0
                    11月19〜20日に京都まで行ってきました。
                   NY在住のI君の作品製作のためのアクリル会社訪問が発端。合わせていくつかの用事を作り
                  上げ急遽。愛車で行くので、後部座席が空いている。友人のT氏を誘ったら即同行が決まり、
                  3人旅となるところが・・・・I君は現地で落ち合うことになり、結局T氏との二人旅。

                   せっかく車で行くんだから、途中で親子丼を食べることに。以前阿佐田哲也氏の本の中で
                  静岡・中村屋の親子丼を知りまして。これは行かにゃなるまい、と願っておったのです。
                  昔、関東で親子丼といえば「これ!」だったとのこと、たまたま会った永六輔氏もこの店を
                  愛用されていたことで意気投合。曰く付きのこの親子丼、今じゃ日本全国広しといえども
                  ここでしか食すことができない逸品らしい。いや、きっと逸品でしょう。と、意気込んで
                  いざ出発。

                   当日は豪雨、高速で水たまりにハンドルを取られながら営業時間ギリギリ滑り込み。私は
                  親子丼、連れのT氏は鶏肉フライとビール!! 言うまでもないけど、私は運転手ですから
                  ビールは×。それをわかっていながらビールを注文するT氏の心に暖まる店主。自然で遠慮
                  のない友人関係は得難いものです。さておき、けっこうな時間の後出て来た親子丼は、
                   コレですよ!! ウーム・・・・・。どーです・・・・・・・。私だって見た事ない。
                  なんかお弁当みたい。

                   半面の卵はポロポロ状ですが、サラサラではありません。粘っこい炒り卵とでもいいま
                  しょうか。卵焼きに砂糖を入れると「照り」が出ますけど、そんな感じです。もう半面は
                  鶏肉、椎茸、筍と薄切りの何か。私はかまぼこだと思ったけどT氏は違うもの(忘れました)
                  と。具の下にあるごはんは醤油味の炊き込みご飯。

                   
                   左にご飯が見えています。ご覧のように卵はけっこうな量(厚み)があります。
                   味は甘めですが、しつっこくなくまことにけっこう。煮物も多分注文後に煮込んだようで、煮染めたような味ではありません。T氏にもお裾分けし、そのせいか彼は半熟親子丼
                  を追加注文。この半熟親子丼は最初に確認した時に「普通の親子丼とは違う」と言われて
                  いたので、いかなるお姿かと思っていたのですが、出て来たのは・・・・・・・

                   ウッヒョー! 見事期待通りの・・・・・・なんザンスかこれは?? 食材の原型は
                  ほとんどなく、二人とも一瞬お口アングリ。早速、私も小分けしていただきモグモグ。
                  おいしーぞ、これ。ちょっとシチューみたい、あるいは「ぬた」のような。いろんなもの
                  が入っていて味もビミョー。絶対に家では作れない味、と二人の意見は一致。なかなか素
                  晴らしいバランス。

                   ついでに、お店の心遣いも紹介しておきましょう。

                   ピンクの箱はウェットテッシュ。鶏フライと一緒に出てきました。もちろん、箸があり
                  ますけど、テッシュでもどうぞ。ということかしら。手でつまんで食べてもいい。そーい
                  うお客もいるんだろう。箸でも手でも、どちらでもどーぞな心遣い。お茶は小さな急須に。
                  自由に飲んでください、ということで。私はこーいう気遣い大好きなもんで。心に染み入
                  るというとちょっと大袈裟だけど、とにかく心に残りました。

                   むろんというか勿論というか、店内は喫煙可であります。これも嬉しかったなァ。

                   私が頼んだのは親子丼の特上1150円、半熟は確か800円。決して高くはありません。
                   満足してお金を払おうとして店を見回したけど、どこで支払うのかな? 入口付近には
                  レジがありません。と、思ったらありましたョ。厨房入口脇にちょこんと。

                   いいなァ、コレ。ちんまりしてて。控えめでさ。こうでなきゃいけません。
                   店内の写真も撮りたかったんだけど、初見でそんなこと言えません。恐るおそるここの
                  写真撮ってもいーですか、と聞いたら。怪訝な顔してどーぞと。どこが面白いんだろうか
                  という感じでしたけど、私しゃ喜んでパチリ。

                   客席を含め店内は、決して新しくもないし、きれいというわけでもないけど。充分に清潔
                  だし、手入れがされてるし、毎朝拭き掃除がきっちりされている様子が伺えて二人とも納
                  得。定食屋さんの鏡とも言える雰囲気が充満しておりました。

                   奥に見えるのは厨房。T氏はその広さに驚いた様子。たしかに、店と同じかもっと広い
                  ような感じに見えました。働いていたのは女性二人と店主らしき男性一人。豪雨でもあり
                  初めての地でもあったため迷子の電話、教えてもらった通りに進むと行く手に店主の方が
                  待っていてくれました。そんな店主と素敵な店内、けっこうな料理と気配りの接客、今時
                  真っ当な料理店でありました。

                  次は、浜松の美術館へ・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


                  逸品 大好き

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                      今日は、土曜日。やはり、今週もあっという間に過ぎてしまった。なぜに時間は素早く
                    過ぎさるのでしょうか。年取るにつれスピードは確実に早くなってきています。店にある
                    昔からの柱時計と最近の置き時計を比べたら柱時計の方が遅れます。なるほどネ。そーい
                    うことか。どーりで。だったらワカル。つまり、昔よりも時間の経つのが早くなっている
                    わけですな。

                     こんな奇妙なストーリーが満載だったドラマがありましたっけ。中学生の頃だったから
                    約50年ほど前、日本では吹き替え版で「ミステリー・ゾーン」、アメリカでは「Twilight
                     Zone」と呼ばれた30分ドラマ。ほとんど熱中して観ていた店主。その頃、あれほど熱狂
                    していた番組が今の私が観ても面白いのか? との疑問を解決すべくだいぶ前から探して
                    いたと思って下さい。
                    (今の店主の性格の一端はこの番組の影響大なのです。非現実的といいますか幻想的とい
                    いますか、その後夢野久作や筒井康隆、山田風太郎やエッシャーなどに傾倒していったの
                    もむべなるかな)

                     ネットやアマゾンでも検索できますが、これが異常な高値。ビデオでさえ4000円とか
                    8000円とか。甚だしいのは数万円の値がついとります。ハイ。DVDも同様で、はてさて
                    どうしたものか。思案投げ首、手をこまねいている間にも時は過ぎ行き・・・・・・。
                    忘れた頃に検索し、しばらく忘れて、また検索。ひょっとして安く出品されているかも。
                    というセコイ望みは打ち砕かれるのでありました。

                     古い番組ですから誰に聞いていいのやら。
                     ところが、先日ひょんなことからニコニコ動画で観れることがわかり、大喜びで観たと
                    さ。いーじゃん、やっぱり。白黒で画像は古いけど、中味はしっかり。今の私が観ても
                    充分に面白い、懐古趣味ではありませんぞ。とはいえ、安心してバカスカ観ることはで
                    きません。観れる番組が多くないから、少しずつ観ないとすぐに終わってしまいます。こ
                    こはひとつ焦ることなくゆっくりと貴族的な心で楽しまなくてはなりません、て。

                     この番組もやはり逸品でしたが、この商品も同様の不思議な逸品。
                     ほぼボールペンサイズ。左にフックが付いとります。ボールペンみたいにポケットに差
                    し込んで使えということでしょう。つまり、携帯用の何かということなんです。

                     発見地はオーストリアのウィーン。食器やら台所用品の店でした。日本でも売っている
                    のかどーか、わかりませんけど。一目見て即購入。2〜3千円でしたか。
                     全身がバネですから、このよーにぐんにゃりと曲がります。

                     左右に付いているのは、頭が木でネジが付いている2つのふた状のつまみ。

                     あたりまえですが、中は空洞。黒く見えているのはゴム。

                     最近、私が関係している学校の最初の授業の時に見せていますから知っている人もいる
                    でしょう。もちろん、これは使い道があります。立派なプロダクト商品です。ただし、私
                    はいまだに使ったことがありません。チャンスがないこともあるけど、使えることは使え
                    だろうけど、果たしてちゃんと使えるのかどうか大きな不安があるから。いえね、試した
                    ことはありますよ、そりゃァ。試した末に言ってるわけですから。

                     相変わらずなお騒がせ・・・・・・・・・・・・・・・の、店主でした。


                    トホホな看板

                    0
                        店の前に置いてある看板、気がついたらカッティングシートの文字が傷つき剥がれており
                      まして。あれれ! どーして?。そーいえば先日の台風の時に倒れたっけ。そんときに。な
                      るほど。そーいうこと。早速、文字だけを修正しようと思ったら、ガリッと小破壊、ついで
                      大破壊。有りもののアクリルで作ったのが女神の逆鱗に触れてしまったか! お許しを、と
                      あわてて木で作り直しました。

                       ホームセンターへ行って2枚の板を買い、接着して1枚に。つまみと取っ手の店なんだか
                      ら、それも入れて。文字を大きくし。出来上がったのがコレ。
                       
                       中央横一文字に取っ手らしきものを付け、周囲の丸ポチはイタリア製のツマミを並べま
                      した。言わなきゃわかんないだろうけど、丸ポチと横一文字を縦にし、足りない丸ポチを
                      付け足すと楕円になり・・・・・・・これは、見ようによってはかなり危ないマーク。途
                      中で気がついて、そう見えないようにちょっと工夫したわけでアリンス。

                       店名文字は木を切り抜き、上下の小さな文字は書き文字。材料はブナ材、表面は白塗装。
                      自慢じゃないけど我が工房の糸鋸盤は世界一「HEGNER」社のものでして、腕はともかく
                      機械性能は素晴らしいのです。厚さ6センチの板もきれいに切断できる優れもの。

                       最初、小さな文字も切り抜こうとしたんだけど、小さすぎて指と刃がいまにも触らんば
                      かりに近接し、それでもやってみようと思ったけど。恐すぎて軽く挫折しました。リハビ
                      リ中の私にはムリ、ちょっと考えればわかりそーなもんだけど、やってみなくちゃわから
                      ない。いつもながら、テキトーな癖は抜けません。

                       
                       使ったツマミと作った取っ手。ツマミはおよそ10年前、福岡の会社からゴソッと買い求
                      めたもので、まんず在庫はたっぷりとあるので、ここを先途と使わせていただきましたワ
                      イ。取っ手は有りものの木。名前は確か「マコーレ」だったかな。固くて好きな木ですが
                      困ったことに切り粉が鼻を刺激してくしゃみが止まらなくなります。そして鼻水も。決壊
                      したようにとめどなく鼻水はダダもれ状態になるのでアール。

                       文字の位置を決め、書いたり貼ったりし、さいごに塗装。外に置きますから塗装はガッ
                      チリとせねばなりませんて。抜き文字は小筆でシコシコ2回塗り、最後は全体にスプレー
                      でブワーと一気に。これも2回塗り。ようやくといった次第。

                       相変わらずリハビリの身ですから小さなことは気にせずに、大きなこともドンドンと見
                      て見ぬ振りでやっつけました。とにかく作ることに慣れることが先決ですから。クオリティ
                      の優劣はさておき、っぱなし。これでいいのか? いいのいいの、とにかく作り続けるこ
                      とにしましょう。

                       さても、相変わらずな・・・・・・・・・店主なのでした。



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